高齢者の食事と安全:特養での食事介助と持ち込みについて

介護3母81才、認知症あり特養にいます。最近、固形物からトロトロの食事になりました。飲み込みが悪くなったのだとは思いますが、施設からは説明がなく、もう細かく切った食べものは持参するのは止めたほうがいいのでしょうか?なのに数日前に焼き芋だと言われ、おやつに出されてました。小さく2センチくらいにカットされてましたが。お茶を先に勧めることもなく、置かれていった場合むせることが怖くなりました。もしもの際に責任は誰がとりますか?部屋でおやつを食べている日々です。たまたま私がついていましたので、止めましたが。ご意見を宜しくお願い致します。ババロアがありましたが貰えずに唖然です。

特養における食事形態の変化と持ち込みについて

ご高齢のお母様の状況、そして特養での食事に関するご心配、大変よく分かります。ご質問を整理すると、以下の3点になります。

1. **食事形態の変化と持ち込み食品について:** お母様の食事がトロトロ食になった理由の説明がなく、持ち込み食品の可否が不明瞭な点。
2. **食事提供の安全性について:** 焼き芋提供時の安全対策の不足と、むせるリスクへの懸念。
3. **事故発生時の責任について:** 万が一、むせなど事故が発生した場合の責任所在。

一つずつ詳しく見ていきましょう。

1. 食事形態の変化と持ち込み食品について

まず、食事がトロトロ食になった理由について、施設から説明がないのは不安ですよね。施設にご連絡し、直接説明を求めることをお勧めします。嚥下機能(飲み込む機能)の低下が原因である可能性が高いですが、その程度や具体的な状況、今後の食事計画などについて、医師や看護師、管理栄養士から丁寧に説明を受ける権利があります。

持ち込み食品については、施設によってルールが異なります。一般的に、医師や管理栄養士が認めたもの以外は持ち込みを制限している施設が多いです。お母様の現在の状態に適した食品かどうか、安全に食べられるかどうかを専門家が判断する必要があるからです。 事前に施設に確認し、持ち込み可能な食品、禁止されている食品、持ち込みの際の注意点などを明確にしておきましょう。 持ち込みを希望する場合は、必ず事前に施設の担当者と相談し、許可を得ることが重要です。 勝手に持ち込むと、かえって危険な状況を招く可能性もあります。

2. 食事提供の安全性について

焼き芋の件は、施設の安全管理体制に疑問が残ります。小さくカットされていたとはいえ、焼き芋は比較的硬く、飲み込みにくい食品です。お茶を先に提供するなど、むせ防止のための配慮が不足していたのは問題です。 施設には、食事提供における安全管理の徹底を強く求めるべきです。 具体的には、

  • 食事形態に合わせた適切な食品の提供
  • 食事介助の体制の充実(必要に応じて、個別対応)
  • むせ予防のための適切な対応(水分補給、姿勢の保持など)
  • 食事中の観察と、異常時の対応マニュアルの整備

などを要望しましょう。 お母様の状態を詳しく説明し、具体的な改善策を提案するのも効果的です。 例えば、「嚥下困難なため、固形物は避け、とろみのある食品を提供してほしい」など、具体的な要望を伝えましょう。

3. 事故発生時の責任について

もし、食事中にむせなどの事故が発生した場合、責任の所在は複雑です。基本的には、施設には、利用者の安全確保の義務があります。 適切な食事提供、食事介助、そして万が一の事故への対応が求められます。しかし、施設側の落ち度が明確に証明されない限り、責任の追及は容易ではありません。

事故を防ぐためには、前述したように施設に安全管理の徹底を求め、お母様の状態を常に把握しておくことが大切です。 定期的な面会を行い、食事の様子や健康状態を確認し、気になる点があればすぐに施設に連絡しましょう。 また、記録として、食事の様子や健康状態、施設とのやり取りなどをメモに残しておくことも重要です。

インテリアと高齢者介護の関連性

今回の質問は、直接インテリアとは関係ありませんが、高齢者の生活空間を快適にすることは、介護の質を高める上で非常に重要です。 お母様の部屋のインテリアについても、安全で快適な環境を作る工夫が必要です。

例えば、

  • 床材:滑りにくい素材を選ぶ
  • 家具:角のない家具、安定した家具を選ぶ
  • 照明:明るすぎず、暗すぎない適切な明るさにする
  • 色使い:落ち着きのある色を選び、視覚的な刺激を少なくする

などが挙げられます。 これらの工夫は、お母様の安全だけでなく、精神的な安定にも繋がります。 「いろのくに」では、高齢者向けのインテリアについても今後情報を発信していく予定です。

まとめ

特養での食事に関するご心配、お気持ちお察しします。 施設との積極的なコミュニケーション、そして安全管理の徹底を強く求めることが重要です。 お母様の安全と健康のために、諦めずに声を上げていきましょう。 そして、生活空間のインテリアにも配慮することで、より快適な介護環境を実現できることを覚えておいてください。

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