5階建て2階住戸の結露問題とカビ対策:健康被害を防ぐための具体的な解決策

5階建ての2階も真中に住んでいますが、自分の家だけ結露がとくにひどいように感じています。建て物は東南向きの3LDKです。 1、使っていない部屋の壁にカビが生えている。(窓側) 2、外との温度差がある場合、かならず雑巾1枚では吹ききれないほどの結露ができる。 3、使っていない部屋のクローゼットの服にカビが生えた。 4、玄関のドアも結露がひどく、水たまりができるほどである。 5、玄関の皮靴にカビが生えた。 6、廊下にドアや窓の下から水が出ている。(その階と上の階を見たがうちの部屋だけ水が流れていた) 現在2歳の子供がいて、健康面ですごく心配です。 花粉症のためほとんど窓は開けずに、室内ぼしをしています。(よくないことは分かっていますが・・・・) お風呂も入った後、30分~1時間ぐらい換気扇を回しています。 料理中は毎回換気扇を回しています。 説明不足で分かりずらいと思いますが、何か良いアドバイスをお願いします。補足築年数は、1996年頃だったと思います。(すみません賃貸なので契約書を見ましたが、よくわからなかったのでうる覚えです) 場所は千葉県です。

深刻な結露とカビ問題:原因と対策

千葉県、築約25年の5階建て賃貸マンションの2階に居住し、結露とカビに悩まされているとのこと。特に、使っていない部屋の壁やクローゼット、玄関ドアなどに深刻な結露が発生し、カビまで発生している状況は、健康被害の危険性も高く、早急な対策が必要です。 お子様もいらっしゃるため、より一層迅速な対応が求められます。

結露の原因は、室内の湿気と外気温の差です。 窓や壁の断熱性能が低く、室内の暖かい空気が冷やされて結露が発生しやすくなっています。 さらに、花粉症のため窓を閉め切っていること、換気不足も大きな要因と考えられます。 玄関ドアからの漏水は、建物の構造的な問題や、雨漏りの可能性も考えられます。これは、管理会社に速やかに報告し、調査を依頼する必要があります。

結露対策:具体的なステップ

1. 管理会社への連絡: まずは、賃貸物件の管理会社に状況を詳しく報告しましょう。玄関からの漏水は特に緊急性が高く、早急に原因究明と修理が必要です。結露についても、建物の老朽化による断熱性の低下が原因であれば、修繕を依頼できる可能性があります。

2. 換気方法の見直し: 室内干しは結露を悪化させる大きな要因です。花粉症対策として窓を開けられない状況とのことですが、換気は必須です。以下の方法を試してみてください。

  • 24時間換気システムの確認: マンションには24時間換気システムが設置されていることが多いです。それが正しく機能しているか確認し、フィルターの清掃や交換を行いましょう。
  • 窓の開閉: 花粉症対策として、花粉の少ない時間帯(早朝や夜間)に窓を短時間開けて換気する「換気時間」を設けることを検討しましょう。花粉対策用のフィルターや空気清浄機も有効です。 換気扇を回すだけでは、十分な換気とは言えません。
  • 除湿機の活用: 除湿機は、室内の湿気を効率的に除去し、結露の発生を抑える効果があります。特に梅雨時期や冬場は、除湿機を積極的に使用しましょう。 コンプレッサー式とデシカント式の2種類があり、それぞれに特徴があるので、部屋の広さや状況に合わせて選びましょう。
  • 換気扇の適切な使用: 調理中や入浴後はもちろん、こまめな換気を心がけましょう。換気扇のタイマー機能を活用するのも有効です。

3. 断熱対策: 窓や壁の断熱性を高めることで、結露を抑制できます。

  • 窓の断熱シート: 窓に貼る断熱シートは、手軽に断熱性を向上させることができます。様々な種類があるので、状況に合わせて選びましょう。特に結露のひどい窓には、効果的です。
  • カーテン: 厚手のカーテンは、保温効果があり、結露の抑制に役立ちます。夜間は必ずカーテンを閉めて、室温の低下を防ぎましょう。
  • 窓枠のコーキング: 窓枠と壁の隙間から冷気が入り込むことで結露が発生することがあります。隙間を埋めるコーキング剤を使用することで、断熱性を高めることができます。ただし、賃貸物件の場合、管理会社に相談が必要です。

4. カビ対策: カビは健康に悪影響を与えるため、徹底的な対策が必要です。

  • カビの除去: すでに発生しているカビは、漂白剤などで丁寧に除去しましょう。 カビ取り剤を使用する際は、換気を十分に行い、ゴム手袋などを着用して、安全に作業を行いましょう。 除去後も、湿気がこもらないように注意が必要です。
  • カビ予防: カビの発生を防ぐためには、湿気を除去することが重要です。 除湿機や換気を活用し、常に乾燥した状態を保ちましょう。 また、定期的に部屋の掃除を行い、清潔な状態を保つことも大切です。
  • 防カビ剤: 防カビ剤を塗布することで、カビの発生を防ぐことができます。 特にクローゼットや浴室など、カビが発生しやすい場所には、効果的です。

5. 専門家への相談: 上記の方法を試しても改善が見られない場合は、建築士や不動産会社などに相談し、専門家の意見を聞きましょう。 原因を特定し、適切な解決策を見つけるために、専門家のアドバイスは不可欠です。

インテリアとの調和:結露対策とデザイン

結露対策は、健康面だけでなく、インテリアにも影響します。カビの発生は、壁紙や家具を傷める原因にもなります。 結露対策とインテリアの調和を図るために、以下の点を考慮しましょう。

結露対策とインテリアの両立

  • デザイン性の高い除湿機: 機能性だけでなく、デザイン性にも優れた除湿機を選ぶことで、インテリアの雰囲気を損なわずに結露対策を行うことができます。
  • 断熱効果のあるカーテン: 機能性とデザイン性を両立させたカーテンを選ぶことで、断熱効果を高めつつ、インテリアにもアクセントを加えることができます。厚手のカーテンだけでなく、遮光カーテンなども効果的です。
  • カビ対策にも配慮した家具選び: 通気性の良い素材の家具を選ぶことで、カビの発生を防ぐことができます。また、床から少し離れた場所に家具を配置することで、湿気の滞留を防ぎます。
  • 壁面装飾: 結露しやすい壁面に、通気性の良い素材の壁面装飾を取り入れることで、結露によるダメージを軽減することができます。ただし、賃貸の場合は管理会社に確認が必要です。

ベージュの壁や家具は、落ち着いた雰囲気で、リラックス効果も期待できます。 ただし、光を反射する性質があるため、部屋を明るく見せる効果もあります。 結露対策とインテリアの両立を図る上で、ベージュは良い選択肢の一つと言えるでしょう。

まとめ

結露とカビ問題は、健康被害につながる深刻な問題です。 管理会社への連絡、換気方法の見直し、断熱対策、カビ対策など、多角的なアプローチで問題解決に取り組むことが重要です。 専門家のアドバイスも活用しながら、快適で健康的な住環境を築きましょう。 お子様の健康を守るためにも、早急な対応を心がけてください。

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