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5階建て5階へのアリ侵入ルートと駆除方法
7~8mmもの大型のアリ、しかも殻が硬いとなると、一般的なアリとは異なる種類である可能性があります。5階建ての5階まで侵入してくるということは、相当な執念と、侵入経路があるということです。まず、アリがどのように5階まで到達しているのかを特定することが、駆除の第一歩です。
アリの侵入経路調査
アリは驚くほどの能力で、小さな隙間を通り抜けることができます。まずは、アリの侵入経路を徹底的に調査しましょう。
- 窓枠の隙間:窓枠と壁の隙間、サッシの劣化部分など、小さな隙間がないか確認しましょう。特に、外壁に面した窓は重点的にチェックしてください。
- 壁の亀裂:壁にひび割れや亀裂がないか確認しましょう。小さな亀裂でもアリは侵入できます。
- 配管の隙間:給排水管やガス管などの配管の周りにも隙間がないか確認しましょう。配管を通って侵入している可能性があります。
- ドアの隙間:ドアと枠の間に隙間がないか確認しましょう。ドアの下部にも隙間がある場合があります。
- ベランダやバルコニー:ベランダやバルコニーから侵入している可能性があります。植木鉢や室外機などをチェックしましょう。アリの通り道となるような物がないか確認し、撤去しましょう。
アリの通り道となるような、食べこぼしやゴミなども徹底的に片付けましょう。特に、砂糖や油分を含むものはアリを誘引する可能性が高いです。
アリの種類特定と専門家への相談
アリの種類を特定することで、より効果的な駆除方法を選択できます。写真に撮って、専門業者や害虫駆除に関するウェブサイトなどで種類を特定してみましょう。種類によっては、特定の餌にしか寄ってこない種類もいます。
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もし、自分で駆除するのが難しい場合は、専門業者に相談することをお勧めします。専門業者は、アリの種類を特定し、適切な駆除方法を提案してくれます。高層階への侵入経路特定も専門家の得意分野です。
効果的なアリ駆除方法
アリの侵入経路が特定できたら、適切な駆除方法を選びましょう。
物理的な駆除
- 隙間を塞ぐ:窓枠や壁の隙間、配管の隙間などをコーキング剤などで塞ぎましょう。ホームセンターなどで手軽に購入できます。隙間を塞ぐことで、アリの侵入を防ぐことができます。
- アリの通り道に粘着シートを設置:アリの通り道に粘着シートを設置することで、アリを捕獲することができます。効果は限定的ですが、侵入経路の特定に役立ちます。
- 殺虫剤の使用:市販の殺虫剤を使用する場合は、必ず使用方法をよく読んでから使用しましょう。効果的な殺虫剤を選ぶには、専門家への相談が有効です。
化学的な駆除
- アリの巣ごと駆除:アリの巣を見つけたら、アリの巣ごと駆除する必要があります。市販のアリ駆除剤を使用するか、専門業者に依頼しましょう。
- ベイト剤の使用:ベイト剤は、アリが餌として持ち帰り、巣全体に効果が及ぶタイプの駆除剤です。効果が出るまでには時間がかかりますが、巣を壊滅させるのに効果的です。ただし、小さなお子さんやペットがいる家庭では、注意が必要です。
インテリアへの影響と対策
アリの駆除と同時に、インテリアへの影響も考慮する必要があります。
アリが好む環境の改善
アリは、食べこぼしやゴミ、湿気のある場所を好みます。そのため、これらの環境を改善することで、アリの発生を防ぐことができます。
- 定期的な掃除:こまめな掃除を行い、食べこぼしやゴミを放置しないようにしましょう。特に、キッチンやダイニングテーブルなどは重点的に掃除しましょう。
- 湿気の除去:湿気のある場所には、除湿剤を使用したり、換気をよくしたりしましょう。浴室や洗面所などは特に注意が必要です。
- 食品の適切な保管:食品は、密閉容器に入れて保管しましょう。アリが侵入できないように、容器の隙間をしっかり確認しましょう。
インテリア素材の選び方
アリは、木製の家具や床材を好む傾向があります。そのため、アリ対策として、以下の点を考慮してインテリアを選びましょう。
- 素材:木材を使用する場合は、防虫加工が施されているものを選びましょう。また、金属やガラスなどの素材もアリの侵入を防ぐのに効果的です。
- 隙間:家具や床材に隙間がないか確認しましょう。隙間があると、アリが侵入する可能性があります。
専門家の視点:効果的な駆除と予防策
害虫駆除の専門家によると、高層階へのアリの侵入は、建物の構造上の問題や、外部からの侵入経路の存在を示唆している可能性が高いとのことです。そのため、一時的な駆除だけでなく、根本的な原因究明と対策が重要になります。専門業者に相談することで、的確な診断と、効果的な駆除・予防策を提案してもらえます。
まとめ
7~8mmの大型アリの駆除は、侵入経路の特定と、アリの種類の特定が重要です。自分で対処できない場合は、専門業者に相談しましょう。そして、アリが好む環境を改善し、適切なインテリア素材を選ぶことで、再発防止にも繋がります。