高価なモザイクウールラグのチクチク・ホコリ問題!解決策と選び方のコツ

リセノさんのインテリアコーディネートをお願いして、おすすめされたモザイクウールラグをひとめぼれで購入しました。ウール90%のポリエステル10% 37500円。私にとっては大金でした。知識不足で買ってしまったため、ラグがチクチク、ほこりがすごい、芝のカスみたいのがたくさん出てきて刺さる・・・白い太い麻のような紐が途中で出てきてそれも突き刺さる・・・デザインはお気に入りなのでなにか対策はありませんでしょうか。https://www.receno.com/rag/wmrug.php <やった対策>・コンディショナースプレーで濡らし毛をねかす・柔軟剤をスプレーする お店にはお問合せ済みです。チクチクは商品の仕様とのことでした。対策は特にないとのことです。

高価なラグを購入されたにも関わらず、チクチク感やホコリの問題で悩まれているとのこと、大変お気持ちお察しいたします。37500円というご自身にとっては大金で購入されたラグとのことですので、出来る限りの解決策を探りたいですね。この記事では、モザイクウールラグのチクチク感やホコリ、そして飛び出した紐への対策、そして今後のラグ選びのポイントについて詳しく解説していきます。

ウールラグのチクチク感の原因と対策

ウール素材は天然素材ならではの温かみと高級感がありますが、チクチクする、肌触りが悪いといったデメリットも抱えています。特に、繊維の太さや加工方法によってチクチク感は大きく変わってきます。今回のラグの場合、お店から「商品の仕様」との回答があったとのことですので、繊維の太さや紡績方法がチクチク感を招いている可能性が高いです。

すでにコンディショナーや柔軟剤を試されているとのことですが、残念ながらこれらの方法は一時的な効果に留まり、根本的な解決にはなりません。根本的な解決策としては以下の3つの方法が考えられます。

  • ラグの下にクッション性のあるマットを敷く:ラグと床の間にクッション層を作ることで、チクチク感を軽減できます。低反発マットや、滑り止め付きのラグマットがおすすめです。厚さのあるマットを選ぶことで、床からの冷気も遮断し、より快適な空間を作ることができます。
  • ラグカバーを使用する:綿やシルクなどの肌触りの良い素材のラグカバーを敷くことで、直接ラグに触れる機会を減らし、チクチク感を和らげることができます。カバーは洗える素材を選ぶと、清潔さを保ちやすいためおすすめです。カバーの色や柄を変えることで、インテリアの雰囲気を変えることも可能です。
  • 専門業者に相談する:ラグの素材や構造によっては、専門業者による加工でチクチク感を軽減できる可能性があります。例えば、特殊な加工で繊維を柔らかくしたり、表面をコーティングしたりするといった方法があります。費用はかかりますが、効果が高い場合もありますので、検討してみる価値はあります。

ホコリと芝のカスのような異物の原因と対策

ウールラグは、静電気を帯びやすく、ホコリやゴミを吸着しやすいという性質があります。また、「芝のカス」のような異物については、製造過程で混入した可能性や、素材自体の繊維が抜け出ている可能性が考えられます。

  • 定期的な掃除:掃除機でこまめに掃除をすることが重要です。できれば、週に1~2回は、掃除機をかけることをおすすめします。掃除機をかける際は、ノズルをラグに密着させ、しっかりと吸い込みましょう。また、粘着ローラーを使うことで、細かいゴミや毛を取り除くことができます。
  • 湿らせた布で拭き取る:ホコリが酷い場合は、湿らせた布で拭き取ると効果的です。ただし、ウール素材は水に弱いため、絞った布で軽く拭き取るようにし、その後は十分に乾燥させる必要があります。濡れたまま放置すると、カビの原因となるため注意が必要です。
  • 空気清浄機を使用する:空気清浄機を使用することで、室内の空気を浄化し、ホコリやダニの発生を抑えることができます。特に、HEPAフィルター搭載の空気清浄機がおすすめです。花粉症対策にもなります。

飛び出した紐の対策

白い太い麻のような紐が飛び出ているとのことですが、これはラグの製造工程における糸の処理が不十分だった可能性があります。

  • ハサミで丁寧に切る:飛び出した紐が短く、邪魔にならない程度であれば、ハサミで丁寧に切り取るのが最も簡単な方法です。ただし、切り取る際は、ラグを傷つけないように注意が必要です。切り口がほつれてくるようであれば、ライターなどで軽く炙って処理すると良いでしょう。
  • 接着剤で固定する:紐が長い場合や、切り取ると見た目が悪くなる場合は、布用の接着剤でラグの裏側から固定することができます。接着剤を使用する際は、目立たない部分でテストしてから使用しましょう。使用する接着剤は、ラグの素材を傷めないものを選びましょう。
  • リセノに再連絡する:製造上の欠陥の可能性があるため、再度リセノに連絡し、対応を相談することをおすすめします。購入から日が浅い場合は、交換や修理などの対応が受けられる可能性があります。

今後のラグ選びのポイント

今回の経験を踏まえ、今後のラグ選びのポイントをまとめます。

  • 素材の特性を理解する:ウールラグは高級感がありますが、チクチク感やホコリの問題があることを理解しておきましょう。綿や麻、シルクなどの天然素材や、ポリエステルなどの合成繊維など、素材によって特徴が大きく異なるため、自分の生活スタイルや好みに合った素材を選ぶことが重要です。
  • 実際に触れて確認する:オンラインで購入する際は、画像だけでは素材感や肌触りを正確に判断できないため、可能であれば実店舗で実際に触れて確認することをおすすめします。チクチク感や肌触りの好みは個人差が大きいため、自分の肌で確かめることが大切です。
  • レビューを確認する:購入前に、他のユーザーのレビューを確認することで、商品の品質や使い勝手に関する情報を集めることができます。レビューには、商品の良い点だけでなく、悪い点についても書かれていることが多いので、参考にすることで失敗を防ぐことができます。
  • 価格と品質のバランスを考える:高価なラグだからといって必ずしも品質が良いとは限りません。価格と品質のバランスを考慮し、予算に合った商品を選びましょう。安価なラグでも、品質の良いものもあります。

専門家のアドバイス

インテリアコーディネーターの視点からアドバイスします。高価なラグを購入されたにも関わらず、満足できない状況というのは非常に残念です。しかし、今回の経験を活かし、より良いラグ選びができるようにしましょう。素材選びだけでなく、お手入れ方法についても理解を深めることが大切です。ラグはインテリアの重要な要素であり、快適な空間作りに大きく貢献します。適切なラグ選びとケアで、より快適な空間を実現してください。

今回のケースでは、リセノに再度連絡し、状況を説明し、対応を相談することを強くおすすめします。もし、交換や修理が難しい場合でも、今後の購入に役立つ情報を得られる可能性があります。

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