2階へのキッチン設置:費用とメリット・デメリット、同居家族の体験談

現在2階に6畳が3部屋、10畳、四畳半の納戸、シャワールーム、洗面所、トイレがあります。義親と同居していて水回りすべて一緒でやはり不自由があるので、2階にアパートサイズくらいのキッチンをつけられたら…と考えています。改めて2階の間取りを変えようとは思っていません。納戸とシャワールームが隣接しているので、シャワールームを撤去して(納戸が半分になってもよい)その辺りのスペースにキッチンを付けられたら…と思っていますが、費用はだいたいどれくらいかかりますか?おおよそで構わないので教えてください。また同居の方で、キッチンを別にして食事別にした方、どうですか?楽ですか?やはり一階が気になりますか?よろしくお願いします!

2階へのキッチン設置:費用について

2階にキッチンを設置する費用は、以下の要素によって大きく変動します。正確な見積もりは、建築業者への依頼が不可欠です。しかし、おおよその費用感を知るために、項目別に見ていきましょう。

1.キッチン本体の費用

アパートサイズ程度のキッチンであれば、システムキッチンで50万円~150万円程度が相場です。材質、機能、サイズによって大きく価格が変わります。例えば、ステンレス製のシンプルなキッチンは比較的安価ですが、高級感のある天然木を使用したキッチンは高価になります。また、食器洗浄乾燥機やIHクッキングヒーターなどの機能を追加するほど、費用は高くなります。

2.給排水工事費用

既存の給排水管から新しいキッチンへの配管工事が必要です。これは、既存の配管状況やキッチンの設置場所によって費用が大きく変動します。既存の配管を利用できる場合は比較的安価ですが、新たに配管を敷設する必要がある場合は、30万円~100万円以上かかる可能性もあります。特に2階への給排水工事は、配管の経路確保や壁・床の開口が必要となるため、費用が高くなる傾向があります。

3.電気工事費用

コンセントや照明の設置、IHクッキングヒーターなどの電気機器の接続工事が必要です。これは、キッチンの規模や電気機器の種類によって費用が変動しますが、5万円~10万円程度を見込んでおきましょう。

4.内装工事費用

キッチンの設置に伴い、壁や床の改修が必要となる場合があります。シャワールームの撤去、納戸の縮小に伴う壁の造作、床の張り替えなど、状況に合わせて費用は変動します。10万円~50万円程度を見積もっておくべきでしょう。

5.その他費用

設計費用、申請費用、廃棄物処理費用など、その他諸費用も考慮する必要があります。これらの費用は、5万円~10万円程度を見積もっておきましょう。

全体費用のおおよその目安

上記の費用を合計すると、100万円~400万円程度の費用がかかると予想されます。これはあくまで大まかな見積もりであり、実際の費用は、キッチンの仕様、工事の難易度、業者によって大きく異なります。複数業者に見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。

2階キッチン設置のメリット・デメリット

2階にキッチンを設置することのメリットとデメリットを整理してみましょう。

メリット

* プライバシーの確保:義親と完全に独立した空間で料理や食事ができます。
* 生活動線の改善:寝室に近い場所にキッチンがあれば、朝の支度や夜間の食事がスムーズになります。
* 騒音の軽減:1階で調理する際の騒音を気にせず、自由に料理ができます。
* 独立性:生活リズムの異なる家族でも、お互いを気にすることなく生活できます。

デメリット

* 費用:設置費用が高額になる可能性があります。
* 構造上の問題:2階への設置は、建物の構造上、難しい場合もあります。専門家の確認が必要です。
* 搬入:キッチン設備の搬入が困難な場合があります。
* メンテナンス:給排水設備のトラブル発生時の対応がやや複雑になる可能性があります。

同居家族の体験談

実際に2階にキッチンを設置し、同居生活を送っている方の体験談をご紹介します。(※架空の事例です)

佐藤さんご家族(義父母と同居)は、2階に小さなキッチンを設置しました。当初は費用面で不安もありましたが、生活の質が向上したと語っています。「以前は義父母とキッチンを共有していたので、料理のタイミングや食事の時間が常に気になりました。しかし、2階にキッチンを設置してからは、自分のペースで料理や食事ができるようになり、ストレスが大幅に軽減されました。義父母との関係も良好に保てています。」と、佐藤さんは話しています。

まとめ

2階にキッチンを設置するかどうかは、費用対効果、生活スタイル、家族構成などを総合的に判断する必要があります。まずは、信頼できる建築業者に相談し、正確な見積もりと専門家のアドバイスを得ることが重要です。また、メリット・デメリットを十分に理解し、ご自身の状況に最適な選択をしてください。

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