電源装置別売りの照明器具について徹底解説!部屋のスイッチで使える?

家庭用の照明器具を買うときに、電源装置別売りと書いてあるやつがあるのですが、もともと部屋にスイッチが付いていれば電源装置別売りと書いている照明器具を買ってもちゃんと電気が付くのでしょうか?部屋のスイッチで電源のオン、オフがちゃんと出来るのでしょうか?

電源装置別売りとは?その仕組みを理解しよう

「電源装置別売り」とは、照明器具本体と、その照明器具を点灯させるための電源装置(ドライバーやトランスなど)が別々に販売されていることを意味します。 多くのLED照明器具は、電圧変換を行う電源装置を必要とします。家庭のコンセントから供給される交流電流(AC100V)を、LEDが動作する直流電流(DC電圧)に変換する役割を担っています。電源装置別売りの場合、照明器具本体には電源を供給するための端子が備わっており、そこに別途購入した電源装置を接続することで点灯します。

電源装置の種類と選び方

電源装置には、いくつかの種類があります。主なものとしては、定電流型と定電圧型があります。LED照明器具を選ぶ際には、使用するLEDの種類や消費電力に合わせて適切な電源装置を選ぶことが重要です。間違った電源装置を使用すると、LEDが損傷したり、寿命が短くなったりする可能性があります。

* **定電流型:** LEDに一定の電流を供給するタイプ。LEDの明るさを安定させるのに適しています。多くのLED照明器具は、このタイプを使用します。
* **定電圧型:** LEDに一定の電圧を供給するタイプ。シンプルな構成でコストを抑えられる場合がありますが、LEDの明るさにばらつきが出やすい場合があります。

電源装置を選ぶ際には、照明器具の取扱説明書をよく確認し、推奨されている電源装置を使用しましょう。電圧、電流、消費電力などが記載されているので、これらを参考に適切なものを選びましょう。

部屋のスイッチと電源装置別売り照明器具の組み合わせ

結論から言うと、部屋にスイッチが既に設置されている場合、電源装置別売りの照明器具でも、部屋のスイッチで電源のオンオフが可能です。

ただし、重要なのは配線方法です。電源装置は、照明器具本体とスイッチの間に接続されます。一般的な配線では、スイッチから電源が供給され、その電源を電源装置が受け、LED照明器具に適切な電圧に変換して供給します。そのため、スイッチを操作することで、電源装置への電力供給を制御し、結果として照明器具のオンオフが実現します。

配線図と接続方法

電源装置別売りの照明器具を使用する際には、電気工事士の資格を持つ専門業者に依頼することを強くお勧めします。間違った配線を行うと、感電や火災の危険性があります。

しかし、ある程度の電気知識をお持ちで、自己責任で作業を行う場合は、照明器具と電源装置の取扱説明書をよく読んで、配線図を参考に正しく接続しましょう。配線ミスを防ぐために、写真や動画を参考に作業を進めることをお勧めします。

具体的な接続手順(例)

1. 電源を遮断する:作業前に必ずブレーカーを落とし、電源を遮断しましょう。
2. 配線を確認する:既存の配線に、電源装置と照明器具を接続するための線を接続します。
3. 電源装置を接続する:電源装置を既存の配線と照明器具に接続します。この際、極性を間違えないように注意しましょう。
4. 照明器具を接続する:電源装置と照明器具を接続します。
5. 電源を入れる:ブレーカーを上げて、電源を入れます。
6. 点灯確認を行う:スイッチを操作して、照明器具が正常に点灯するか確認します。

電源装置別売り照明器具を選ぶメリットとデメリット

電源装置別売りにはメリットとデメリットがあります。それぞれを理解した上で、最適な選択を行いましょう。

メリット

* **柔軟性が高い:** 電源装置を交換することで、異なる電圧や電流に対応できる場合があります。将来的にLEDの種類を変更する場合にも対応しやすいです。
* **省スペース化:** 電源装置を照明器具本体から分離することで、照明器具の小型化やデザインの自由度を高めることができます。
* **修理や交換が容易:** 電源装置が故障した場合、本体を交換する必要がなく、電源装置のみを交換することで修理できます。

デメリット

* **追加費用がかかる:** 電源装置を別途購入する必要があるため、初期費用が高くなる可能性があります。
* **設置が複雑になる:** 電源装置の接続が必要となるため、設置作業が複雑になる可能性があります。
* **専門知識が必要:** 正しい接続を行うためには、ある程度の電気知識が必要になります。

まとめ:安全第一で適切な選択を

電源装置別売りの照明器具は、適切な知識と手順で設置すれば、部屋のスイッチで問題なくオンオフできます。しかし、電気工事には危険が伴うため、専門知識がない場合は、必ず電気工事士に依頼しましょう。安全を確保し、快適な照明環境を実現するために、慎重な選択と作業を心がけてください。

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