黒を基調とした部屋づくりで行き詰まった!ソファの色選びと統一感の出し方

黒を基調にした部屋にしたかったのに… 部屋を一新するにあたり、テーマを黒と決めたのですが、なかなか『思ったデザインでは黒が無い』という家具が数点あり、 結果中途半端になってしまいました。 テレビ、テレビ台、布団カバー、は黒なのですが、 こたつ&こたつ布団が茶色、ソファがベージュです。 ソファにカバーをかけたいのですが、肘なしソファのためなかなかありません。 一番気に入らないのはソファの色ですが、皆さんならどう対策されますか?

黒を基調としたインテリアコーディネートの難しさ

黒を基調としたインテリアは、スタイリッシュで洗練された空間を演出できる反面、他の色とのバランスや、家具の選択肢の少なさといった課題があります。質問者様のように、黒をメインにしたいものの、希望通りの黒の家具が見つからず、中途半端な仕上がりになってしまうケースは少なくありません。特に、ソファのように面積の大きい家具は、全体の印象を大きく左右するため、色選びは慎重に行う必要があります。

ベージュのソファへの対策:3つのアプローチ

ベージュのソファを黒を基調とした部屋に調和させるには、以下の3つのアプローチが考えられます。

1. ソファカバーを活用する

最も手軽な方法は、ソファカバーを使用することです。しかし、肘なしソファのため、サイズが合うカバーを見つけるのが難しいというお悩みがありました。そこで、いくつか工夫をしてみましょう。

  • オーダーメイド: 肘なしソファのサイズに合わせて、オーダーメイドでソファカバーを作製してもらう方法です。生地の種類や色も自由に選べるため、黒系のシックなカバーを作成できます。費用はかかりますが、ぴったりとフィットするカバーが手に入ります。
  • マルチカバー: ソファ全体を覆うのではなく、ソファの一部に黒色のマルチカバーやブランケットを置くことで、視覚的に黒の要素を追加できます。様々なサイズやデザインがあるので、肘なしソファにも対応しやすいでしょう。あえて、黒以外のダークカラー(ダークグレーやネイビーなど)を選ぶことで、黒の主張を強めすぎず、落ち着いた雰囲気を演出できます。
  • DIY: 手芸が得意な方は、自分でソファカバーを製作することも可能です。既製品では見つからないデザインやサイズに合わせたカバーを作成できます。インターネットで様々な作り方の情報が手に入るので、挑戦してみるのも良いでしょう。

2. ソファ以外の家具や小物で黒を強調する

ソファカバーが見つからない、もしくはDIYに自信がない場合は、ソファ以外の家具や小物で黒を強調することで、全体のバランスを整えることができます。

  • 黒のクッションやブランケット: ソファに黒のクッションやブランケットを置くことで、黒の要素を追加し、視覚的なバランスを取ることができます。様々な素材やデザインがあるので、インテリアのスタイルに合わせて選ぶことができます。
  • 黒のラグ: ソファの下に黒のラグを敷くことで、床面にも黒の要素を追加し、空間全体に統一感を持たせることができます。ラグの素材や柄によって、異なる雰囲気を演出できます。
  • 黒の照明: スタンドライトやフロアライトなどの照明器具を黒にすることで、空間のアクセントとなり、より洗練された雰囲気を演出できます。
  • 黒の壁掛けアート: 壁に黒を基調とした絵画や写真などを飾ることで、視覚的な重心を上に持っていき、ソファのベージュが目立ちにくくなります。

3. ベージュを活かすインテリアコーディネート

黒とベージュの組み合わせは、実はモダンで落ち着いた雰囲気を演出できる組み合わせです。無理にベージュを隠すのではなく、ベージュを活かしたコーディネートを検討するのも良いでしょう。

  • モノトーン+ベージュ: 黒と白、そしてベージュを組み合わせることで、洗練されたモダンな空間を演出できます。黒と白の比率を調整することで、ベージュの存在感を抑えつつ、全体のバランスを取ることができます。
  • 素材感で変化をつける: ソファの素材感に注目し、黒の家具や小物を組み合わせることで、素材感のコントラストを楽しむことができます。例えば、レザーのソファに、木製の黒のテーブルを組み合わせることで、異なる素材の質感を楽しむことができます。
  • 植物を取り入れる: グリーンの植物を置くことで、空間全体に明るさと自然な雰囲気を加えることができます。黒とベージュの落ち着いた空間のアクセントとなり、よりリラックスできる空間になります。

専門家の視点:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、黒を基調とした部屋づくりにおいては、素材感や光の取り入れ方が重要です。黒は光を吸収するため、部屋が暗くなりがちです。そのため、光沢のある素材を取り入れたり、間接照明を効果的に使用することで、暗さを軽減し、洗練された空間を演出できます。また、黒以外のダークカラーを効果的に取り入れることで、黒の重さを軽減し、より奥行きのある空間を作ることができます。

まとめ:黒を基調としたインテリアの成功への道

黒を基調としたインテリアは、スタイリッシュで洗練された空間を演出できますが、色選びや家具の配置には工夫が必要です。ソファカバーの活用、黒の要素の追加、そしてベージュを活かしたコーディネートなど、様々な方法があります。今回のケースでは、まずソファカバーのオーダーメイドやマルチカバーの活用を検討し、それでも満足できない場合は、他の家具や小物で黒を強調することで、全体のバランスを整えていくのが良いでしょう。 大切なのは、自分自身の好みと、部屋全体のバランスを考慮しながら、最適な方法を見つけることです。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)