高齢者のデイサービス利用と認知症:不安と対応策

すみません、老人についてお聞きします。 現在我が家では週に2回、デイサービスに祖母をお願いしています。 月曜日と木曜日で4月頃からお風呂に入るのが怖くて入れないといわれてデイサービスに行かせる様になりました。 私たち家族が入れてあげようとしても怖いらしいです。 そして疲れると本人が言うので週に二回になったのですが祖父が亡くなって急にぼけたようにも感じます。 デイサービスの日を明日だ~明日だろう?と毎日聞いてきます。 いくら火曜日だといっても納得がいかないらしく、今日は水曜日だ、日曜日だ。 だから明日がデイサービスだと言ってしつこく聞いてきます。 テレビの日付を見せてもその時は納得したように見せて20~30分後に再度聞いてきます。 部屋には日めくりカレンダーがありますがそれでも納得いかないようです。 いっその事2日に一度行かせるか、お金がかかっても毎日頼むか迷っております。 それをしないのは本人が行きたくないと言ったのと(本心かどうかは別として)老人ホーム関係で働く妹や知り合いにそういう場所に行かせるとボケが早くなるかも知れないと言われたからです。 でもネットではボケ防止にも良いと書かれていますよね? どちらが本当なのでしょうか? このままだと正直いいかげんにしてくれ!!となって祖母を怒鳴るようになってしまいます。 今日2時間映画を見ていたのですが2時間の間に5,6回は聞きにきて私は怒鳴り気味になり、母は『そうだね、明日行けば?』と勝手にしろという風に話し出しました。 実は先週も同じように明日じゃないと説明したのですがデイサービスに確認する~と電話をし始めました。 どうすれば良いのでしょうか? このようなことに詳しい方にお話聞きたいです。

高齢者のデイサービス利用に関する悩み:お風呂への恐怖と認知機能の低下

ご祖母様のデイサービス利用に関するお悩み、大変お察しいたします。お風呂への恐怖、デイサービスの日付を何度も確認する行動、そしてご祖父様の亡くなられからの認知機能の低下と、ご家族の皆様は多大なストレスを抱えていることと思います。 まず、ご家族の皆様が「怒鳴りたくなる」という感情を抱くのは、決して異常ではありません。介護のストレスは想像以上に大きく、限界を感じるのは当然です。まずは、ご自身の感情を否定せず、受け止めることから始めましょう。そして、ご家族で話し合い、役割分担や休憩時間などを明確にすることが重要です。

お風呂への恐怖:原因の特定と安心できる環境づくり

お風呂への恐怖は、転倒の不安、温度調節の難しさ、認知機能の低下による見慣れない場所への不安など、様々な原因が考えられます。

お風呂への恐怖の原因を探る

* 転倒の危険性:浴室の滑り止め、手すりの設置状況を確認しましょう。必要であれば、専門業者に相談し、安全対策を講じることが重要です。
* 温度調節:お湯の温度が適切かどうか、温度計で確認し、祖母様に確認しながら調整しましょう。
* 認知機能の低下:見慣れない浴室や、一人でお風呂に入ることに不安を感じている可能性があります。家族が付き添ったり、浴室を明るく照らしたりするなどの工夫が必要です。
* 身体的な問題:関節痛や平衡感覚の低下など、身体的な問題が原因となっている可能性もあります。医師に相談し、適切な治療やリハビリを受けることが必要です。

安心できるお風呂環境を作る

* 手すりの設置:浴室に手すりを設置し、安全性を高めましょう。
* 滑り止めマット:浴室の床に滑り止めマットを敷きましょう。
* 明るさ:浴室を明るく照らし、視認性を高めましょう。
* 温度調節:お湯の温度を適切に調整しましょう。
* 入浴介助:家族が付き添って入浴介助を行うことも有効です。

デイサービスの日付の確認:認知症症状への対応

デイサービスの日付を何度も確認する行動は、認知症の症状の一つである「記憶障害」の可能性が高いです。

認知症症状への対応

* 優しく丁寧に説明する:何度も同じ質問をされても、イライラせずに、優しく丁寧に説明しましょう。「今日は〇〇曜日だから、デイサービスは明日だよ」と、具体的に伝えましょう。
* 視覚的な補助:大きな文字で書かれたカレンダー、写真付きのスケジュール表などを活用しましょう。
* 繰り返し確認:何度も同じことを繰り返すことで、祖母様の不安を軽減することができます。
* リマインダー:スマートフォンやアラーム時計などを活用し、デイサービスの時間を知らせるようにしましょう。
* 専門家への相談:認知症の専門医やケアマネージャーに相談し、適切なアドバイスを受けましょう。

デイサービスの頻度:メリットとデメリット

デイサービスの頻度については、ご祖母様の状態やご家族の負担を考慮して決定する必要があります。

デイサービスのメリット

* 認知症の予防・改善:デイサービスでは、レクリエーションや体操など、認知機能を刺激する様々な活動が行われています。
* 社会参加:デイサービスを通じて、他の高齢者と交流し、社会参加をすることができます。
* 介護者の負担軽減:デイサービスを利用することで、介護者の負担を軽減することができます。
* 健康状態の維持:デイサービスでは、健康状態のチェックや、食事の提供など、健康状態の維持に役立つサービスが提供されます。

デイサービスのデメリット

* 費用:デイサービスの利用には費用がかかります。
* 通所への負担:通所には、身体的・精神的な負担がかかる場合があります。
* 施設の質:施設の質によって、サービスの内容や質が異なります。

デイサービス利用と認知症の進行:専門家の意見

「デイサービスが認知症の進行を早める」という意見は、必ずしも正しいとは言えません。むしろ、適切なデイサービスの利用は、認知症の予防や進行抑制に効果がある場合もあります。ただし、ご祖母様の状態やデイサービスの質によっては、逆効果になる可能性も否定できません。専門家(医師やケアマネージャー)に相談し、ご祖母様に最適なケアプランを作成することが重要です。

具体的な対応策とアドバイス

* 医師への相談:まずは、ご祖母様の状態を医師に診てもらい、認知症の診断と適切な治療を受けてください。
* ケアマネージャーへの相談:ケアマネージャーに相談し、ご祖母様に合ったデイサービスや介護サービスを探しましょう。
* 家族間のコミュニケーション:ご家族で話し合い、役割分担や休憩時間などを明確にしましょう。
* 介護者の支援:介護者のための相談窓口や支援団体などを利用し、情報収集や相談を行いましょう。
* 自分の時間を持つ:介護疲れを防ぐために、自分の時間を持つように心がけましょう。趣味や休息の時間を確保することで、精神的な負担を軽減できます。

まとめ

ご祖母様の状況は、多くの高齢者とそのご家族が直面する問題です。焦らず、専門家の力を借りながら、一つずつ解決していきましょう。ご家族の皆様が笑顔で過ごせるよう、心から応援しています。

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