食いしん坊な猫との生活:安全で快適な共存を目指して

食いしん坊な猫との生活についてアドバイスください!うちの猫(オス3歳)は食いしん坊というか、食べものにやたら執着を見せます。ご飯は一日2回12時間おきに決めた量をあげていて(仕事の都合上、量を減らして回数を増やすことはできません)、食いしん坊な猫のためにカロリーが低く量が多いものを用意しています。味にこだわりはないらしく、とにかく食べることが重要らしいので毎日同じご飯でも夢中で食べています。世の中の猫ちゃんは「食べわけ」という行為ができるようですが、うちの子は一切できません・・・。あるあるだけ食べます。お腹いっぱいでも人の食事をほしそうにしてきますし、ご飯がもらえないならと洗った後の僅かに匂いの残ってるシンクやキッチンを嗅ぎまわって舐めまくっています・・・。キッチンに上ったり、人の食べ物を食べようとしたときは強制的におろしたり顔にスプレーで水をかけたりしていますが、怯むことなく食欲まっしぐら。そして懲りない。健康ならいいんです。何を食べても。しかしうちの子は過去にストラバイトがでたことがあり、人間の食べ物を食べる(盗み食い)と次の日は一日吐いて餌も食べれません。元気じゃなくなっちゃうからだめなんだよ~と言い聞かせても聞く耳持たず、夕飯の準備を始めるとちょうだいちょうだい!と大騒ぎします。熱湯や火を使ってる場所で飛び乗ろうとするのでとても気が気じゃなく、今は隣の部屋に閉じ込めて急いで調理していますが、作ってる間中ずーっと襖をこすったり体当たりする音が・・・。ちなみに生まれた時から人の手で育てられているので、食べ物に困って飢えたことはありません。もう3歳ですが、もう少ししたら食欲が落ち着いたり、調理中に邪魔することはなくなるのでしょうか・・・。猫を飼っている先輩の皆様方、同じように食いしん坊の猫ちゃんがいるおうちの方、どうかアドバイスをください!

食いしん坊な猫への対処法:安全第一でストレス軽減を

3歳オス猫の食欲旺盛な様子、そして過去にストラバイトの経験があるとのこと、ご心配ですね。 猫の健康と安全を第一に考え、以下の対策を段階的に試してみてください。

1. 食餌管理の再検討:量より質とタイミング

一日2回という頻度は問題ありませんが、現在のフードが本当に猫の健康と食欲を満たせているか見直しましょう。

* 高品質なフード選び:カロリーが低くても、栄養バランスが悪いフードは、かえって猫の健康を害する可能性があります。 高タンパク質、低炭水化物、良質な脂肪分を含む、猫の年齢と健康状態に合わせたプレミアムフードへの切り替えを検討しましょう。獣医さんと相談して、ストラバイト予防に適したフードを選ぶことも重要です。
* 少量多頻度への変更:仕事の都合で難しいとのことですが、可能であれば、1日3〜4回に分けて少量ずつ与えることを検討してみましょう。これにより、猫の空腹感を軽減し、一度に大量に食べ過ぎるのを防ぎます。
* フードボウル選び:ゆっくり食べるタイプのフードボウルを使用することで、早食いによる消化不良を防ぎます。

2. 環境整備と行動修正:安全な空間と代替行動

猫がキッチンに近づいたり、調理中に邪魔をするのを防ぐために、環境を工夫しましょう。

* キッチンの安全対策:猫が登れないように、キャビネットに扉をつけたり、高い場所に物を置いたりしましょう。 コンロ周りには、猫が触れないようにガードを設置するのも有効です。
* 猫専用の安全な空間:猫が安全に過ごせる、落ち着ける場所を用意しましょう。猫タワーやキャットベッドなどを設置し、調理中はそこに誘導します。
* 代替行動の学習:猫が調理中に襖をこすったり体当たりする代わりに、おもちゃで遊んだり、爪とぎをするなどの代替行動を学習させましょう。 トレーニングは根気強く、褒めて伸ばすことを意識しましょう。
* 無視とリダイレクト:人の食べ物をねだる行動には絶対に反応しないようにしましょう。無視することで、その行動が報われないことを学習させます。代わりに、猫のおもちゃやフードで気をそらす「リダイレクト」も有効です。

3. ストレス軽減とエンリッチメント:猫の心を満たす

猫の過剰な食欲は、ストレスや退屈が原因である可能性もあります。

* 運動不足の解消:猫が十分に運動できる環境を整えましょう。 猫じゃらしやボールなどで遊んであげたり、猫用おもちゃで狩猟本能を満たしてあげましょう。
* 環境エンリッチメント:猫が飽きないように、定期的に環境を変えてみましょう。 新しいおもちゃを与えたり、家具の配置を変えたりすることで、猫の好奇心を刺激し、ストレスを軽減することができます。
* コミュニケーション:猫と十分にコミュニケーションを取りましょう。 ブラッシングや撫でることで、猫との絆を深め、安心感を与えましょう。

4. 獣医への相談:健康チェックと専門家のアドバイス

猫の食欲が異常に旺盛な場合、甲状腺機能亢進症などの病気の可能性もあります。

* 定期的な健康診断:獣医さんに定期的に健康診断を受けさせ、体の状態をチェックしてもらいましょう。
* 専門家の相談:猫の行動や食欲について、獣医さんや動物行動学の専門家に相談してみましょう。 専門家のアドバイスを受けることで、より適切な対策を行うことができます。

5. 具体的な事例:成功例と失敗例

ある飼い主さんは、猫がキッチンに侵入するのを防ぐために、猫が嫌がる柑橘系の香りのスプレーをキッチン周辺に吹きかけていました。最初は効果があったものの、猫はすぐに慣れてしまい、効果がなくなってしまったそうです。

一方、別の飼い主さんは、猫が安全に過ごせる専用のスペースを作り、調理中はそこに誘導することで、キッチンの侵入を防いでいます。また、猫が調理中に騒ぐのを防ぐために、猫が大好きなおもちゃで遊んで気を紛らわせる工夫をしています。

まとめ:根気と愛情で解決を目指しましょう

食いしん坊な猫との生活は大変ですが、安全対策と環境整備、そして根気強い行動修正によって、猫と飼い主さん双方にとって快適な生活を送ることができます。 猫の健康状態を常にチェックし、必要に応じて獣医さんに相談しながら、適切な対策を講じていきましょう。 大切なのは、猫への愛情と、安全で快適な環境を提供することです。

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