高齢者の訪問医療費に関する疑問と解決策:不正請求への対処法

請求金額が怪しい医者への対応について 別居の祖母が利用している訪問医療の医師についてです。先日祖母を尋ねたところ「お医者さんに16万円支払わないといけないので銀行へ下ろしに行ってほしい」と頼まれました。祖母は90歳代で足も悪く、一人暮らしになってしまったため代理を頼まれました。しかし「高いなぁ~」と思ったので「請求書は無いの?」と聞くと「そんなもんもらった事ない」「毎月それくらい払ってる」と言うので、「じゃあ先月の領収書は?」と聞くと「領収書なんかもらった事ない」と。年齢的に少し認知症も始まっているかなと思い、もらってるけどどこかに忘れてしまってるのかな?くらいにしか考えませんでしたが、少しの時間の後「あ、部屋にあるわ」とのことで自分の部屋に戻りケースにいっぱい入った明細の束を持ってきました。見ると、全て薬局の明細…。月ごとに数十枚は入っていましたが唯一1枚だけ医者の明細と領収証がホッチキス留めされたものが出てきました。明細12,000円に対して領収証は57,000円…。なんじゃこりゃ?12,000円って高額療養費の一般収入の方の上限。じゃあ残り45,000円って何?祖母曰くおむつや手袋、医師の往復タクシー代などとのことですが一切明細はありません。普段お世話をしている義母に聞くと、義母も疑問に思ったらしく医師に請求書の発行を依頼したが「俺を疑ってるのか?」とブチ切れされその後無視されてるとのこと。他にもその医院の看護師やケアマネも訪問するのでその方々に確認しても口をつぐまれ、後で医師から「何を詮索している!」と怒りの電話があり、それから怖くて聞けないとのこと。職場で上司(以前医療機関で働いていた方です)にそのことを相談すると「とりあえず国保連へレセプトを請求しなさい。保険診療なら必ずあるはずだから」とのアドバイスをいただきました。ただし、その場合出てくるのは恐らく12,000円の明細ばかりでしょう。そのほかにかかっているタクシー代(普段は1回2,000円×1日3回=6,000円/日、休日は自宅から来るらしく1回1万円×1日3回=30,000円/日)等はわからないだろうと思います。ちなみにその医院は祖母の自宅から自転車で5分もあれば来れるところにあります。自宅はわかりません。あまりにもおかしい請求なのですが、この医師に真実を公表させるすべや相談を受けてくれる機関はありますでしょうか?そもそもそんなタクシー代って認められるのでしょうか?

高額な訪問医療費請求:不正の可能性と対処法

ご祖母様のケースは、残念ながら医療費の不正請求の可能性が高いです。12,000円の保険診療分の明細に対し、57,000円の領収書を発行している点、詳細な内訳が不明瞭な点、医師からの圧力がある点など、多くの疑わしい点が指摘できます。 高齢者や認知症の方をターゲットとした医療費の不正請求は、残念ながら後を絶ちません。 冷静に対処し、適切な機関に相談することが重要です。

具体的な対処法

まずは、落ち着いて以下のステップで対応を進めていきましょう。

1. 証拠の収集と整理

* 全ての領収書と明細書をコピー:原本は大切に保管し、コピーを調査・相談に使用しましょう。
* 訪問医療の内容を記録:訪問日時、診療時間、内容などをメモしておきましょう。
* 医師とのやり取りを記録:電話の内容やメールのやり取りなどを記録しておきましょう。証拠として重要になります。
* 証人確保:もし、近隣住民や他のケアマネージャーなどが医師の訪問状況について何か知っている情報があれば、証言を得られるよう努めましょう。

2. 関係機関への相談

* 国民健康保険連合会(国保連)へのレセプト請求:上司の方のアドバイス通り、まずは国保連にレセプトの請求を行いましょう。保険診療分(12,000円)の明細を確認できます。
* 介護保険事業所への相談:ケアマネージャーや訪問介護事業所などに相談し、状況を説明しましょう。彼らは高齢者の介護に関する専門家であり、同様のケースを経験している可能性があります。
* 市町村の国民健康保険課への相談:保険に関する相談窓口として、市町村の国民健康保険課に相談してみましょう。不正請求に関する相談にも対応しています。
* 都道府県社会福祉協議会:高齢者の権利擁護に力を入れている機関です。相談窓口として利用できます。
* 弁護士への相談:証拠が揃い、法的措置を検討する段階になったら弁護士に相談しましょう。

3. タクシー代について

医師の往復タクシー代が認められるかどうかは、医療行為の必要性妥当性によって判断されます。自転車で5分で行ける距離であれば、高額なタクシー代は認められない可能性が高いです。 「やむを得ない事情」がない限り、保険診療の対象外となる可能性が高いでしょう。

4. 医師への対応

医師から圧力がかかっている状況ですが、決して萎縮せず、冷静に対処することが重要です。 医師の言動を記録し、証拠として残しておきましょう。 直接対峙するのではなく、関係機関を通じて対応を進める方が安全です。

専門家の視点:医療費不正請求の現状

高齢化社会の進展に伴い、医療費不正請求の事例は増加傾向にあります。 特に、認知症の高齢者や、一人暮らしの高齢者は、不正請求の被害に遭いやすい傾向にあります。 家族や介護関係者は、高齢者の医療費について、常に注意深く確認する必要があります。

具体的な事例と対策

例えば、訪問診療の際に、医師から「追加料金」を請求された場合、必ず領収書に詳細な内訳を記載してもらうようにしましょう。 曖昧な説明で納得できない場合は、請求内容を詳しく確認し、必要であれば関係機関に相談しましょう。 また、定期的に医療費の明細をチェックし、異常がないか確認することも重要です。

インテリアとの関連性:安心できる住環境づくり

今回のケースは、医療費の不正請求という問題ですが、高齢者の安全と安心を守るためには、住環境も重要な要素となります。 高齢者にとって安全で使いやすい住環境を整えることで、不正請求などの被害リスクを軽減できる可能性があります。 例えば、玄関に手すりを設置したり、床材を滑りにくい素材にしたりすることで、転倒リスクを減らすことができます。 また、照明を明るくしたり、家具の配置を工夫したりすることで、生活のしやすさを向上させることができます。 「いろのくに」では、高齢者にも優しい、安全で快適なインテリア選びをサポートする情報を提供しています。

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