騒音トラブルに悩むマンション住まいの方へ:楽器可物件の防音性と解決策

楽器可なのに防音性の悪いマンション 木造アパートに住んでいましたが騒音トラブルのため 今のマンションへ引っ越しました。 入居して9年になります。 不動産屋にSRC構造で楽器可なので防音については大丈夫と勧められ、 予算オーバーでしたが引越しを決めました。 いざ住んでみると木造の時よりはマシになりましたが、 楽器可とは思えないほど隣人の音が聞こえてきます。 話し声やテレビの音、扉の開閉音、カーテンの開閉音、足音など。 特に気になるのがカーテンの開閉音と壁に物が当たる音です。 まるで同じ部屋にいるように聞こえてきます。 今までは比較的静かに暮らしていた隣人だったのでガマン出来る範囲でした。 その隣人がかわり、新しく入居してきました。 毎日朝の5時ごろ起きて洗濯をするため、その音で目覚めてしまいます。 その後も朝支度なのか、どたばたと動き回るため寝れません。 「早朝はもう少し気を使ってほしい」と一度お願いしましたが、 「大家さんから、楽器OKなので音は心配しなくていい」と言われたと、 改善する様子はありません。 どうしようもないので引越しを考えています。 わざわざ高い家賃を払って楽器可の物件にしたのに、 なぜこんな思いをしなければいけないのか納得できません。 結局、隣人が悪いわけではなく、 楽器可をうたっている大家さんと不動産屋が悪いのです。 大家さん(=管理人)には防音性が悪いのは伝えてありますし、 2部屋続きで空室のがあったとき、大家さんと一緒に音の実験もしています。 大家さんは音が響くことを確認してました。 ですが、その後も楽器可の物件として募集しています。 この大家さんに対して何か対応を求めることは可能でしょうか? たとえば引越しの際の費用を少し負担してもらうとか、 敷金をすべて返金してもらうとか。 もしくは住み続けるとして、 (無理と思いますが)壁の防音工事をしてもらうとか。 隣が引っ越してきてもうすぐ一ヶ月になります。 寝不足とストレスで精神的にかなりきつい状態です。 引越ししようにも、防音性の良いと言われるRC構造でもこの状態だと、 次の引越し先が不安で決められません。 今後、私がどのような対応すればよいかアドバイスお願いいたします。補足みなさん、返答ありがとうございます。 楽器可物件について調べてみましたが、jake_fuluさんの言うように 楽器可=遮音物件ではないということは理解できました。 厄介なのは管理人が「ピアノを弾いても大丈夫」と信じていることなんです。 お金をかけてキチンとした業者に施工してもらったから大丈夫だと。 だから何度か騒音について相談しても、あまり親身になって聞いてもらえません。 掲示板に張り紙をする程度で終わってしまいます。 不動産屋に言っても結局は管理人を通すので同じこと。 今、物件探しでいろいろ不動産屋をまわってますが、引越し理由を言うと どこも「あそこなら大丈夫なはず」と口を揃えます。 まるで私が神経質になっていると見られてしまいます。 実際、過敏になっているとは思うのですが、その基準が分からなくなってます。 今度、携帯のサウンドレコーダー機能で録音してみようと思ってます。 どの程度音を拾うか分かりませんし、それが役に立つか微妙です。 それを元に第三者に分かるように数値化できればよいのですが・・・。

楽器可マンションの防音性に関する問題点

SRC構造のマンションであっても、楽器可と謳っているからといって、必ずしも十分な防音性が確保されているとは限りません。多くの場合、「楽器演奏が可能」というだけで、遮音性能に関する具体的な基準は曖昧です。 そのため、質問者様のように、隣戸の音に悩まされるケースが少なくありません。 特に、カーテンの開閉音や壁への物音などは、構造上の欠陥や施工不良によって、予想以上に伝わりやすい音です。

問題の核心:曖昧な「楽器可」の定義

「楽器可」という表記は、法律で明確に定義されているものではありません。そのため、大家さんや不動産会社が、防音性能に関する具体的な数値や基準を示さずに、曖昧な表現で宣伝しているケースが多いのです。 これは、消費者を誤解させる可能性があり、大きな問題です。

大家さん・不動産会社の責任

大家さんや不動産会社は、入居者に対して物件の状況を正確に説明する義務があります。 防音性能に関して、誇大広告や不正確な説明を行った場合は、民事責任を問われる可能性があります。 質問者様の場合、大家さんが音の問題を認識していながら、改善せず「楽器可」として募集を継続している点は、大きな問題です。

具体的な解決策と今後の対応

現状のストレスを軽減し、今後の生活を改善するために、以下の対応を検討しましょう。

1. 騒音レベルの客観的な証拠を収集する

携帯電話の録音機能を利用して、騒音レベルを記録することは有効な手段です。 ただし、録音だけでは客観的な証拠とは言い切れません。より正確なデータを得るためには、騒音計を用いた測定が推奨されます。 ホームセンターなどで比較的安価に購入できますので、検討してみてください。 測定データは、大家さんや不動産会社への交渉、さらには裁判など、様々な場面で役立ちます。

2. 大家さんとの交渉:具体的な要求と証拠提示

大家さんとの交渉では、具体的な要求を明確に伝え、客観的な証拠を提示することが重要です。 例えば、以下の点を主張しましょう。

  • 騒音レベルの測定結果: 騒音計を用いて測定したデータを示す。
  • 具体的な被害状況: 睡眠不足による健康被害、精神的ストレスなど、具体的な被害状況を説明する。
  • 改善要求: 壁の防音工事、もしくは引っ越し費用の一部負担などを要求する。
  • 法的措置の可能性: 交渉がまとまらない場合は、裁判などの法的措置も検討する旨を伝える。

交渉の際には、冷静かつ丁寧に、事実を基に主張することが大切です。 感情的な言葉遣いは避け、書面で記録を残すことも忘れないようにしましょう。

3. 不動産会社への相談

不動産会社にも、物件の状況に関する説明責任があります。 大家さんとの交渉がうまくいかない場合は、不動産会社にも状況を説明し、仲介を依頼しましょう。

4. 専門家への相談

弁護士や不動産鑑定士などの専門家に相談することも有効です。 専門家は、法律的な観点からアドバイスをしてくれるだけでなく、交渉や裁判などの手続きをサポートしてくれます。

5. 引越しを検討する場合

引越しを検討する際は、事前に防音性能を確認することが重要です。 物件を選ぶ際には、以下の点をチェックしましょう。

  • 構造: RC造(鉄筋コンクリート造)は、防音性能が高い傾向にあります。
  • 壁の厚さ: 壁の厚さが厚いほど、防音性能が高いです。
  • 窓の種類: 防音窓を採用しているか確認しましょう。
  • 過去の入居者の声: 口コミサイトなどで、防音性能に関する情報を確認しましょう。
  • 実際に音を聞いてみる: 可能であれば、実際に物件を訪れて、周囲の音を聞いてみることをおすすめします。

6. 自治体への相談

騒音問題が深刻な場合は、お住まいの自治体にも相談してみましょう。 自治体によっては、騒音に関する相談窓口が設置されている場合があります。

まとめ

楽器可物件を選ぶ際には、防音性能について十分に確認することが重要です。 曖昧な説明に惑わされず、具体的な数値や基準を確認するようにしましょう。 騒音トラブルが発生した場合は、冷静に証拠を集め、大家さんや不動産会社と交渉を行いましょう。 必要であれば、専門家や自治体の協力を得ることも検討してください。 精神的な負担を軽減するためにも、早めの対応が大切です。

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