2階LDK、1階居室の間取りにおける遺影・神棚の設置場所と、中古住宅リフォームにおける神主さんへの依頼時期について

長文失礼致します。2階がLDKで1階が居室の間取りで1階の母の部屋に父の遺影神棚(900×400)を置きたい場合、壁付け食器棚(900×450)の下階に置いて天井に空または雲の紙を貼っても大丈夫でしょうか?もしダメなようでしたら母とは別々になってしまいますが、リビングの片隅に置くことになりそうです…。でも神様にたいして食器棚の下が失礼なようでしたら母はリビングに置かなきゃね…と言っています。他の1階の部屋は上がサニタリーやトイレになってしまいます…。また、中古住宅を購入しましたが外構全般と一部内部リフォームが必要な場合、いつ神主様にお祓いをお願いしたらいいでしょうか?完成後の引越し前でしょうか?着工前でしょうか??一度に二つも質問してしまい大変申し訳ございませんがどなたか宜しくお願い致します。

1.遺影と神棚の設置場所について

ご両親のお気持ち、そしてご先祖様への敬意を込めたご相談、誠にありがとうございます。 ご自宅の間取りと、神棚の設置場所に関するご心配、よく分かります。まずは、神棚の設置場所について、いくつかの点を考慮して検討していきましょう。

神棚の設置場所に関する注意点

神棚は、神様をお迎えする大切な場所です。そのため、設置場所にはいくつかの注意点があります。

  • 清潔な場所であること:埃や汚れが溜まりやすい場所は避け、定期的に清掃できる場所を選びましょう。
  • 安定した場所であること:地震などで倒れる危険性がないよう、安定した場所に設置することが大切です。壁掛けの場合は、しっかりとした壁面を選び、耐震対策も考慮しましょう。
  • 高い位置であること:神棚は、床からある程度の高さに設置するのが一般的です。食器棚の下は、高さは確保できるかもしれませんが、食器棚自体が安定しているか、また、神棚が食器棚に近すぎることで、神棚への敬意が欠ける可能性も考慮する必要があります。
  • 直射日光や雨風が当たらない場所であること:直射日光や雨風は、神棚を傷める可能性があります。日当たりが良い場所であっても、カーテンなどで調整できる場所を選びましょう。
  • 不浄な場所を避けること:トイレや浴室、台所など、不浄な場所の近くは避けましょう。今回の間取りでは、1階の他の部屋がサニタリーやトイレの上階であるため、母の部屋が最も適していると考えられます。
  • 北向きを避けること:神棚は、一般的に南向きか東向きに設置するのが良いとされています。ただし、必ずしも厳格に守る必要はなく、上記のような点を優先的に考慮することが重要です。

食器棚の下に神棚を設置することの是非

食器棚の下に神棚を設置することについては、必ずしもNGではありませんが、好ましくないと考える方が多いでしょう。食器棚は日常的に使用される場所であり、常に人の手が触れるため、神聖な空間である神棚の場所としては不適切と感じる方もいるかもしれません。天井に空や雲の紙を貼ることで、雰囲気を改善することはできますが、根本的な問題を解決するとは限りません。

代替案の提案

お母様と離れてしまうことを避けたいというお気持ちも理解できます。もし、食器棚の下がどうしても気になるようであれば、以下の代替案を検討してみてはいかがでしょうか。

  • 母の部屋の別の場所に設置する:食器棚以外の壁などに、神棚を設置できるスペースがないか確認してみましょう。小さな神棚であれば、比較的狭いスペースにも設置可能です。
  • 壁掛けタイプの神棚にする:床置きタイプではなく、壁掛けタイプの神棚であれば、スペースを有効活用できます。
  • 神棚のサイズを見直す:900×400というサイズは、やや大きめです。よりコンパクトな神棚に変更することで、設置場所の選択肢が広がる可能性があります。
  • リビングの一角に、専用の棚を設置する:リビングの一角に、神棚専用の小さな棚を設置し、落ち着いた雰囲気を演出するのも良いでしょう。落ち着いた色の家具や、間接照明などを活用することで、神聖な空間を演出できます。

2.中古住宅リフォームと神主さんへの依頼時期について

中古住宅のリフォームと神主さんへの依頼時期については、完成後の引越し前にお願いするのが一般的です。

着工前にお祓いをする場合

着工前に神主さんにお祓いをお願いする場合、土地や建物の浄化、工事の安全祈願といった意味合いが強くなります。リフォームの場合、大規模な改修でない限り、必ずしも必要ではありません。

完成後、引越し前にお祓いをする場合

完成後、引越し前にお祓いをすることで、新しい住まいへの移転を神様に報告し、家内安全や繁栄を祈願することができます。リフォーム後、新しい生活を始めるにあたり、気持ちの良いスタートを切るためにも、おすすめです。

専門家の意見

神職の方々にも様々な考え方が存在しますので、リフォーム規模やご自身の信仰の深さなどによって、最適な時期は変わってきます。迷う場合は、複数の神職の方に相談してみるのも良いでしょう。

まとめ

神棚の設置場所や、中古住宅リフォームにおける神主さんへの依頼時期については、様々な要素を考慮して判断する必要があります。この記事でご紹介した点を参考に、ご家族で話し合い、最適な方法を見つけてください。 大切なのは、ご先祖様への敬意と、ご家族の幸せです。

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