騒音に悩む大学生のためのマンション選びと防音対策

大学生なんですが、今自分が住んでいるマンションの壁が薄くて悩んでいます。隣の人が歩く音はもちろんのこと、携帯のバイブの音まで聞こえます。また、水が流れる音まで聞こえて不快です。マンション自体はRC構造らしいのですが、こんなに聞こえるとは思っていなかったです。今年の春にも引っ越したいぐらいです。最近のアパートやマンションはこんなものなでしょうか?部屋選びのコツなどあれば教えて下さい。

騒音問題、それはよくある悩みです

騒音問題は、賃貸マンションに住む上で深刻な問題です。特に、RC構造であっても、隣戸の音や水道の音が気になるというケースは少なくありません。質問者様のお気持ち、よく分かります。最近のマンションが全てそうというわけではありませんが、遮音性能に差があることは事実です。快適な生活を送るためには、部屋選びの段階からしっかりと対策を講じる必要があります。

RC構造でも音漏れがする理由

RC構造(鉄筋コンクリート造)は、一般的に木造よりも遮音性が高いとされていますが、必ずしも完璧ではありません。音漏れが起こる原因としては、以下の点が挙げられます。

  • 壁や床の厚さ:壁や床が薄いほど、音は伝わりやすくなります。RC構造であっても、壁や床の厚さが基準を満たしていない場合、音漏れが発生する可能性があります。
  • 接合部の施工精度:壁や床の接合部が不十分だと、そこから音が漏れてきます。施工精度が低いと、音漏れリスクが高まります。
  • 窓の性能:窓は音の侵入経路となりやすい箇所です。防音性能の高い窓を選ぶことが重要です。
  • 空洞の有無:壁や床の中に空洞があると、音が共鳴しやすくなり、音漏れが大きくなります。
  • 隣戸の音の種類:低音域の音(例:歩く音、生活音)は、高音域の音(例:テレビの音)よりも遮音しにくい傾向があります。

快適な部屋選びのコツ

騒音問題を避けるためには、部屋選びの段階で注意すべき点がいくつかあります。

1.物件選びのポイント

  • 遮音性能の確認:物件のパンフレットやホームページで、遮音性能に関する情報を確認しましょう。具体的な数値(例:L値)が記載されていると安心です。数値がない場合は、不動産会社に直接問い合わせてみましょう。
  • 内見時のチェックポイント:内見の際には、実際に隣戸の音を聞いてみることをおすすめします。時間帯を変えて複数回訪問し、昼夜問わず確認するのが理想です。また、水回りの音(トイレの水の音、排水音など)もチェックしましょう。さらに、窓の性能も確認し、二重サッシなど防音性の高い窓を採用しているか確認しましょう。
  • 上階・隣戸の状況:上階や隣戸にどのような人が住んでいるか、不動産会社に確認することも有効です。小さなお子さんやペットを飼っている世帯が多い場合は、騒音リスクが高まる可能性があります。
  • 築年数:築年数が古いマンションは、遮音性能が低い可能性があります。築年数だけでなく、リフォームの有無も確認しましょう。
  • 構造:RC構造は木造よりも遮音性が高い傾向がありますが、前述の通り、必ずしも完璧ではありません。同じRC構造でも、壁や床の厚さ、施工精度によって遮音性能は大きく異なります。

2. 部屋の位置

  • 角部屋:角部屋は、隣戸との接点が少なく、騒音リスクが低減できます。ただし、窓が多い分、外部からの騒音には注意が必要です。
  • 高層階:高層階は、低層階に比べて外部からの騒音が少ない傾向があります。ただし、上階からの騒音には注意が必要です。
  • エレベーターや階段から離れた部屋:エレベーターや階段付近の部屋は、騒音リスクが高まる可能性があります。

3. 不動産会社への相談

  • 騒音に関する不安を伝える:不動産会社に、騒音に関する不安を正直に伝えましょう。遮音性能について詳しく説明してくれるはずです。また、過去の入居者からの苦情などがあれば、確認してみるのも良いでしょう。

引っ越し後の防音対策

万が一、引っ越した後も騒音が気になる場合は、以下の防音対策を検討してみましょう。

  • カーテンやブラインド:遮音性の高いカーテンやブラインドを取り付けることで、外部からの騒音を軽減できます。
  • カーペットやラグ:床にカーペットやラグを敷くことで、足音などの騒音を吸収できます。厚手のものほど効果があります。
  • 防音マット:床に防音マットを敷くことで、さらに効果を高めることができます。
  • 防音パネル:壁に防音パネルを取り付けることで、隣戸からの騒音を軽減できます。DIYで設置できるものもあります。
  • 窓の防音対策:窓に防音シートや防音カーテンを取り付けることで、外部からの騒音を軽減できます。二重窓への交換も効果的です。

専門家の意見

建築音響の専門家によると、「マンションの遮音性能は、設計段階での配慮が非常に重要です。壁や床の厚さだけでなく、材料の種類や施工精度も影響します。また、入居後の防音対策は、完璧な遮音を実現するのは難しいですが、生活音を軽減する効果は期待できます。」とのことです。

まとめ

騒音問題は、快適な生活を送る上で非常に重要な要素です。部屋選びの段階から、遮音性能をしっかり確認し、適切な対策を行うことが大切です。もし、現在の住環境に不満がある場合は、引っ越しを検討するのも一つの方法です。今回ご紹介したポイントを参考に、快適な住まいを見つけてください。

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