高齢猫の夜泣きと飼い主の悩み:原因と解決策

猫の夜泣きについてです。私は生まれてもうすぐ20年もたつ年寄りのオスねこを飼っています。私がもうすぐ20歳なのでほとんど同い年です。最初は二匹飼っていたのですが4年前にメスのねこが亡くなってしまい今では一匹になってしまいました。3年位前から夜に鳴くようになり、その度に母が水をあげたり餌をあげたりしていました。水はお風呂場での流れる水が好きです。昔はそれで落ち着いていたのですが、ここ一年ぐらいで夜泣きがさらにひどくなりました。なくというよりも吠えているような状態に近いです。いつも母が面倒をみており、すぐに猫に起こされているので母の寝不足が心配で一週間に二回ほど私が交代しています。どの部屋に入っても怒ったりはしていません。いつも私のベッドで一緒に寝たり他の部屋のクッションの上で寝て鳴くときはいつもお風呂の前かリビングです。いつも夜中の2時に鳴き始め、3時までは落ち着きがなくまた寝て5時に鳴き始めます。しかし昨日はいつも通り2時に鳴き始めてそれからずっと落ち着きがなくベッドの上に戻ってはまたすぐに降りて部屋を出て私が行くとまた部屋に戻ります。この状態がずっと続き朝の7時まで眠れませんでした。お風呂場で鳴くので水をあげようとしても、一度飲んだのでもう飲もうとしないので水を欲しがっているのではないと思います。私は学生ですので、今日も学校へ行き、前日も学校へ行きその後アルバイトへ行ったりしているので猫の世話をしながらもとても眠く、猫がベッドに戻ると私も眠ろうとしますがすぐに起こされ、これがずっと続いたので昨日はさすがにイライラしてしまい怒ってしまいました。「うるさい、いいかげんにしてよ」など…本当に嫌になってしまい思ってもいないのに「もう長生きしなくていい」なんてひどいことを言ってしまいました。本当に私は最低なことを言ってしまったと思います。すぐに猫に謝りました。本当に後悔しています。もちろん長生きしてほしいですし、年寄りですがずっと一緒にいたいです。最悪な私にかつをいれて下さい。反省します。しかしこんなに夜泣きが激しいのは何か理由があるのでしょうか。寂しいのだとは思いますが、もし何か病気なのだとしたらとても心配です。年なので前よりは痩せてしまいましたが快便ですし、餌もしっかり食べます。何か知っている方がいましたらお願いします。

高齢猫の夜泣きの原因を探る

20年も一緒に過ごした愛猫の夜泣き。飼い主さんの心配は当然です。まず、考えられる原因をいくつか見ていきましょう。

1. 認知機能障害(認知症)

高齢猫に多く見られる認知機能障害は、夜泣きの一因となります。昼夜逆転、徘徊、鳴き声の変化など、様々な症状が現れます。愛猫が以前と比べて落ち着きがなくなったり、場所が分からなくなったりしていませんか? 夜間も活動的になり、夜泣きが続く場合は、認知症の可能性も考慮する必要があります。

2. 痛みや不快感

関節炎や歯周病など、高齢猫は様々な体の不調を抱えがちです。痛みや不快感から夜泣きをすることもあります。食欲や排泄に変化がないか、普段と違う行動がないか、よく観察してみましょう。 もし異変を感じたら、すぐに獣医さんに相談することが大切です。

3. 寂しさや不安

かつては猫が2匹いたとのこと。相棒を失った寂しさや不安が、夜泣きにつながっている可能性があります。特に夜間は、日中よりも不安感が増幅される傾向があります。猫が落ち着ける安全な空間を確保し、十分な愛情をかけてあげることが重要です。

4. 聴力・視力の低下

高齢猫は聴力や視力が低下することがあります。周囲の音や変化に気づきにくくなり、不安を感じて鳴くことがあります。猫の視界や聴覚に配慮した環境づくりも大切です。例えば、急に大きな音を立てない、明るい場所と暗い場所の明暗差を少なくするなどです。

5. その他の病気

甲状腺機能亢進症や腎臓病など、様々な病気が夜泣きを引き起こす可能性があります。上記の症状以外に、食欲不振、体重減少、多飲多尿などの症状が見られる場合は、すぐに獣医さんに相談しましょう。

具体的な解決策とアドバイス

愛猫の夜泣きの原因を特定し、適切な対応をすることが大切です。以下に具体的な解決策とアドバイスをご紹介します。

1. 獣医への相談

まずは獣医さんに相談することが重要です。血液検査やレントゲン検査などを通して、体の不調がないかを確認しましょう。認知機能障害であれば、症状を緩和する薬物療法なども検討できます。

2. 環境の改善

* 安全で落ち着ける場所の確保:猫が安心して過ごせる隠れ家のような場所を用意しましょう。猫ベッド、ダンボールハウスなどがおすすめです。
* 夜間の刺激の軽減:夜間の光や音は、猫の睡眠を妨げます。カーテンを閉めたり、静かな環境を作るように心がけましょう。
* フェロモン製品の活用:猫用フェロモン製品は、猫の安心感を高める効果があります。獣医さんに相談の上、使用を検討してみましょう。
* 日中の運動:日中、十分な運動をさせることで、夜間の活動性を抑える効果が期待できます。おもちゃで遊んであげたり、猫じゃらしで遊んだりしましょう。

3. 飼い主さんの対応

* 夜泣きへの反応:夜泣きに対して、すぐに反応しないようにしましょう。猫が鳴いても、無視することで、夜泣きが学習行動になっている可能性があります。
* 規則正しい生活:猫にも規則正しい生活リズムが大切です。餌やりの時間、睡眠時間を一定に保つように心がけましょう。
* コミュニケーション:日頃から猫とスキンシップを取り、愛情表現をしましょう。ブラッシングや撫でることで、猫の安心感が高まります。
* ストレス軽減:飼い主さんのストレスも猫に伝わります。リラックスできる時間を取り、心身ともに健康な状態を保ちましょう。

4. 具体的な事例:認知症の猫への対応

認知症と診断された猫の場合、夜泣き以外にも徘徊や排泄の失敗など様々な症状が現れます。獣医の指示に従い、適切な薬物療法を行うとともに、環境の工夫が重要です。例えば、夜間は猫が迷子にならないように、部屋のドアを閉めておく、トイレの位置を分かりやすくするなどです。

まとめ

高齢猫の夜泣きは、様々な原因が考えられます。飼い主さんの愛情と適切な対応で、猫の生活の質を向上させることができます。まずは獣医さんに相談し、原因を特定することが大切です。そして、猫の状況に合わせて、環境の改善や飼い主さんの対応を工夫することで、愛猫との穏やかな時間を過ごせるようにしましょう。 愛猫との時間を大切に、共に幸せな時間を過ごしてください。

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