鳥と暮らすお部屋づくり:文鳥飼育にかかる費用と注意点

鳥を飼育したいです。学生です。かろうじて親から部屋は頂いており自分の部屋なら飼っていいよと言われました。そこで質問なのですが1、飼育するための設備、鳥の値段(文鳥の成鳥)、毎月の餌代、などをあわせてどのぐらいするのでしょうか?(ある程度サイトを調べましたが経験者の方たちに聞きたかったです。)2、病院でかかる治療費用3、うんちなどの処分について経験者として何か教えてください。4、最後に飼育するさいの注意点、鳥と仲良くする方法。ぜひ教えてください。

1. 文鳥飼育に必要な費用:初期費用とランニングコスト

文鳥を飼育するには、初期費用と毎月のランニングコストが必要です。まずは、初期費用から見ていきましょう。

初期費用

* 鳥かご:サイズや材質によって価格が大きく異なります。小型の文鳥であれば、幅40cm程度のものが適切でしょう。3,000円~10,000円程度が目安です。デザインや機能性(止まり木の種類、餌入れの配置など)も考慮しましょう。
* 文鳥(成鳥):ペットショップでの価格は、種類や個体差によって異なりますが、2,000円~5,000円程度が相場です。信頼できるブリーダーから購入することも検討しましょう。
* 餌:初期の餌代として、1ヶ月分程度を用意しておきましょう。1,000円~2,000円程度です。
* 水入れ:自動給水器やシンプルな水入れなど、数種類あります。500円~1,500円程度。
* 止まり木:複数本用意し、鳥が自由に移動できるようにしましょう。500円~1,000円程度。
* 砂:底砂として敷くもの。1,000円前後。
* おもちゃ:文鳥が遊ぶための玩具。500円~2,000円程度。
* 掃除用具:ケージの掃除に必要なブラシやヘラなど。1,000円~2,000円程度。

これらの費用を合計すると、初期費用は10,000円~30,000円程度になります。

毎月のランニングコスト

* 餌代:1,000円~2,000円程度。
* 砂の交換:月に一度程度交換が必要。500円程度。
* その他消耗品:おもちゃの交換など。月500円程度。
* 病院代:病気やケガをした場合、別途費用が発生します。後述しますが、年間数千円~数万円かかる可能性も。

合計すると、毎月のランニングコストは2,000円~3,500円程度と予想されます。ただし、病気やケガをした場合は、この金額を大きく上回る可能性があります。

2. 文鳥の治療費用

文鳥の治療費用は、病気の種類や治療方法によって大きく異なります。一般的な診察料は1,000円~3,000円程度ですが、検査や治療が必要な場合は、数千円から数万円かかることもあります。鳥専門の動物病院を受診することが重要です。

3. ふんの処理方法

文鳥のフンは、毎日掃除する必要があります。ケージの底に敷いた砂や新聞紙を交換し、ケージ全体を清潔に保ちましょう。

* 毎日:ケージ内のフンを取り除き、水入れ・餌入れを洗浄します。
* 週に1回:ケージ全体を丁寧に掃除し、消毒します。
* 月に1回:ケージを完全に分解して、隅々まで掃除します。

フンの処理には、使い捨ての手袋を使用し、排泄物を直接触らないように注意しましょう。

4. 文鳥飼育の注意点と仲良くなる方法

飼育上の注意点

* 温度管理:文鳥は寒さに弱いため、冬場は暖房が必要です。夏の暑さにも注意が必要です。
* 換気:ケージ内の空気を常に新鮮に保つために、定期的に換気しましょう。ただし、直接風が当たる場所は避けましょう。
* ケージの場所:直射日光や風の当たる場所を避け、静かで安全な場所にケージを設置しましょう。
* ストレス軽減:大きな音や急激な動きは、文鳥にストレスを与えます。落ち着いて接しましょう。
* 定期的な健康チェック:毎日、文鳥の様子を観察し、異変に気づいたらすぐに動物病院に連れて行きましょう。

文鳥と仲良くなる方法

* ゆっくりと時間をかける:いきなり触ろうとせず、まずはケージの前に座って、文鳥の様子を観察しましょう。
* 優しく声をかける:文鳥の名前を呼んだり、優しく話しかけたりすることで、文鳥はあなたの声に慣れてきます。
* おやつを与える:文鳥が好むおやつ(粟穂など)を、優しく手から与えてみましょう。
* 同じ空間で過ごす:文鳥がリラックスできる環境を作ることで、自然と距離が縮まります。
* 無理強いしない:文鳥が嫌がっている場合は、無理強いせず、ゆっくりと時間をかけて信頼関係を築きましょう。

インテリアとの調和

文鳥のケージは、お部屋のインテリアの一部として考えることも大切です。お部屋の雰囲気に合わせたケージカバーを使用したり、ケージの周りに観葉植物を飾ったりすることで、より自然で落ち着いた空間を作ることができます。緑色の壁や家具は、文鳥の羽の色と調和し、自然な雰囲気を演出します。また、自然素材を使ったインテリアは、文鳥にとっても安心できる空間となります。

まとめ

文鳥を飼育するには、初期費用とランニングコスト、そして責任ある飼育が必要です。しかし、文鳥との触れ合いは、あなたに多くの喜びを与えてくれるでしょう。この記事が、文鳥との幸せな生活のスタートに役立つことを願っています。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)