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高層階だから安心?意外と狙われやすい14階
14階の高層階に住んでいらっしゃるにも関わらず、窓が開けられていたことに不安を感じられるのは当然です。高層階は、泥棒にとって侵入が困難なため、比較的安全だと考えられがちですが、実際には、「空き巣」だけでなく「忍び込み」の手口も存在します。特に、ベランダや窓からの侵入は、高層階であっても、適切な防犯対策がされていない場合は狙われやすくなってしまいます。
何も盗られなかった理由、そして「不審者」の可能性
今回のケースでは、現金や通帳など、高価なものは盗られていませんでした。これは、泥棒が侵入を試みたものの、何かしらの理由で諦めた、あるいは単なるいたずらの可能性が考えられます。 泥棒が何も盗らずに侵入するケースは、いくつか理由が考えられます。
- 下見段階:本格的な窃盗の前に、家の中の状況を偵察するために入ることがあります。この場合、貴重品を探して何もなかったため、諦めて撤退した可能性があります。
- 不注意な侵入:侵入方法を間違えたり、予想以上に時間がかかったりして、途中で諦めた可能性があります。高層階でも、窓の開閉が容易な場合は、侵入を試みる者もいます。
- いたずら目的:窃盗目的ではなく、いたずらや嫌がらせ目的で侵入した可能性もあります。特に、窓を開けられただけで何も盗られていない場合は、この可能性が高いでしょう。
しかし、「何も盗られなかった」からといって安心はできません。 あなたの個人情報が書かれたカレンダーの存在は、犯行に及ぶ前に発見された可能性も否定できません。
具体的な防犯対策:窓とドアの強化
高層階であっても、防犯対策は必須です。特に、窓とドアは侵入されやすい箇所であるため、強化が必要です。
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窓の防犯対策
- 窓の鍵を強化する:既存の窓の鍵に加えて、補助錠や窓用センサーアラームなどを設置しましょう。補助錠は、窓枠と窓ガラスの間に挟み込むタイプや、窓枠に直接取り付けるタイプなど、様々な種類があります。センサーアラームは、窓が開けられると警報音が鳴るため、不審者の侵入を早期に察知できます。
- 防犯フィルムを貼る:窓ガラスに防犯フィルムを貼ることで、ガラスが割れにくくなり、侵入を困難にすることができます。また、飛散防止効果もあるため、地震などの災害対策にもなります。
- 網戸の強化:網戸自体が簡単に外れるようであれば、より頑丈な網戸に取り替えましょう。または、網戸に補助錠を取り付けることも有効です。
- 窓を閉めたことを確認する習慣を徹底する:出かける前には必ず窓が閉まっていることを確認し、閉め忘れを防ぎましょう。念のため、写真や動画で記録しておくのも有効です。
ドアの防犯対策
- ドアチェーンの設置:ドアチェーンは、ドアを完全に開けずに来訪者を確認できるため、防犯対策として非常に有効です。来訪者が不審な人物だった場合は、すぐに対応できます。
- ドアの鍵を強化する:ピッキングされにくいディンプルキーや、電子錠など、セキュリティ性の高い鍵に交換することを検討しましょう。防犯性の高い鍵は、専門業者に相談するのがおすすめです。
- 玄関ドアの覗き穴を工夫する:覗き穴をワイドタイプに交換したり、防犯カメラ付きの覗き穴に交換することで、来訪者の確認がしやすくなります。
その他防犯対策
- 防犯カメラの設置:防犯カメラを設置することで、不審者の侵入を記録することができます。また、防犯カメラの存在自体が抑止効果となります。最近は、比較的安価で設置しやすいワイヤレスカメラも販売されています。
- 近隣住民との連携:近隣住民と顔見知りになり、何か不審なことがあればお互いに連絡を取り合う体制を作ることで、防犯意識を高めることができます。
- 防犯ブザーの携帯:常に防犯ブザーを携帯することで、緊急時に素早く助けを求めることができます。
専門家への相談
防犯対策に不安がある場合は、防犯専門業者や警察に相談することをお勧めします。専門家は、あなたの住環境に合わせた最適な防犯対策を提案してくれます。
まとめ:安心安全な住まいを守るために
高層階であっても、防犯対策は怠ってはいけません。窓やドアの強化、防犯機器の設置、近隣住民との連携など、様々な対策を講じることで、安心して暮らせる環境を作ることができます。今回のような経験を踏まえ、防犯意識を高め、適切な対策を講じることで、より安全な生活を送ることができるでしょう。