騒音問題と早期退去:不動産会社の対応と違約金について

不動産屋の嘘に愕然としました。早期退去の違約金を払うのに疑問を感じています。わたしは違約金を払わなくてはいけないでしょうか?また、不動産業には不動産屋を統括する役所の様なものがありませんか?隣室の物音がとても煩く頭痛や不眠になって堪えられなくなった為、借りていた部屋を退去する事にしました。1年未満の退去の為、家賃1か月分の違約金がかかるとの事でした。初めは「契約上だから仕方ないのか」と思っていたのですが、話をしていて不動産屋側がいくつも嘘を吐いていた事がわかりました。今は違約金を払うのに違和感を感じています。むしろ、嘘を吐いていた事に関して追求し、出来る事ならお金で謝罪して欲しいです。もし金銭面では解決出来ないなら、この嘘を平気で吐く不動産屋を然るべきところで監査(?)して欲しいです。それとも、不動産屋っていう職業はこういう嘘がまかり通る世界なのか…お知恵をお貸しください。状況を書き出すと・隣室とわたしは同時期に入居(共に女性)・わたしの部屋は3室並びの真ん中部屋・煩い隣室の反対の部屋からはほとんど物音はしない(聞こえない)・入居当初から足音、押入れの閉める音、ベランダのサッシの閉める音などがとても響く(戸を閉める時は振動もする程)・物音はわたしの朝のアラーム30分前から、夜11時や12時は当たり前、ひどい時は深夜2時3時にも大きな物音がするわたしのした事↓・不動産屋に「トラブルの元になる」と止められた為、隣に直接苦情を言った事はない・入居時から何度も不動産屋に電話で相談した(8か月で30回に及ぶ程)・自分の感覚だけだと不安だったので友人たちに来てもらい音を聞いてもらったりした(友人たちも驚くほど大きな音だと確認)・隣室の騒音の所為で頭痛や不眠になった不動産屋から聞いた事↓・直接電話しているがなかなか電話に出ない人で困っているが、電話で注意をした・再三にわたって物音に関する注意の手紙を投函している・大家と相談して隣室への退去勧告も視野に入れて話を進めている・電話や手紙では改善されないので直接訪問して注意した(わたしからしてくれと言ったので)調べて分かった事↓・大家には騒音の件に関しての報告はなにもしていなかった・隣室への訪問、電話は1度もしておらず、手紙も「〇〇に住む皆様へ 静かにしましょう」程度の内容で2回だけだった(隣に直接聞いて確認済み)・押入れの戸に防音シートを貼った(これは何度も「見に行って確認してみろ」と言っていた)

騒音問題と早期退去:状況の整理

まず、状況を整理しましょう。あなたは、隣室からの騒音問題により、深刻な頭痛や不眠に悩まされ、早期退去を余儀なくされています。 不動産会社(管理会社)は、騒音問題への対応を怠り、あなたに嘘の報告をしていたことが判明しました。 そのため、違約金の支払いに疑問を感じ、不動産会社の対応に怒りを感じているという状況です。

騒音問題の実態

隣室からの騒音は、朝方から深夜にまで及ぶ深刻なものであり、あなたの健康状態に悪影響を及ぼしています。 友人にも確認してもらっており、客観的に見ても相当な騒音であることがわかります。 重要なのは、この騒音レベルが、通常の生活騒音の範囲を超えている可能性が高い点です。 集合住宅では、ある程度の生活音は避けられませんが、あなたの状況は、明らかに許容範囲を超えていると考えられます。

不動産会社の不適切な対応

不動産会社は、以下の点で不適切な対応をとっていました。

  • 虚偽報告: 隣室への注意や大家への報告を怠り、虚偽の報告をしていた。
  • 不十分な対応: 騒音問題への対応は不十分であり、効果的な解決策を講じなかった。
  • 放置: あなたの苦情を放置し、適切な対応を遅らせていた。
  • 訪問確認の怠慢: 騒音の状況を確認するために、あなたの部屋を訪問して確認することを怠った。

これらの行為は、不動産会社としての職務怠慢に当たる可能性があります。

違約金の支払いについて

通常、賃貸契約では、早期解約には違約金が発生します。しかし、あなたのケースでは、不動産会社の著しい対応の不備が、早期退去の主要因であると考えられます。 そのため、違約金の支払いを免除される可能性があります。

法的根拠

民法615条には、賃貸借契約において、賃貸人の責めに帰すべき事由で賃貸物件を使用することができなくなった場合、賃借人は契約を解除できる旨が規定されています。 あなたのケースでは、不動産会社の対応不備により、騒音問題が解決せず、居住に耐えられない状態になったと言えるでしょう。 これは、賃貸人の責めに帰すべき事由に該当する可能性が高いです。

交渉と証拠

まず、不動産会社に、これまでの経緯と、虚偽報告の事実を改めて伝え、違約金の支払いを免除するよう交渉しましょう。 証拠として、

  • 不動産会社との通話記録
  • 友人からの証言
  • 騒音記録(アプリなどによる記録があれば有効)
  • 不動産会社からの手紙

などを提示する必要があります。 これらの証拠を元に、冷静かつ毅然とした態度で交渉を行いましょう。

不動産会社への対応

交渉がうまくいかない場合は、次のステップに進みましょう。

消費者センターへの相談

まず、最寄りの消費者センターに相談しましょう。 消費者センターは、消費者の権利を守るための機関であり、不動産会社との交渉を支援してくれます。 専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な対応が可能になります。

弁護士への相談

消費者センターでの相談後も解決しない場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。 弁護士は、法的観点からあなたの権利を擁護し、必要であれば裁判を起こすこともできます。 証拠をしっかり揃えておくことが重要です。

国土交通省への相談

不動産会社は、宅地建物取引業法に基づき営業しています。 不動産会社の違法行為や不適切な対応については、国土交通省にも相談できます。 ただし、国土交通省は、個々の紛争の解決を行う機関ではありませんが、行政指導を行うことで、不動産業界全体のレベル向上に貢献します。

まとめ

騒音問題による早期退去は、非常に辛い経験ですが、決して諦めないでください。 あなたの権利を守るために、積極的に行動を起こしましょう。 証拠を収集し、消費者センターや弁護士に相談することで、より良い解決策が見つかる可能性があります。 冷静に、そして毅然とした態度で、不動産会社と向き合ってください。

専門家の視点

弁護士や不動産鑑定士などの専門家は、あなたの状況を詳しく分析し、最適な解決策を提案してくれます。 特に、違約金の免除や損害賠償請求については、専門家のアドバイスが不可欠です。 早期に専門家に相談することで、より有利な条件で解決できる可能性が高まります。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)