Contents
離婚調停と慰謝料請求における現状と課題
現在、ご自身と子供さんの安全を確保しつつ、離婚調停を進め、親権と慰謝料の獲得を目指しておられる状況ですね。 携帯の破損により証拠が乏しいこと、夫と夫の不倫相手が嘘をつく可能性が高いこと、そして義家族からの嫌がらせなど、非常に困難な状況にあると拝察いたします。しかし、ご安心ください。状況は決して絶望的ではありません。弁護士に相談されていることは大きな一歩です。
現状の整理
* DV被害:7月と9月に暴力行為を受けている。これは離婚の大きな理由となり、親権獲得にも有利に働きます。
* 浮気:証拠写真の日付がないものの、浮気を確信している。
* 生活費未払:6月以降、生活費が支払われていない。これも離婚理由として有効です。
* 義家族からの嫌がらせ:義家族からの嫌がらせも、離婚調停において考慮される可能性があります。
* 調停申請済み:来月初めに調停が予定されている。
* 住居確保:新しい住居は見つかっているが、同居継続中。
課題
* 証拠不足:DVと浮気の決定的な証拠が少ない。
* 夫の抵抗:夫は子供を手放したくないため、離婚に抵抗している。
* 義家族の妨害:義家族が離婚を妨害する可能性が高い。
証拠不足を補う方法と戦略
証拠が不足していることは大きな課題ですが、諦める必要はありません。弁護士のアドバイスを参考に、以下の点を徹底しましょう。
1.DVの証拠集め
* 警察への相談:二度も暴力を受けていることを警察に相談し、記録を残すことが重要です。これは、今後の調停や裁判において非常に強力な証拠となります。警察に相談することで、緊急時の保護措置なども検討できます。
* 医師の診断書:暴力による怪我があれば、医師の診断書を必ず取得しましょう。身体的・精神的な被害を客観的に証明できます。
* 証人:暴力や嫌がらせを目撃した人がいれば、証人として証言してもらうことも可能です。
* 記録の保管:夫からの暴言や脅迫、義家族からの嫌がらせの記録(メール、LINE等のスクリーンショット、音声録音など)を証拠として保管しましょう。証拠となる可能性のあるものは全て残しておきましょう。
2.浮気の証拠集め
写真の日付がないのは残念ですが、諦める必要はありません。
* 弁護士への相談:弁護士は、日付のない写真以外にも、浮気を裏付ける証拠を探る方法を熟知しています。例えば、夫の行動パターン、交際相手との関係性、金銭の流れなど、様々な角度から証拠を探していくことが可能です。
* 探偵への依頼:費用はかかりますが、探偵に調査を依頼することで、確実な証拠を掴むことができます。弁護士に相談の上、検討しましょう。
* 関係者の証言:夫の浮気を知っている人がいれば、証言を依頼しましょう。
3.調停における戦略
弁護士のアドバイスを基に、調停に臨みましょう。
* 冷静な対応:感情的にならず、冷静に事実を伝えましょう。
* 子供の状況:子供の状況を詳しく説明し、子供の幸せを第一に考えていることを強調しましょう。
* 専門家の意見:必要に応じて、精神科医や児童相談所の意見書などを提出することで、あなたの主張を裏付けることができます。
親権と慰謝料獲得の可能性
DV被害、生活費未払、義家族からの嫌がらせ、そして夫の浮気など、離婚理由として十分な事由があります。弁護士が親権獲得の可能性が高いと述べているように、子供の身の回りの世話をきちんと行っていることは、親権獲得に大きく有利に働きます。
慰謝料については、証拠の有無が大きく影響しますが、DVや浮気、生活費未払といった事実は、慰謝料請求の根拠となります。証拠が不十分でも、弁護士はこれらの事実を丁寧に説明し、裁判官を納得させるための戦略を立ててくれます。
住居問題と安全確保
義父からの圧力や、子供を連れ戻される可能性への不安は理解できます。
* 弁護士への相談:現在の住居状況と、子供を連れ戻される可能性について、弁護士に相談しましょう。法的措置を検討する必要があるかもしれません。
* 一時保護:必要であれば、一時的にDVシェルターなどを利用することも検討しましょう。
まとめ
困難な状況ではありますが、弁護士の協力を得ながら、一つずつ問題を解決していくことが重要です。証拠集めに尽力し、冷静に調停に臨むことで、親権獲得と慰謝料請求の可能性は高まります。決して一人で抱え込まず、弁護士や専門機関のサポートを受けながら、未来に向けて進んでいきましょう。