高校卒業した娘の家庭内暴力とゴミ屋敷問題:親としてどう向き合うべきか?

こんな娘死んでしまえばいいと思うのは間違いでしょうか?この春、高校を卒業し、社会人となり就職して間もない娘です。昔からですが、だらしがなく身の回りの整理整頓もできず部屋はゴミ屋敷で、彼氏が遊びに来る時だけ部屋の片付けをし、次の日からはまたゴミ屋敷に戻る状態です。また父親、母親に暴言をはき、わがままを通している状態です。何度となく家庭内暴力を行い、殴り返せば過呼吸になり、過呼吸にならないように殴られ続けた時期もありました。自分の間違いを人のせいにし、畳んだ洗濯物を蹴散らし、壁に蹴りを入れ、まだ住宅ローンの残る家も穴だらけとなりました。冷蔵庫を開けっ放しにし、わざと水道をめいいっぱい出していく姿に、こんな娘死んでしまえばいいのにと思ってしまいます。怒ればエスカレートするだけだと思い、怒らずに見て見ぬ振りをしています。はっきり思うのは、もう娘と暮らしたくない、関わりたくないと喧嘩の度に思います。社会人になってもこんなやりたい放題の娘のお弁当を作ったり、お洗濯したりするのが馬鹿らしくて仕方ありません。見栄えだけ外では良く思われる娘ですが、一歩家庭に入ると凶変します。こんな娘と向き合うには、もしくは縁を切るにはどうしたらいいのでしょうか?補足小学生高学年から家庭内暴力はしばしば18歳になった今でも毎年数回あります。自分の思うようにいかない、自分が頑張り過ぎたなどそういう不満が積もった時に家族へ爆発すると思われます。周りに親に暴力をしたり物を破壊したりする娘なんて聞いた事もなく、我が家だけと思うと、精神的におかしいのかなとも思ってしまいます。精神疾患であればどんな病気が疑われるんでしょうか…。

娘さんの行動とご両親の苦悩

まず、ご両親の心情を理解いたします。長年続く娘さんの家庭内暴力、ゴミ屋敷状態、そしてその対応に疲弊されていること、そして「死んでしまえばいい」という感情を抱いてしまうこと、全てがご両親の限界を表しています。決して間違った感情ではありません。しかし、この感情をそのままにしてしまうと、ご自身たちの精神的な健康を損なう可能性があります。まずは、ご自身の感情を認めた上で、冷静に状況を分析し、対処していくことが大切です。

娘さんの行動は、単なる反抗期や甘えの問題ではありません。小学生高学年からの家庭内暴力、社会人になっても改善が見られない状況から、何らかの精神的な問題を抱えている可能性が高いです。

考えられる精神疾患と専門家の意見

娘さんの症状から考えられる精神疾患としては、以下のものが挙げられます。これはあくまで可能性であり、診断は専門医による診察が必要です。

1. 反社会性パーソナリティ障害

他者の権利や社会規範を無視し、自己中心的で、罪悪感や後悔の念が乏しいという特徴があります。娘さんの自己中心的行動、暴言、家庭内暴力、他人のせいにする傾向などは、この障害の特徴と符合する部分があります。

2. 境界性パーソナリティ障害(BPD)

不安定な人間関係、自己イメージ、感情、衝動的な行動などが特徴です。激しい怒りや自己破壊的な行動、他者への依存と拒絶の繰り返しがみられる可能性があります。娘さんの感情の起伏の激しさ、家庭内暴力、自己破壊的な行動(部屋を荒らすなど)は、BPDの可能性を示唆するかもしれません。

3. 気分障害(双極性障害など)

気分の高揚と低下の激しい変化を繰り返す病気です。気分の高揚時には衝動的な行動が増え、低調時には無気力や意欲低下がみられます。娘さんの行動が、気分の波によって変化している可能性もあります。

4. 注意欠陥・多動性障害(ADHD)

衝動性、不注意、多動性などが特徴です。整理整頓ができない、衝動的な行動をとるといった症状はADHDの可能性も示唆します。ただし、ADHDだけでは家庭内暴力などの攻撃性を説明できない場合が多いです。

ご両親ができること:専門機関への相談と具体的な対策

まず、娘さん自身を精神科医やカウンセラーに診てもらうことが最優先です。親御さんだけで解決しようとせず、専門家の力を借りることが重要です。

1. 専門機関への相談

* 精神科医:娘さんの症状を詳しく診察し、適切な診断と治療を行います。
* カウンセラー:娘さんだけでなく、ご両親もカウンセリングを受けることで、心の負担を軽減し、適切な対応方法を学ぶことができます。
* 地域包括支援センター:地域の高齢者や障害者、その家族を支援する機関です。相談や情報提供を受けられます。
* 児童相談所:未成年者に関する相談を受け付けています。娘さんの年齢を考慮すると、相談する価値があります。

2. 家庭内での対応

* 暴力を絶対に許さない姿勢を示す:暴力を振るわれたら、警察に通報することも視野に入れましょう。
* 娘さんの感情を受け止め、共感する努力をする:怒りをぶつける相手は親御さんですが、その背景にある娘さんの苦しみや不安に寄り添うことが重要です。ただし、暴力を正当化してはいけません。
* ルールを明確にする:家の中のルールを明確に定め、娘さんに理解させましょう。ルールを守れない場合は、具体的な罰則を設けることも必要です。
* ご自身のケアを怠らない:ご両親自身の精神的な健康も大切です。カウンセリングやサポートグループに参加するなど、ご自身のケアを優先しましょう。
* 物理的な距離を置く:一時的に娘さんと離れて暮らすことも検討しましょう。安全な環境を確保することが最優先です。

3. ゴミ屋敷問題への対応

ゴミ屋敷は、精神的な問題の表れである可能性があります。まずは娘さんの精神状態の改善を優先し、その後で、整理整頓のサポートを検討しましょう。専門の清掃業者に依頼することも一つの方法です。

4. 縁を切るという選択肢

最終手段として、娘さんと縁を切るという選択肢も存在します。しかし、これは非常に難しい決断であり、安易に選択すべきではありません。専門家と相談し、慎重に検討する必要があります。

インテリアの観点からのアドバイス

娘さんの部屋のゴミ屋敷状態は、インテリアの観点からも問題です。整理整頓できない状態は、生活空間の質を著しく低下させ、精神的なストレスを増幅させます。もし、娘さんが治療を受け、状況が改善された際には、シンプルで清潔感のあるインテリアを一緒に考えることで、部屋の整理整頓を促すことができます。

例えば、収納スペースを増やす、家具を減らす、明るい色の壁にするなど、視覚的な整理整頓をサポートするインテリアを選ぶことが重要です。

まとめ

娘さんの問題解決には、ご両親だけで解決しようとせず、専門家の力を借りることが不可欠です。まず、娘さんの精神状態を診察してもらい、適切な治療を受けることが最優先です。同時に、ご両親自身も心のケアを行い、健康な状態を保つように努めましょう。そして、長期的な視点で、娘さんと良好な関係を築くための努力を継続していくことが大切です。

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