高齢の両親の離婚問題と介護:狭い部屋での同居と不仲への対処法

両親の不仲に悩んでます。父、88歳、元気です。母、85歳、軽度認知症、寝たきり状態、要介護4です。現在、生活保護受給者で老人施設に入居してますが、八畳の部屋にベッド2台並べ、大変狭いですが、受給者なので納得してます。父は、昔から短気で母はずっと苦労してきました。先日、とうとう母が我慢の限界がきて、離婚したいと言います。この年齢、先もないのに馬鹿げたこと、と感じますが、どうしたらいいものか?また、訪問する度に父には母に対して優しく接するように、強く言いますが、今さら性格は変わりません。ケアマネに相談しても受給者は、別居は認められず、喧嘩しても同居の方が、親のためといいます。短気な父なので母に手をかけないか心配です。長文失礼します。

高齢者の離婚と介護:現実的な課題と解決策

88歳のお父様と85歳のお母様、特に寝たきり状態の要介護4のお母様の介護をされている状況、そしてご両親の不仲による離婚問題を抱えているとのこと、大変お辛い状況だとお察しします。 この年齢での離婚は、確かに容易な決断ではありませんが、お母様の精神状態や安全面を考慮すると、無視できない問題です。

1. お母様の気持ちに寄り添う

まず、お母様の「離婚したい」という気持ちを受け止め、真剣に話を聞くことが大切です。長年、お父様の短気な性格に耐え、苦労されてきたお母様の感情を理解し、共感することが、現状打破の第一歩です。 「辛い思いをされてきたんですね」と、お母様の気持ちを尊重する姿勢を示すことが重要です。

2. 専門家への相談:多職種連携の重要性

ケアマネージャーへの相談だけでは解決策が見つからない場合、他の専門家への相談も検討しましょう。

  • 弁護士:離婚に関する法律的な手続きや、財産分与、年金などの問題について相談できます。
  • 精神科医または精神保健福祉士:お母様の精神状態の評価や、適切な精神科治療の必要性の有無について相談できます。認知症の進行状況も考慮する必要があります。
  • ソーシャルワーカー:生活保護や介護サービスに関する相談、新たな住居の確保など、社会資源の活用についてサポートを受けられます。

複数の専門家と連携することで、より包括的な解決策を見つけることができるでしょう。 ケアマネージャーにも、これらの専門家への紹介を依頼してみましょう。

3. 父への対応:穏やかなコミュニケーション

お父様への対応は、感情的にではなく、冷静に対処することが重要です。 「お母さんの気持ちを理解して、優しく接してほしい」と直接伝えるのではなく、「お母さんが苦しんでいる様子を見て、心配だ」といった、お父様の感情に訴えかける伝え方を試してみましょう。 また、お父様の気持ちを理解しようと努めることも大切です。長年の習慣を変えることは容易ではありません。

4. 別居の可能性を探る:現実的な選択肢の検討

ケアマネージャーが別居を認めないとのことですが、施設によっては、個室への移転や、他の施設への転居を検討できる可能性があります。 お母様の状態や、施設の空き状況などを考慮し、ケアマネージャーとじっくり話し合ってみてください。 別居が難しい場合でも、部屋のレイアウト変更など、少しでもお母様のストレスを軽減できる工夫を検討してみましょう。例えば、パーテーションで空間を区切るなど。

5. 安全確保:暴力防止対策

お父様の短気な性格が心配とのことですが、お母様の安全確保は最優先事項です。 お父様に暴力を振るう兆候が見られた場合は、すぐに専門機関に連絡し、適切な対応を仰ぎましょう。 施設側にも、状況を伝え、監視体制の強化などを依頼する必要があります。

6. 具体的なアドバイス:実践的なステップ

  • 記録を残す:お父様とのお母様のやり取り、お母様の精神状態の変化などを記録しておきましょう。これは、専門家への相談や、今後の対応策を検討する上で非常に役立ちます。
  • 定期的な訪問:可能な限り定期的にご両親を訪問し、状況を確認しましょう。 単なる訪問だけでなく、お母様とゆっくりと時間を取り、話を聞く時間を設けましょう。
  • サポート体制の構築:ご自身だけで抱え込まず、兄弟姉妹や親戚、友人などに相談し、サポート体制を構築しましょう。 介護は負担が大きいため、助けを求めることをためらわないでください。
  • ご自身のケア:介護は心身ともに大きな負担がかかります。ご自身の健康状態にも気を配り、定期的な休息やリフレッシュを心がけましょう。 必要であれば、介護支援サービスの活用も検討してください。

インテリアの視点:高齢者向け住環境の改善

高齢者の住環境は、介護のしやすさだけでなく、精神的な安らぎも重要です。 狭い部屋でも、インテリアの工夫で、より快適な空間にすることができます。

高齢者向けインテリアのポイント

  • 明るさ:自然光を多く取り入れ、部屋を明るくしましょう。 照明も、目に優しい暖色系のものを選びましょう。
  • 色使い:落ち着いた色調のインテリアを選び、リラックスできる空間を演出しましょう。グレーは、落ち着きと清潔感を与え、高齢者にも優しい色です。
  • 家具の配置:ベッドや車椅子の移動スペースを確保し、安全に配慮した配置にしましょう。 家具の角は、安全のため丸みを帯びたものを使用するのも良いでしょう。
  • 床材:滑りにくい素材の床材を選び、転倒防止に配慮しましょう。
  • 収納:必要なものをすぐに取り出せるように、収納スペースを確保しましょう。 整理整頓された空間は、精神的な安定にも繋がります。

グレーを基調としたインテリアは、清潔感があり、落ち着きを与えてくれるため、高齢者の生活空間には最適です。 壁や床にグレーを使用し、アクセントカラーとして、パステルカラーなどを加えるのも良いでしょう。

まとめ

高齢者の離婚問題と介護は、複雑で困難な問題です。 専門家の力を借りながら、ご両親の状況やご自身の状況を踏まえ、最善の解決策を見つけることが大切です。 焦らず、一歩ずつ進めていきましょう。

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