青い畳のカビ問題と対策:フローリングマット使用の可否とカビ防止

青い畳なんですが、夏になると部屋が全体的にカビくさくなり、エタノール等で拭いたりしてないとフサフサした青い粉っぽいカビが全体的にでてきます。畳の上にフローリングに見えるマットを敷くのはまずいでしょうか?また、もしも敷いた時に青いカビが下に生えてくるのが心配なのですが、何かカビを殺して、なおかつ絶対にでないように防ぐ薬などありましたら教えてほしいですc(>ω<)ゞ本当に息苦しいし体調不良で困ってます;

青い畳のカビ発生の原因とフローリングマット使用の可否

夏場に青い畳からカビ臭が発生し、青い粉状のカビが発生するというご相談ですね。大変お困りのことと思います。まず、原因を特定することが重要です。青い畳のカビは、畳表に使用されているイグサや染料、あるいは畳床の問題が考えられます。

主な原因として考えられるのは以下の3点です。

  • 湿気: 日本の夏の高温多湿な環境はカビの繁殖に最適です。畳は通気性が良いとはいえ、湿気がこもりやすい環境ではカビが発生しやすくなります。特に、換気が不十分な部屋や、直射日光が当たらない部屋では要注意です。
  • 染料: 青い畳の染料の種類によっては、カビの発生を促進する可能性があります。安価な染料や、品質の低い染料を使用している場合、カビの繁殖リスクが高まります。
  • 畳床: 畳床自体にカビが発生している可能性もあります。畳床は、畳表を支える土台となる部分で、湿気がこもりやすいとカビが発生しやすくなります。特に、古い畳や、メンテナンスがされていない畳ではリスクが高まります。

フローリングマットを敷くことについては、カビ対策としては有効な手段の一つと言えます。マットを敷くことで、畳と空気が遮断され、湿気の侵入を防ぐ効果があります。ただし、完全にカビを防ぐことはできません。マットの下に湿気がこもってしまうと、かえってカビの繁殖を助長する可能性もあります。

マットを敷く際の注意点

  • 通気性の良いマットを選ぶ:不織布やメッシュ素材など、通気性の良いマットを選びましょう。完全に密閉するタイプのマットは避けるべきです。
  • 定期的にマットを掃除する:マットの下にホコリやゴミが溜まると、湿気がこもりやすくなります。定期的にマットを掃除し、清潔に保つことが重要です。
  • 除湿対策を同時に行う:マットを敷くだけでは不十分です。除湿機を使用したり、窓を開けて換気をしたりするなど、部屋全体の除湿対策を行う必要があります。

カビの発生を防ぐための具体的な対策

カビを完全に防ぐことは難しいですが、発生を抑制するための対策を講じることは可能です。

1. 環境対策

  • 換気: 毎日、窓を開けて十分な換気を行いましょう。特に、梅雨時期や夏の高温多湿な時期は、こまめな換気が重要です。換気扇も活用しましょう。
  • 除湿: 除湿機を使用したり、エアコンの除湿機能を使用したりして、部屋の湿度を下げましょう。湿度計で湿度を常にチェックし、60%以下を目安に保つことが理想的です。
  • 直射日光: 直射日光を当てて、畳を乾燥させることも有効です。ただし、長時間直射日光に当てると畳が傷む可能性があるので、注意が必要です。
  • 日陰干し: 天候の良い日は、畳を上げて日陰干しをするのも効果的です。畳の裏側も乾燥させることで、カビの発生を抑えることができます。

2. 薬剤対策

カビの殺菌・予防には、以下の薬剤が有効です。ただし、使用する際は、必ず使用方法をよく読んでから使用し、換気を十分に行いましょう。小さなお子さんやペットがいる場合は、特に注意が必要です。

  • カビ取り剤: 市販のカビ取り剤を使用することで、既存のカビを除去できます。ただし、畳に使用できるタイプのカビ取り剤を選ぶことが重要です。使用前に目立たない場所で試してから使用しましょう。
  • 防カビ剤: 畳専用の防カビ剤を使用することで、カビの発生を防ぐことができます。スプレータイプや塗布タイプなど、様々な種類がありますので、畳の種類や状態に合わせて選びましょう。専門業者に相談するのも良いでしょう。
  • アルコール: エタノールなどのアルコールは、カビの殺菌効果があります。ただし、アルコールは畳の素材によっては変色させる可能性があるので、使用前に目立たない場所で試してから使用しましょう。また、アルコールだけではカビの根本的な原因を解決できないため、他の対策と併用することが重要です。

3. 専門家への相談

状況が改善しない場合、またはカビが大量に発生している場合は、畳の専門業者に相談することをお勧めします。専門業者は、畳の状態を的確に判断し、適切な対策を提案してくれます。畳の張り替えや、カビ対策のための特殊な処理なども検討できます。

まとめ

青い畳のカビ問題は、湿気対策と適切な薬剤の使用、そして定期的な清掃が重要です。フローリングマットの使用も有効ですが、通気性と定期的な清掃を怠らないようにしましょう。それでも改善しない場合は、専門業者に相談することをおすすめします。健康被害を避けるためにも、早めの対策を心がけてください。

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