高齢者の介護と低所得世帯における介護施設入所の方法

介護の事でご質問させて頂きます。私27歳(孫)母52歳婆92歳の3人で暮らしています。父は8年ほど前に他界しました。婆の介護の事で、私、母共に共働きしないと生活していけない状態です。婆の年金は2ヶ月で5万です。婆は腰を悪くして病院ではとこずれと判明され3ヶ月入院していましたが、病院からの申し出で退院させられました。それからは自宅介護と言う形で自分たちが昼間仕事で居ない間一人で家で生活していました。腰がなかなか立たないものの自力で風呂に入ったりトイレをしていましたが、ある日容態が悪化寝たきりになりました。(意識ははっきりしています)その間通院は母が車で病院まで連れて行き押し車で診察を受けていました。ですが更に容態が悪化完全に腰が立たない状態で寝たきりになり手足が腫れ上がり歩けなくなりました。食欲は若干あります。医師からは肝臓が悪い原因だと言われ薬をもらいながらなんとか生活してきましたが、部屋にあるポーダブルトイレに行く度ベットから転げ落ちこっちも大変でした。そして現在、完全に寝たきり、食欲も無く、歩けない自力でトイレも出来ない状態で認知症?か分かりませんがありえない事を口にしたりするようになりました。下から出た時の感覚もないのか家から帰ってきてみると垂れ流しな状態です(泣)母も朝から仕事、私も昼夜仕事。昼間婆一人で生活しています。母も仕事、ストレス、介護等で精一杯だと思います。父が立てた立派な家はあるものの維持費はかかるし削れるところは徹底的に節約して生活しています。母はパート、私もパートです。母も自分も生活のために働かなくてはいけない、でも婆の事もある。そこで施設に入れてあげたいのですが、私たち低所得で立派な施設に入れるお金は十分に余裕はありません。低所得でも介護施設等に入れる方法があると聞いたことがあるのですがご存知の方教えて頂けたら幸いです。正直施設に入りたがる婆では無いと思いますが、垂れ流しな状態で私たちの居ない間に死ぬ姿など想像もしたくありません(泣)現在相談するケアマネは居ます。何かとお世話になっていますが最近はお風呂に入れてもらいました。介護保険のランクは結構前に申請したときはランク1で現在も1です。現在の通院は近場の医者に往診に来てもらってます。私たちにも施設に入れる方法はあるのでしょうか?知り合いの介護士に聞いてみたところ介護保険で入るより、婆の状態から医療保険で入る手もあるよと言われましたが、私には詳しく分かりません。もう少し細かく聞いてみますが・・・・補足私がこのような事が無知で悲しいです。過去にケアマネージャー(若手)の方が担当になりましたが、辞められて現在のケアマネージャーになりました。おっしゃるとおりお風呂などは当たり前です。私、母で介護が見切れず自宅死。確かに「介護放棄」分かります。私も思います。現在の状態でランク1と言うは・・・自治体に相談、ケアマネを変えて再度介護保険の見直し。私は無知で市役所に相談しようとしていましたが・・・

現状の把握と課題

92歳のお祖母様、52歳のお母様、そして27歳のご相談者様という3世代同居での介護、そして経済的な負担を抱えながらの生活、大変な状況であることがよく分かります。お祖母様の状態は、寝たきり、食欲不振、排泄の困難、そして認知症の疑いもあるとのこと。ご家族の皆さんは、仕事と介護の両立に苦慮されており、精神的にも肉体的にも限界に近づいているのではないでしょうか。

特に、昼間、お祖母様を一人でお留守番させていること、そして排泄の状況は、緊急性の高い問題です。 ご家族の負担軽減と、お祖母様の安全・安心を確保するためには、早急な対応が必要です。

