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高齢者の誤嚥事故と死亡診断書の書き換えについて
ご祖父様の突然の訃報、心よりお悔やみ申し上げます。誤嚥による介護事故で大切なご家族を失われた悲しみと怒り、そして、不当な死亡診断書に対する憤りはいかばかりかと想像に難くありません。 今回のケースは、医療過誤の可能性だけでなく、介護施設の重大な責任問題も含まれていると考えられます。
まず、死亡診断書の死因が「自然死または病死」となっている点についてですが、ご指摘の通り、ご祖父様の死因は誤嚥による窒息死の可能性が高いです。 唐揚げを詰まらせ、5分以上放置され、吸引器も使用されなかったという事実、そして救急隊到着後も28分も経ってから気道確保ができたという状況は、医療ミス、ひいては介護施設の重大な対応ミスを強く示唆しています。
死亡診断書の訂正について
死亡診断書の死因を訂正するには、主治医との話し合いが不可欠です。しかし、医師が連絡を避けたり、対応が遅れている状況は、非常に懸念されます。月曜日の面談では、以下の点を明確に伝えましょう。
- 事故の全容を詳細に説明する:唐揚げを詰まらせ、5分以上放置されたこと、吸引器を使用されなかったこと、救急要請から気道確保までの時間、施設の対応の遅れなど、可能な限り詳細な情報を伝えましょう。写真や動画があれば提示すると効果的です。
- 医療行為の適切性について疑問を呈する:ヘッドキャッチアップという処置が、誤嚥性窒息に対して適切な対応であったのかを質問しましょう。専門家の意見(例えば、ご友人である介護士の意見)も参考として提示すると説得力が増します。ハイムリッヒ法や吸引器の使用、AEDの使用など、適切な緊急処置がなされなかった点を指摘しましょう。
- 客観的な証拠を提示する:救急隊の到着時刻、気道確保時刻、施設からの報告書など、客観的な証拠を提示しましょう。これにより、医師の判断に影響を与える可能性があります。
- 警察への通報を検討する:外因死の場合、24時間以内の警察への通報義務があるのは事実ですが、医師が意図的に死因を隠蔽しようとしている可能性も考慮する必要があります。警察への通報は、事件の真相解明に繋がる可能性があります。弁護士に相談し、適切な対応を検討しましょう。
- 医療ミスを主張する:医師の対応に問題があった場合、医療過誤を主張できる可能性があります。弁護士に相談し、証拠を収集し、適切な手続きを進めましょう。
弁護士への相談
現状では、医師との話し合いだけでは解決が難しい可能性があります。弁護士に相談し、法的措置を検討することを強くお勧めします。弁護士は、医療過誤や介護施設の責任を立証するための証拠収集、交渉、訴訟手続きなどをサポートしてくれます。
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損害賠償請求について
損害賠償請求は、死亡診断書の死因が「自然死または病死」であっても可能です。ただし、死因が明確に「窒息死」と訂正された方が、請求がスムーズに進み、より高い賠償金が期待できます。弁護士に相談し、適切な請求手続きを進めましょう。
介護施設の責任
介護施設には、利用者の安全確保と適切な介護を行う義務があります。今回の事故は、施設の安全管理体制の不備、適切な人員配置の不足、そして緊急時の対応の遅れなどが原因と考えられます。施設側の責任を追求するためには、施設の運営状況、人員配置、事故当時の状況などを詳細に調査する必要があります。弁護士に相談し、施設側の責任を明らかにしましょう。
具体的なアドバイス
* すべての出来事を記録する:日付、時間、場所、状況、関係者、発言内容などを詳細に記録しましょう。
* 証拠を収集する:写真、動画、医療記録、施設からの報告書などを集めましょう。
* 証人を確保する:事故を目撃した人、関係者などから証言を得ましょう。
* 専門家に相談する:弁護士、医療関係者、介護関係者など、専門家の意見を聞きましょう。
まとめ
ご祖父様の死因を明らかにし、ご家族の無念を晴らすためには、医師との話し合い、弁護士への相談、そして警察への通報などを含め、あらゆる手段を検討する必要があります。 時間と労力はかかりますが、諦めずに真実を追求し、適切な対応をとることで、ご祖父様の冥福を祈ることができると信じています。 まずは、月曜日の医師との面談を成功させ、その後、弁護士に相談することをお勧めします。