鹿児島市での新築と降灰対策:夏場の現実とインテリアへの影響

近々に鹿児島市内に引っ越す予定で家を新築中の関東在住の者です。鹿児島市内の夏場は桜島の噴煙が風に乗って流れてきて降灰が凄いと良く聞くのですが実感が湧きません。そこで出来れば鹿児島市内に在住の方、在住していたことのある方にお聞きしたいのですが、夏場の降灰の酷さとはどのようなものでしょうか。①夏の8、9割の日数が、殆どの間降灰が続いているのでしょうか。あるいは週に2日程度の頻度なのでしょうか。(その時々により差が有るでしょうが印象としてどうなのでしょうか)②降灰の時間帯は家にいても窓を閉め切らないといけないほどでしょうか。③街を歩くのに傘をささないと頭から服まで汚れるでしょうか。④降灰といっても目に見えない程度なので気にするほどのことは無いのでしょうか。

鹿児島市の夏場の降灰:現実を知る

鹿児島市への移住、新築おめでとうございます!桜島の降灰は、移住前にしっかり理解しておきたい重要なポイントです。関東とは全く異なる気候条件と生活環境を想像していただくために、具体的な状況を説明します。

① 降灰の頻度と期間

夏の8~9割の日数が降灰が続いている、と感じる方は少なくありません。週2日程度というよりは、ほぼ毎日、程度の降灰を経験すると考えた方が良いでしょう。ただし、その量は日によって大きく異なります。風向きや噴火の規模によって、微量な日もあれば、かなり大量に降灰する日もあります。「毎日降る」が正解ですが、「毎日大量に降る」とは限りません。 年間を通して見ると、春から夏にかけて降灰が多い傾向にあります。

② 降灰の時間帯と室内への影響

窓を閉め切らないといけないほど、常に降灰が激しいわけではありません。しかし、特に風が強い日や、噴火活動が活発な日は、窓を開けていると室内にも灰が侵入します。 細かい灰なので、気づかないうちに家具や家電に積もることもあります。常に窓を閉め切っている必要はありませんが、洗濯物を外に干す際は注意が必要です。また、換気はこまめに行い、フィルター掃除も定期的に行うことをおすすめします。

③ 外出時の降灰対策

傘をささなくても、頭から服まで汚れる、というほどではありませんが、特に大量に降灰している日は、多少の汚れは覚悟した方が良いでしょう。髪の毛や服に灰が付着しますし、呼吸器への影響も懸念されます。外出時は、マスクの着用をおすすめします。 また、濃い色の服は汚れが目立ちにくいのでおすすめです。

④ 降灰の程度と対策

「目に見えない程度」というわけではありません。肉眼で確認できる程度の降灰は日常茶飯事です。 ただし、火山灰は非常に細かい粒子なので、必ずしも「汚い」という印象ばかりではありません。むしろ、独特の風景として捉える方もいます。しかし、健康面や生活への影響を無視することはできません。

インテリアへの影響と対策

降灰はインテリアにも影響を与えます。以下のような対策を検討しましょう。

外壁・窓

* 外壁材の選定: 汚れが目立ちにくい色の外壁材を選ぶ、または定期的な洗浄がしやすい素材を選ぶことをお勧めします。例えば、濃い色のタイルや、特殊なコーティングが施されたサイディングなどが考えられます。
* 窓のタイプ: 密閉性の高い窓を選ぶことで、室内の降灰を最小限に抑えることができます。窓の掃除のしやすさも考慮しましょう。

室内

* 家具選び: 掃除がしやすい素材の家具を選びましょう。例えば、拭き取りやすい素材のテーブルや、布製のソファではなくレザーソファなどです。ダークカラーの家具は汚れが目立ちにくいというメリットがあります。
* 空気清浄機: 高性能な空気清浄機を導入することで、室内の空気の質を保ち、健康への影響を軽減することができます。HEPAフィルター付きのものがおすすめです。
* 床材: 掃除がしやすい素材の床材を選びましょう。例えば、タイルやフローリングなどです。カーペットは、灰が入り込みやすく掃除が大変なため、避けた方が良いでしょう。
* 定期的な清掃: こまめな掃除が不可欠です。掃除機や雑巾などで、こまめに灰を落としましょう。

インテリアデザイン

* 色の選択: グレーやダークブラウンなどの濃い色は、汚れが目立ちにくいのでおすすめです。逆に、白や明るい色は汚れが目立ちやすいので、注意が必要です。
* 素材の選択: 天然木や石材などの素材は、高級感があり、掃除もしやすいのでおすすめです。
* 収納: 収納スペースを多く確保することで、灰が溜まりにくい環境を作ることができます。

専門家のアドバイス

建築士やインテリアコーディネーターに相談することで、より具体的な対策を立てることができます。特に、外壁材や窓の選び方、室内の空気清浄システムなどについては、専門家のアドバイスが不可欠です。地元の業者に相談することで、鹿児島市の気候風土に適した提案を受けることができます。

まとめ

鹿児島市の夏場の降灰は、移住前にしっかりと理解しておきたい重要なポイントです。毎日降灰があることを前提に、生活スタイルやインテリア選びを検討しましょう。適切な対策を行うことで、快適な生活を送ることが可能です。 新生活を楽しんでください!

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