4世帯住宅の給湯トラブル解決!コストを抑えた快適な温水システム選び

給湯システムに付いてお聞きします。私の住まいは4階建で3階と4階で4世帯で各階に2世帯ずつ暮らしています。2階は 1DKが3部屋のアパートです、1階は店舗です。屋上に貯水タンクがあります。給湯システムを使用するのは、3階と4階だけです。最初はソーラーでお湯をタンクに貯めるシステムで、とても良かったのですが、2年位使用したらタンクが破裂してしまいました。次が九電の深夜電力で沸かすタイプに代わりましたが、お湯の出方はあまりよくなく、特にお風呂のシャワーは殆ど出ませんでした、4世帯が使うにはタンクが小さかったのかも知れません。今はプロパンガス屋さんに、給湯器を付けてもらいました(屋上に)。ガス屋さんの言うには4世帯ならこの型で十分ということでした。しかし水圧のせいか、中々お湯になりません、水量も少なくて細い線状位しか水は出ません、でも突然お湯が気持ち良いほど出る日が2~3日続きます、でもまた朝からずうっとお湯に成りませんので、業者に見てもらいましたら水圧が不足だろうと言われて、電力ポンプを付けたらと言われ見積もりを取ったら、60万円位掛かるという事です。何方かもっと安く解決できる方法を教えて下さい。宜しくお願い致します

4世帯住宅の給湯問題:原因と解決策

4階建て住宅、3階と4階4世帯分の給湯システムでお困りの状況、大変お察しします。ソーラー、深夜電力給湯器、そして現在のプロパンガス給湯器と、様々なシステムを試されてきたとのこと。現状は水圧不足によりお湯の出が悪く、電力ポンプ設置の見積もりで60万円という高額な費用が提示されているとのことですね。

まずは、問題の原因を整理し、よりコストを抑えた解決策を探っていきましょう。

水圧不足の原因究明

60万円という高額な電力ポンプ設置の前に、水圧不足の原因を正確に特定することが重要です。いくつかの可能性を検討してみましょう。

  • 給水管の経年劣化:長年使用している給水管が錆びたり、詰まったりしている可能性があります。特に、4階建て住宅では、給水管の経年劣化による水圧低下は避けられません。配管の点検・修理が必要かもしれません。
  • 給湯器の能力不足:プロパンガス給湯器の能力が、4世帯分の同時使用に不足している可能性があります。お湯の出が不安定なことから、この可能性も高いです。給湯器の機種や能力を確認し、必要であれば、より能力の高い機種への交換を検討する必要があります。
  • 配管の詰まり:給水管や給湯器への配管に、砂や異物が詰まっている可能性があります。配管の洗浄が必要となる場合があります。
  • 貯水槽の問題:屋上にある貯水槽の状態も確認が必要です。貯水槽自体に問題がある、または貯水槽から各世帯への配管に問題がある可能性も考えられます。
  • 水圧調整弁:給水管に水圧調整弁が設置されている場合、その調整が適切でない可能性があります。弁の調整や交換が必要かもしれません。

コストを抑えた解決策

電力ポンプ設置は高額なため、まずは以下の手順で解決策を探ることをお勧めします。

1. 専門家による診断

複数の給湯器業者や水道工事業者に連絡し、現状の給湯システムを診断してもらいましょう。診断には費用がかかりますが、原因を特定し、適切な解決策を提案してもらうことで、無駄な費用を抑えることができます。 診断時に、各階の水圧を測定してもらうことが重要です。

2. 給水管の点検・修理

診断の結果、給水管の経年劣化が原因であれば、部分的な修理や交換で解決できる可能性があります。全体的な交換は高額になりますが、部分的な修理であれば費用を抑えることができます。

3. 給湯器の能力見直し

診断の結果、給湯器の能力不足が原因であれば、現在の給湯器をより能力の高い機種に交換することを検討しましょう。ただし、交換費用は高額になる可能性があるため、複数の業者から見積もりを取り比較検討することが重要です。

4. 配管の洗浄

配管の詰まりが原因であれば、配管洗浄を行うことで解決できる場合があります。配管洗浄は、電力ポンプ設置に比べて費用が安く済む可能性があります。

5. 貯水槽の点検

貯水槽の状態も確認が必要です。貯水槽の修理や交換が必要な場合は、高額になる可能性がありますが、貯水槽の清掃だけでも改善が見られる場合があります。

具体的なアドバイス

* 複数の業者から見積もりを取る:複数の業者から見積もりを取り、価格やサービス内容を比較検討することで、最適な業者を選ぶことができます。
* 給湯器の機種を比較検討する:給湯器には様々な機種があり、それぞれ価格や性能が異なります。自分のニーズに合った機種を選ぶことが重要です。省エネ性能の高い機種を選ぶことで、ランニングコストを抑えることができます。
* 補助金制度の活用:自治体によっては、省エネ機器の導入に対する補助金制度があります。補助金制度を活用することで、費用を抑えることができます。
* 長期的な視点を持つ:初期費用を抑えることにばかり気を取られず、長期的なランニングコストやメンテナンス費用も考慮して、給湯システムを選びましょう。

インテリアとの調和

給湯システムは目に見えない部分ですが、快適な生活を送る上で非常に重要な要素です。 給湯器の設置場所や配管などが、インテリアデザインに影響を与える可能性があります。 例えば、屋上に設置する給湯器は、景観を損なわないように配慮する必要があります。 また、配管は目立たないように工夫する必要があります。 ベージュ色の壁や、ブラウン系の家具が多いお部屋であれば、給湯器の配管をベージュ系のカバーで覆うなど、インテリアとの調和を意識した工夫をしてみましょう。

まとめ

4世帯住宅の給湯システムのトラブル解決には、まず原因の特定が重要です。 高額な電力ポンプ設置の前に、複数の専門業者に診断を依頼し、給水管の点検、給湯器の能力見直し、配管洗浄など、より費用を抑えた解決策を検討しましょう。 そして、快適な生活とインテリアの調和を両立できるシステムを選びましょう。

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