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離婚調停におけるモラハラ・DVの証拠と対応
ご主人からのモラハラ、DV、そして経済的なDV(クレジットカードの窃盗)は、離婚調停において非常に重要な要素となります。現状、証拠が少ないことを心配されていますが、ご安心ください。警察への相談は既に重要な一歩です。警察への相談記録、そして今後のDVの記録をしっかりと残していくことが大切です。
証拠集めの具体的な方法
* 警察への相談記録の入手: 警察署で相談記録の写しを請求しましょう。これは重要な証拠となります。
* 通話記録の保存: ご主人の実家への電話は、通話履歴を残しておきましょう。可能であれば、録音も検討しましょう(多くの地域では、相手方の同意なしに録音することは違法行為なので注意が必要です)。
* メールやLINEなどの記録: ご主人とのやり取りは、全てスクリーンショットで保存しましょう。
* DVの記録: 身体的なDVを受けた場合は、写真や動画で記録し、医師の診断書も取得しましょう。精神的なDVについても、具体的な内容を日記などに記録し、日付を明確に記載しましょう。
* 証人確保: ご近所の方や友人、ご家族など、ご主人の言動を目撃した人がいれば、証人になってもらうようお願いしましょう。証言書を作成してもらうことができれば、強力な証拠となります。
これらの証拠は、調停委員や裁判官に、ご主人の行為の深刻さを伝える上で非常に有効です。証拠が揃うことで、ご自身の精神状態や子供の安全を優先した判決が下される可能性が高まります。
子供の親権と面会交流について
ご主人が主張する「月に4回子供に会わせる」「姓は主人の名前を名乗らせる」「主人の実家へ年に2回連れて帰らせる」という条件は、お子さんの安全と福祉を考慮すると、再考が必要な点が多くあります。
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親権と子の姓について
親権は、お子さんの利益を最優先して決定されます。ご主人のモラハラやDVの事実が認められれば、親権はあなたに帰属する可能性が高いです。子の姓についても、同様に、お子さんの利益を考慮して決定されます。
面会交流について
調停で決まった面会交流は、必ず守らなければいけないわけではありません。しかし、無断で面会を拒否することは、裁判で不利になる可能性があります。
* 安全な面会方法の検討: ご主人の実家への帰省は、お子さんの安全を脅かす可能性が高いです。調停では、安全な場所(例えば、児童相談所や公共施設など)で、監視付きの面会を提案しましょう。
* 面会交流の頻度と時間: お子さんの年齢や状況を考慮し、適切な頻度と時間を提案しましょう。最初は短い時間から始め、徐々に時間を増やしていくことも可能です。
* 面会記録の保持: 面会の様子を記録に残しておくことは、今後のトラブル防止に役立ちます。
調停委員や弁護士への相談
調停は、専門家の助けを借りながら進めることが重要です。調停委員は、中立的な立場で、双方の意見を聞きながら、合意形成を支援します。弁護士に相談することで、法的知識に基づいた適切なアドバイスを受け、ご自身の権利を守ることができます。弁護士は、証拠集めや調停への対応、必要であれば裁判への対応もサポートしてくれます。
無職状態からの経済的な自立
現在無職であることを心配されていますが、保育園への入所が決まり次第、就労を目指されているとのこと、素晴らしいです。
経済的自立に向けたステップ
* 保育園への入所: 保育園への入所は、経済的自立への第一歩です。入所が決定したら、すぐに仕事探しを始めましょう。
* ハローワークの活用: ハローワークでは、求人の紹介や職業訓練の情報を得ることができます。
* スキルアップ: 資格取得やスキルアップのための講座を受講することで、より良い仕事に就く可能性が高まります。
* 生活保護制度の活用: 必要であれば、生活保護制度の活用も検討しましょう。生活保護制度は、最低限の生活を保障するための制度です。
まとめ
離婚調停は、非常に困難なプロセスですが、ご自身の権利と子供の福祉を守るために、積極的に行動することが大切です。証拠集め、専門家への相談、経済的自立への準備をしっかりと進めていきましょう。焦らず、一つずつ解決していくことで、明るい未来を築くことができるはずです。