高齢者の介護:ケアマネージャー変更と適切な介護サービス選び

ディとケアマネージャーさんを変えることを考えています。 パーキンソン病の母親と痴呆の父が、長男(弟)と暮らしています。私は、嫁に行っていて実家から15分くらいの所に住んでいます。 父親の介護は主に母親がしています。長男も手伝っています。私も土日にはいくようにしています。 父親は、痴呆が進行しており、母親は父親がいうことを聞かないと、いつも罵声を浴びせているようです。ディの人にも、父親の問題行動を話しているようです。父親も、罵声を浴びせる母親の言うことなど聞くはずないとわたしは考えています。 しかし、ケアマネージャーさんは、話せる母親の言うことと 目の前の父親の問題行動のみを見て父親を「精神病院に入院させたらどうですか?」と言ってきました。わたしは、腹が立って腹が立って、たまりませんでした。 ケアマネージャーに「お母さんを休ませるために父親を一人で泊らせてください」と言われ、私は反対しましたが私が知らない間に結局母親とケアマネの独断で施設に1人で泊らさました。その時は裸になったり人を叩くなどの問題行動を起こしたそうです。あれほど、泊れ泊れと言ってたのに、「二度と預かれません」と言われ、わたしは内心ホットしました。 ケアマネージャーが、母親の愚痴を聞いて父を精神病院に入院させろと言ってきました。 家では、おだやかに生活できているのに、意地悪な母親の言うことのみをうのみにし、精神病院に入れようとするケアマネージャーのやり方に納得がいかずケアマネージャーを変えて施設も変えたい!と切に思っています。 私は、「母親を休ませるために父親を精神病院に入院させるなら、母親のほうを施設で預かってください」と言いました。 しかし、母親は施設に泊りに行くのがいやなものなので拒否します。意志のある人間のいうことのみを受け取り、意志を表せない父のいうことや気持ちを全く考えようとしない人にも腹が立ちます。 私が反対しなかったら、父親は精神病院に入れられていたと思うと ぞっとします。 ケアマネージャーとかディとかの施設のことが全く理解できていないので、ご相談いたします。 ケアマネージャーとかディとかはこちらがいやだ!と思ったら変えられるものなのでしょうか? 何度も契約書に名前を書かされているので不安です。 愚痴もありますが、こうやって文章にしたことで落ち着いてきました。 父親と母親のことを考えて、これからもいろいろ行動していきたいのでよろしくお願い致します。補足いろいろとありがとうございます。 父親は以前より精神的にも病を抱えており、精神病院には入院をしたことがあります。今回の痴呆と呼んでいますが実は精神病も入っていると思います。以前にも同じような症状になり(今ほどひどくありませんが・・・)入院したことがあり、今も病院に掛かっています。私は、病院で治る病気もあれば、治らない病気もあると考えています。

高齢者の介護におけるケアマネージャーの役割と限界

ご家族の状況、そしてケアマネージャーへの不信感、よく分かります。ご両親の介護は、想像以上に大変な負担がかかっていることと思います。まず、ケアマネージャーの役割と限界について理解しておきましょう。

ケアマネージャーは、介護サービス計画(ケアプラン)を作成し、利用者の方々が適切なサービスを受けられるよう支援する専門家です。しかし、ケアマネージャーは万能ではありません。医学的な判断を下すことはできませんし、ご家族の感情や意見を全て満たすこともできません。

今回のケースでは、ケアマネージャーが母親の言葉に偏り、父親の状況を十分に理解せずに「精神病院入院」という提案をした点が問題です。これは、ケアマネージャーの客観性や多角的な視点が不足していた可能性を示唆しています。また、ご本人の意思確認が不十分なまま、施設への一時預かりを決定した点も大きな問題です。

ケアマネージャー変更の手続きと注意点

ケアマネージャーを変更することは可能です。ご自身の意思で変更を申し出る権利があります。契約書に何度も署名を求められたとのことですが、これは通常の手続きであり、不正な行為ではありません。契約書の内容をよく確認し、不明な点は担当者に質問することが大切です。

ケアマネージャー変更の手続きは、担当のケアマネージャーまたは、地域包括支援センターなどに相談することで進められます。具体的な手順は地域によって多少異なりますが、一般的には以下の流れになります。

  • 現在のケアマネージャーに、変更の意思を伝える:理由を明確に伝える必要はありませんが、今後の介護計画について意見の相違があることを伝えることで、円滑な変更を促せます。
  • 新しいケアマネージャーを探す:地域包括支援センターや市町村の介護保険課などに相談し、紹介してもらうことができます。複数のケアマネージャーと面談し、ご家族の状況や希望に合った人を選ぶことが重要です。
  • 変更手続きを行う:新しいケアマネージャーと契約を結び、現在のケアマネージャーに引き継ぎを行います。

変更手続きには、多少の時間がかかる場合があります。焦らず、じっくりと時間をかけて進めていきましょう。

介護サービスの見直し:デイサービスとショートステイ

父親の一時預かりについて、施設側が「二度と預かれません」と言ったことからも、施設の対応にも問題があった可能性があります。父親の状態を十分に把握せず、適切な対応ができなかった可能性があります。

デイサービスやショートステイなどのサービスは、利用者の状態やニーズに合わせて適切に選択する必要があります。父親の場合、痴呆と精神的な問題を抱えているため、通常のデイサービスでは対応が難しい可能性があります。専門的なケアが必要な場合は、認知症対応型デイサービスや、精神科デイケアなどを検討する必要があるかもしれません。

ショートステイについても、父親の状態を施設側にきちんと伝え、事前に十分な面談を行い、施設の対応能力を確認することが重要です。施設選びは、安易に決めずに、複数の施設を比較検討し、ご家族にとって最適な場所を選ぶことが大切です。

ご家族間のコミュニケーションと役割分担

母親の負担軽減と、父親への適切なケアを両立するためには、ご家族間のコミュニケーションと役割分担を見直す必要があります。

  • 家族会議を開く:ご家族全員で集まり、現状の問題点や課題、それぞれの負担感などを共有します。それぞれの意見を尊重し、話し合いを通して解決策を探ることが重要です。
  • 役割分担を明確にする:誰がどのような役割を担うのかを明確に決め、負担を分散します。母親だけでなく、長男やあなたも積極的に介護に関わることで、母親の負担を軽減できます。
  • 母親へのサポート:母親の精神的な負担を軽減するため、定期的に休息をとれるようサポートしましょう。リフレッシュできる時間を作ることで、介護の質も向上します。
  • 専門機関への相談:介護に関する悩みや不安は、一人で抱え込まずに、地域包括支援センターや介護相談窓口などに相談しましょう。専門家のアドバイスを受けることで、適切な対応策を見つけることができます。

精神科医の意見を聞く

父親の精神的な問題も考慮すると、精神科医の意見を聞くことが重要です。現在の主治医に相談し、父親の状態や適切な対応についてアドバイスを求めましょう。精神科医は、父親の状態を客観的に評価し、適切な治療やケア方法を提案してくれるはずです。

また、父親の症状によっては、精神科デイケアや訪問看護ステーションなどの専門的なサービスの利用も検討しましょう。

まとめ

介護は、ご家族にとって大きな負担となるものです。ケアマネージャーや施設との連携を密にし、ご家族で協力しながら、父親と母親にとって、そしてご家族全体にとって最善の介護方法を見つけていきましょう。今回の経験を活かし、ご家族の状況に合った適切なサービスを選択し、安心できる介護生活を送れるよう願っています。

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