高層マンション北側部屋の住み心地:日当たり・洗濯物・室温など徹底解説

高層マンションの北側の部屋にお住まいの方に伺います。今マンションの購入を考えています。30階のタワーマンションの20階以上の部屋で、眺望がいいので気に入っているのですが、もう北側の部屋しか残っていません。一日中日が当たらないので寒くないかとか、洗濯物はどうかとか、気になることがいくつかあります。高層で遮るものがなくて以外と明るいとか夏は涼しくていいとか、いろいろあるようです。現在高層マンションの北側の部屋にお住まいの方がいらっしゃったら、住み心地等教えていただけるとありがたいです。よろしくお願いします。

高層マンション北側部屋のメリット・デメリット

高層マンション、特に眺望の良いタワーマンションは憧れの的ですが、北側の部屋は日当たりが心配ですよね。購入前にしっかりメリット・デメリットを理解しておきましょう。

メリット

* 眺望の良さ: 高層階からの眺望は、北側でも素晴らしい景色が楽しめます。特に、街並みや山並み、海などを一望できる可能性が高いです。
* 夏場の涼しさ: 直射日光が当たらないため、夏場は室温が比較的低く保たれ、エアコンの効きも良いです。省エネにも繋がります。
* 静かさ: 南側に比べて、騒音の影響を受けにくい傾向があります。特に、道路や商業施設に近い立地の場合、静かな環境を確保できるのは大きなメリットです。
* プライバシーの確保: 南側と比べて、視線が気になりにくいのも北側部屋の特徴です。

デメリット

* 日照不足: 一日の日照時間が短く、冬場は特に日差しが少なく、室内が暗く感じることがあります。
* 寒さ: 日当たりが少ないため、冬場は暖房費が高くなる可能性があります。断熱性能の高いマンションを選ぶことが重要です。
* 洗濯物の乾燥: 室内干しが必要になることが多く、乾燥に時間がかかったり、生乾き臭が気になる可能性があります。乾燥機付き洗濯機や除湿機などを活用しましょう。
* 植物の育成: 日照不足のため、植物の育成には工夫が必要です。日当たりの良い場所に置く、LED植物育成ライトなどを活用する必要があります。

高層マンション北側部屋の住み心地:実体験に基づくアドバイス

実際に高層マンションの北側部屋に住んでいる方の声をご紹介します。

Aさん(30代女性):25階建てマンションの18階に住んでいます。最初は日当たりが心配でしたが、思ったより明るいです。朝は東側の隣室からの光が差し込み、夕方には西側の空が綺麗に見えます。夏は涼しくて快適ですが、冬は暖房が欠かせません。洗濯物は乾燥機を使用しています。

Bさん(40代男性):35階建てマンションの28階に住んでいます。北側ですが、意外に明るいです。遮るものが少ないので、遠くの景色まで見渡せます。冬は暖房費が少し高めですが、眺望の良さと静かさには満足しています。洗濯物は浴室乾燥機を使用しています。

Cさん(50代夫婦):20階建てマンションの15階に住んでいます。当初は日当たりを心配していましたが、思ったより気になりませんでした。南側の部屋に比べて静かで、落ち着いて過ごせます。冬は暖房費が高くなるので、断熱対策をしっかり行うことをおすすめします。

北側部屋を快適に過ごすための工夫

北側部屋のデメリットを軽減するための具体的な工夫をご紹介します。

1. 照明計画

* 複数の光源を配置: 天井照明だけでなく、間接照明やスタンドライトなどを複数配置することで、部屋全体を明るく照らすことができます。
* 明るめの色を基調としたインテリア: 壁や家具などに、白やアイボリー、ベージュなどの明るい色を使うことで、部屋を広く明るく見せることができます。
* 鏡の活用: 鏡を適切な場所に配置することで、光を反射させ、部屋を明るくすることができます。

2. 断熱対策

* 高性能な窓: 断熱性能の高い窓を選ぶことで、室温を安定させ、暖房費を抑えることができます。複層ガラスやLow-Eガラスがおすすめです。
* カーテン: 厚手のカーテンや遮光カーテンを使用することで、冷気を遮断し、保温性を高めることができます。
* 断熱材の追加: 必要に応じて、壁や天井に断熱材を追加することで、さらに保温性を高めることができます。

3. 洗濯対策

* 乾燥機付き洗濯機: 乾燥機能付き洗濯機は、天候に左右されずに洗濯物を乾燥させることができます。
* 浴室乾燥機: 浴室乾燥機も、洗濯物を乾燥させるのに有効です。
* 除湿機: 除湿機を使用することで、室内を乾燥させ、生乾き臭を防ぐことができます。

4. 植物の育成

* 日当たりの良い場所に置く: 窓際など、日当たりの良い場所に植物を置くことで、生育を促進することができます。
* LED植物育成ライト: LED植物育成ライトを使用することで、植物に必要な光を補うことができます。

専門家からのアドバイス

インテリアコーディネーターの山田さんによると、「北側の部屋は、光を効果的に取り入れる工夫が重要です。明るい色のインテリアや鏡の活用、適切な照明計画によって、快適な空間を演出できます。また、断熱性能の高い窓やカーテンを選ぶことで、冬場の寒さ対策も万全にできます。」とのことです。

まとめ

高層マンションの北側部屋は、日当たりが心配ですが、工夫次第で快適に過ごすことができます。眺望の良さや静かさといったメリットを活かしながら、照明計画、断熱対策、洗濯対策などをしっかり行うことで、満足度の高い住まいを実現できるでしょう。

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