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現状と課題:肌色の木目壁紙とリフォームの壁
高校生のお子さんのお部屋の壁紙が肌色の木目調で、ピンクや白を好むお子さんには合わず、友達を呼びづらいと感じている、とのこと。ご自身も視力の悪さから木目が不気味に感じているようです。壁紙の張り替えは素人では難しい、業者への依頼は費用面で難しいという状況です。現状では画鋲が使用可能とのことから、白い板などを貼ることを検討されています。
DIYでできる!壁紙の上から模様替え3選
ご両親の懸念である「素人施工による壁紙の剥がれやムラ」を回避し、費用を抑えつつ、お部屋の雰囲気を変える方法を3つご紹介します。
1. 壁面収納を活用した空間演出
費用を抑え、賃貸でも安心!
ホームセンターや100均などで手に入る、白い板やベニヤ板、あるいはリサイクル材などを活用した壁面収納をDIYで作成します。
- 棚の設置: お気に入りの雑貨や本、ポスターなどを飾る棚を設置することで、壁紙が目立たなくなります。棚板の高さを変えたり、棚の数を増やすことで、収納力とデザイン性を両立できます。ピンク色のボックスやバスケットなどを活用すれば、さらに個性を演出できます。
- タペストリーやファブリックパネル: お好みの柄や色のタペストリーやファブリックパネルを壁に飾ることで、視覚的に壁紙を隠すことができます。ピンクや白、あるいは好きなキャラクターの柄など、自由に選べます。画鋲やピンで簡単に取り付けられます。
- 鏡の活用: 大きな鏡を壁に設置することで、空間を広く見せ、壁紙が目立たなくなります。さらに、鏡枠にピンク色の装飾を施せば、より華やかな印象になります。
ポイント: 事前にサイズを測り、必要な材料をリストアップしましょう。木材のカットはホームセンターで有料サービスを利用するのも便利です。
2. ウォールステッカーで手軽に模様替え
手軽で賃貸にも最適!
ウォールステッカーは、剥がせるシールタイプの装飾で、簡単に貼ったり剥がしたりできます。様々なデザインや色が販売されており、ピンク色の花柄や幾何学模様など、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
- 大判ステッカーで大胆に: 大きな花の柄や幾何学模様のステッカーを壁一面に貼ることで、壁紙を効果的に隠せます。
- 小ぶりなステッカーでアクセント: 小さなステッカーを複数枚組み合わせ、好きなデザインを自由に配置することで、オリジナルの壁面装飾を作ることができます。
- 文字ステッカーで個性的に: 好きな言葉やメッセージを文字ステッカーで表現することで、よりパーソナルな空間を演出できます。
ポイント: 貼る前に壁をきれいに掃除し、空気を抜いて丁寧に貼ることが大切です。剥がす際もゆっくりと剥がせば、壁紙を傷つける心配も少なくなります。
3. 布を張る方法
布の質感で優しい空間を演出!
比較的安価な布(綿や麻など)を、画鋲や押しピンを使って壁に張る方法です。
- 好きな柄の布を選ぶ: ピンク色の花柄やストライプ柄など、お好みの柄の布を選びましょう。薄手の布であれば、ピンで留めるだけで簡単に取り付けられます。
- 布のたるみ調整: 布を張る際に、たるみがないように注意しましょう。必要に応じて、布をピンで留める間隔を調整します。
- 布の固定方法: 画鋲や押しピンだけでなく、布用の両面テープを使用するのも良いでしょう。ただし、壁紙を傷つけないよう、剥がす際に注意が必要です。
ポイント: 布の端を綺麗に処理するために、ミシンで縫ったり、バイアステープを使用したりすると仕上がりが綺麗になります。
専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス
インテリアコーディネーターの視点から見ると、高校生の部屋は、個性を表現し、リラックスできる空間であることが大切です。上記のDIY方法に加え、以下のような点にも注意しましょう。
* 照明: 間接照明やスタンドライトなどを活用し、温かみのある空間を演出しましょう。ピンク色のシェードのライトなどもおすすめです。
* 家具: ピンクや白を基調とした家具を選ぶことで、統一感のある空間を作ることができます。
* 小物: クッションやブランケット、ポスターなど、お気に入りの小物を飾り、自分らしい空間を演出しましょう。
まとめ:費用を抑え、安全に、そして楽しくリフォーム!
業者に頼まずとも、DIYで十分に部屋の雰囲気を変えることは可能です。今回ご紹介した方法を参考に、安全に、そして楽しくリフォームを進めていきましょう。ご両親と相談しながら、少しずつ理想の部屋に近づけていくことが大切です。