高齢者のアパート退去と敷金精算に関する相談

教えてください。足に障害があり生活保護をもらって生活している叔父さんがいます。私の父の弟になります。私の父と母は亡くなっていて、私の両親の死後、長らく会っていませんでした。私も今は結婚し、隣町で暮らしています。叔父さんには奥さんも子供もいません。身寄りは私しかいません。私も生まれ育った集落で、昔から顔なじみの近所のおばさんが経営し大家をしている家賃12000円の風呂なし共同トイレのアパートで暮らしていました。この間、そのアパートで倒れているところを大家さんに発見してもらい、私が駆け付け、救急搬送しました。そのアパートでの暮らしぶりは悲惨なもので、部屋の中が大変なことになっていました。虫がわいていたり、敷居が落ちていたり、畳が汚れていたり、悪臭を放っていました。救急搬送から入院を経て退去し、そのアパートにはとても帰れる状態ではなかったので、今は私の家で寝てもらっています。市役所のケースワーカーさんと相談し、金銭的な援助はできませんが、身の回りの世話などは出来るだけさせてもらいますと伝え、私の近くのアパートに引っ越すことになり、契約段階です。住んでいたアパートを引き払うにあたり、荷物を運び出すことになり、作業していると大家さんが来て、「次はフローリングにするから畳を持って帰ることと、拭き掃除をして帰るように」と言われました。そのアパートに入居時、敷金の名目で家賃3ヵ月分の36000円を支払っているのですが、ハウスクリーニング等はそちらから賄ってもらうようにお願いしたところ、「敷金はその為には使えない」とすごく怒られました。「身内なんやから、出ていく時は掃除ぐらいして出るんは当たり前やろっっっ」と。。。その大家さんと娘さん2人に怒鳴られました。そこまで私がしないといけないのでしょうか?この2週間、病院の手続き、退去の手続き、役所関係の手続き等、叔父さんのお世話も含め、自分の生活を後回しにして動いてきました。もう限界です。病んできました。。。私はどこまで大家さんの言いなりにならないといけないのでしょうか?ちなみに大家さんの息子さんは役所勤めだそうです。補足:取り乱した文章で申し訳ありませんでした。

高齢者アパート退去時の清掃義務と敷金精算について

ご状況、大変お辛いですね。叔父さんの介護とアパートの退去手続き、本当にご苦労されていると思います。まず、落ち着いて、一つずつ問題を整理していきましょう。

大家さんの要求は妥当か?

大家さんの「畳を持って帰り、拭き掃除をする」という要求と、「敷金はハウスクリーニングに使えない」という主張は、残念ながら、法律上、必ずしも妥当とは言えません

敷金は、借主がアパートを借りた際に預けるお金で、通常は、アパートの原状回復費用に充当されます。しかし、原状回復とは、借主の故意または過失による損耗を除いた、通常の経年劣化を指します。

叔父さんのアパートの状態は、通常の経年劣化を超えている可能性が高いです。虫の発生、敷居の破損、畳の汚れなどは、借主の故意または過失による損耗と判断される可能性が低いです。

大家さんの要求は、借主の責任を超える範囲の清掃を求めている可能性があります。特に、畳の持ち帰りは、通常、大家側の負担となります。

敷金の使用について

敷金は、ハウスクリーニング費用に充当できないと断言するのは、大家さんの一方的な主張です。敷金からハウスクリーニング費用を差し引くかどうかは、アパートの状態と、その損耗の原因によって判断されます。

もし、大家さんが敷金を返還しない、もしくは不当に少ない金額しか返還しない場合は、弁護士や司法書士に相談することをお勧めします。

具体的な対応策

1. **現状の写真・動画撮影:** アパートの現状を写真や動画で記録しましょう。これは、後々の証拠として非常に重要です。特に、虫の発生や、畳・敷居の損傷、汚れなどを詳細に撮影してください。

2. **退去届の提出:** 正式な退去届を提出しましょう。退去日、敷金返還請求などを明確に記載します。

3. **内容証明郵便の送付:** 大家さんとの話し合いがまとまらない場合は、内容証明郵便で、敷金返還請求、清掃に関する主張を明確に伝えましょう。内容証明郵便は、証拠として非常に有効です。

4. **専門家への相談:** 大家さんとの話し合いが難航する場合は、弁護士や司法書士、地域の消費生活センターに相談しましょう。彼らは法律的な観点から適切なアドバイスをしてくれます。

相談できる機関

* **弁護士会・司法書士会:** 法律的な問題に関する相談ができます。
* **地域の消費生活センター:** 消費生活に関する相談ができます。
* **市町村役場の福祉課・生活保護課:** 生活保護に関する相談ができます。
* **NPO法人など高齢者支援団体:** 高齢者の生活支援に関する相談ができます。

インテリアと高齢者向け住居のポイント

今回のケースでは、叔父さんのアパートの状況が深刻でしたが、高齢者にとって安全で快適な住環境は非常に重要です。新しくアパートを探す際には、以下の点を考慮しましょう。

高齢者向けアパートを選ぶポイント

* **バリアフリー設計:** 段差が少ない、手すりが設置されているなど、高齢者が安全に暮らせる設計であることが重要です。
* **アクセスの良さ:** 駅や病院などへのアクセスが良い場所を選びましょう。
* **防犯対策:** 防犯カメラやオートロックなど、防犯対策がしっかりしている物件を選びましょう。
* **清掃のしやすさ:** 掃除がしやすいように、フローリングの床材や、収納スペースが充実している物件が良いでしょう。
* **適切な広さ:** 広すぎず狭すぎず、高齢者が快適に過ごせる広さの物件を選びましょう。
* **日当たり・風通し:** 日当たりと風通しの良い物件は、健康面にも良い影響を与えます。

高齢者向けインテリアのポイント

* **家具の配置:** 高齢者が転倒しないように、家具の配置には十分注意しましょう。
* **照明:** 明るい照明は、高齢者の視力低下を防ぎます。
* **床材:** 滑りにくい床材を選びましょう。
* **手すり:** 必要に応じて、手すりを設置しましょう。
* **収納:** 高齢者が使いやすいように、収納スペースを確保しましょう。
* **色使い:** 落ち着いた色合いのインテリアは、高齢者の心を落ち着かせます。例えば、グレーは落ち着きと清潔感を演出するのに適しています。

今回のケースでは、大家さんの対応は不適切な部分が多く見られます。しかし、ご自身の精神的な負担を軽減するためにも、まずは専門機関に相談し、適切な対応を検討することをお勧めします。

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