低所得世帯でも利用できる介護サービス

低所得世帯であっても、介護サービスを利用できる方法はいくつかあります。

1. 介護保険制度の活用

現在、介護保険ランクが1とのことですが、お祖母様の状態を鑑みると、改めて介護保険の要介護認定の申請を行うべきです。 現在のランク1では、受けられるサービスが限られている可能性が高いです。 ケアマネージャーに相談し、改めて詳細な状況を伝え、要介護度を見直してもらうことが重要です。要介護度が上がれば、より多くのサービスを受けられるようになります。

具体的には、以下のサービスが利用できる可能性があります。

  • 訪問介護:自宅へ介護職員が訪問し、身体介護(食事、排泄、入浴介助など)や生活援助(掃除、洗濯など)を行います。
  • 訪問看護:看護師が自宅へ訪問し、医療的なケアを行います。お祖母様の肝臓の状況なども含めて、適切な医療処置を受けられるように相談しましょう。
  • デイサービス:日中、介護施設に通い、介護やリハビリ、レクリエーションなどを利用できます。これにより、ご家族の負担を軽減できます。
  • ショートステイ:短期入所サービスです。数日間、介護施設に預けることで、ご家族の休息や緊急時の対応が可能です。

これらのサービスは、要介護度に応じて利用できるサービス内容や利用料金が異なります。 ケアマネージャーと相談しながら、最適なサービスを選びましょう。

2. 介護保険以外の支援制度

介護保険以外にも、低所得世帯を支援する制度があります。

  • 生活保護:生活に困窮している世帯に対して、生活費や医療費などの援助を行う制度です。介護費用も支援対象となる可能性があります。市区町村の福祉事務所に相談しましょう。
  • 福祉医療費助成制度:医療費の負担を軽減する制度です。お祖母様の医療費の負担が軽減される可能性があります。市区町村の福祉事務所に相談しましょう。
  • 住居確保給付金:住宅に困っている世帯に対して、家賃の一部を補助する制度です。住宅の維持費の負担軽減に繋がる可能性があります。

これらの制度は、収入や資産状況によって利用できるかどうかが異なります。 市区町村の福祉事務所に相談し、利用できる制度がないか確認しましょう。

3. 医療保険の活用

知り合いの介護士のアドバイスにある「医療保険で入る手」とは、医療保険を利用した入院を指している可能性が高いです。お祖母様の状態が、医療的なケアを必要とする状態であれば、医療保険を使って病院に入院することも可能です。 ただし、これは介護保険ではなく医療保険の適用となるため、介護保険とは異なる手続きが必要です。 医師と相談し、入院の必要性や可能性について検討しましょう。

具体的な行動計画

1. ケアマネージャーとの面談:現在の状況を詳しく伝え、要介護度見直しを依頼します。 また、利用可能なサービスについて相談します。
2. 市区町村の福祉事務所への相談:生活保護、福祉医療費助成制度、住居確保給付金などの利用可能性について相談します。
3. 医師との相談:お祖母様の状態について詳しく相談し、入院の必要性や可能性、医療保険の活用について検討します。
4. 介護サービスの利用開始:訪問介護、訪問看護、デイサービスなどを利用し、ご家族の負担を軽減します。
5. 定期的な見直し:お祖母様の状態やご家族の状況に応じて、介護サービスや支援制度の見直しを行います。

専門家の視点

介護は、専門家の協力を得ることが非常に重要です。ケアマネージャーは、介護サービスの利用計画作成や調整を行う重要な役割を担っています。 しかし、現状のケアマネージャーに満足できない場合は、ケアマネージャーの変更も検討しましょう。 複数のケアマネージャーと面談し、信頼できる人を見つけることが大切です。 また、必要に応じて、医師や看護師、社会福祉士などの専門家にも相談しましょう。

まとめ

介護は、肉体的にも精神的にも負担が大きく、特に低所得世帯では経済的な負担も深刻な問題となります。しかし、諦めないでください。 介護保険、その他の支援制度、そして専門家の協力を得ることで、状況を改善できる可能性は十分にあります。 まずは、ケアマネージャーや市区町村の福祉事務所に相談し、一歩ずつ解決に向けて進んでいきましょう。 ご家族の健康と幸せを願っています。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)