高齢者の介護と家政婦の費用:ピック病の母と一人暮らしの娘のケース

家政婦さんをお願いすると、いくらくらい掛かりますか?。認知症の母。80歳です。まだ元気ですが、専門医にかけたら、ピック症と診断されました。 悪戯に思えることも、失語もワガママも、脳の一部が変化しているからでした。今はグリーブホ-ムに預かってもらっていますが、羞恥心がありスタッフによる身体介助が出来ません。私は1人で親を介護していますから、二人で居ても収入がなく当然、働きに出なければなりません。持ち家もなく、高齢者には厳しい、エレベ-タ-も、手刷りもない団地住まいです。しかし、私自身の将来のためにも、精力的に働ければ、親の年金と併せて、もう少し環境の良いアパ-トには移れると思います。せめて働かなければ、世間と隔離された環境で、それこそ、私がも頭がおかしくなり、生活保護を頼りに親と同じ施設に入るか、そんなことを考えてしまう段階です。施設に入れたからと、入浴、着替えの介助には私が通い、忙しいのは変わりません。もし今の施設から、出なければならなくなると、荷物の移動も全て私の負担で、お金より何より労力が大変です。親を、自宅介護に戻せば、他に様子を見てくれる人もなく、配食弁当も意味が解らない親を1人、置いておけず、また働けません。羞恥心があるくらいですから、そう手間は掛かりませんし、見守りがあれば、家事も少しは手伝えます。同居だとピックの親に、何をされるか解らなくて、同じ部屋に暮らすのも大変です。日中、一緒にいて下さる家政婦さんをお願いするとしたら、1ヶ月、おいくらくらい掛かるでしょうか。私が、1日8時間働くとして、通勤時間を含めて10時間。家政婦さんは、交代制でも構いませんし、私は、自分の休日も考慮して、週休2日の仕事に就けば、週に1日は、24時間、私、1人で、親の面倒は看られると思います。親の通院も、たまには付き添える家政

家政婦サービスの費用相場と選び方

ご質問にあるように、ピック病を患う80歳のお母様を介護しながら、ご自身の生活も安定させたいというお気持ち、大変よく分かります。家政婦サービスの利用は、そのための有効な手段の一つと言えるでしょう。しかし、費用はサービス内容によって大きく変動します。

まず、家政婦サービスの費用は、大きく分けて「訪問介護サービス」と「家事代行サービス」があります。

訪問介護サービス

訪問介護サービスは、介護保険を利用できる場合があります。要介護度によって利用できるサービスや自己負担額が異なります。身体介護(食事、排泄、入浴などの介助)や生活援助(掃除、洗濯、調理など)を、介護職員が行います。介護保険の利用には、市町村の介護保険窓口への申請が必要です。

家事代行サービス

家事代行サービスは、介護保険の対象外です。掃除、洗濯、調理といった家事を専門のスタッフが行います。介護が必要な場合でも、介護保険の範囲外のサービスとして利用できますが、介護行為は行えません。費用は、サービス内容(時間、回数など)や地域によって大きく異なります。

家政婦サービスの費用相場:

* 家事代行サービス:1時間あたり2,000円~3,500円程度が相場です。1ヶ月に10時間利用する場合、20,000円~35,000円になります。これはあくまで目安であり、サービス内容や地域、会社によって大きく異なります。
* 訪問介護サービス:介護保険を利用する場合、要介護度やサービス内容によって自己負担額が異なります。介護保険の自己負担割合は1割または2割です。

お母様の場合、羞恥心から身体介助を避けたいとのことですので、家事代行サービスと訪問介護サービスを併用するのも一つの方法です。家事代行サービスで家事全般をサポートしてもらい、訪問介護サービスで必要な身体介助を専門の介護職員に依頼するといった方法です。

お母様の状況に合わせたサービスの選択

お母様の状況を考慮すると、以下の点を踏まえたサービス選びが重要になります。

1. 必要なサービス内容の明確化

* 身体介助の必要性:入浴、排泄、着替えなどの介助が必要かどうか。
* 生活援助の必要性:掃除、洗濯、調理、買い物などの家事援助が必要かどうか。
* 見守り:お母様の安全確認や見守りが必要かどうか。

2. サービス提供者の選定

* 信頼できる業者選び:口コミや評判を参考に、信頼できる業者を選びましょう。
* 資格や経験:介護職員の場合は、資格や経験を確認しましょう。
* 料金体系:料金体系を明確にしている業者を選びましょう。
* 訪問時間:ご自身の勤務時間や休日に合わせて、訪問時間を調整できる業者を選びましょう。

3. 費用負担の検討

* 介護保険の利用:訪問介護サービスを利用できる場合は、介護保険の利用を検討しましょう。
* 家計の見直し:家政婦サービスの費用を負担できるかどうか、家計の見直しを行いましょう。
* 公的支援制度:介護に関する公的支援制度(介護保険以外)についても確認してみましょう。

具体的なアドバイス

1. **まずは介護保険サービスの利用を検討しましょう。** 市区町村の介護保険窓口に相談し、お母様の要介護度を認定してもらうことで、介護サービスの利用が可能になります。
2. **複数の家政婦サービス会社に問い合わせて比較検討しましょう。** 料金、サービス内容、スタッフの質などを比較し、ご自身の状況に最適なサービスを選びましょう。
3. **無料相談会などを利用しましょう。** 多くの介護サービス会社が無料相談会を実施しています。相談会に参加することで、疑問を解消し、最適なサービスを選ぶことができます。
4. **ご自身の働き方を見直しましょう。** 週休2日制の仕事を見つけることで、週に1日はお母様の介護に専念できます。
5. **地域包括支援センターに相談しましょう。** 地域包括支援センターは、高齢者の介護に関する様々な相談に対応しています。介護サービスの利用方法や、その他の支援制度についても相談できます。
6. **一時的にでも、ショートステイなどを利用して、休息を取る時間を作ることも重要です。** ご自身の心身の健康を保つためにも、定期的に休息を取るようにしましょう。

専門家の視点

介護福祉士の視点から見ると、お母様の状況は、家事援助と見守り、そして必要に応じた身体介助が必要な状態です。 家政婦サービスのみならず、訪問介護サービスとの併用、そして地域包括支援センターなどの活用を検討することで、より質の高い介護とご自身の生活の両立が可能になります。ピック病は進行性の病気ですが、適切なケアと環境によって、お母様の生活の質を向上させることができます。

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