離婚後の子どもの親権と面接交渉:グレーな現実と具体的な解決策

離婚して1年6か月になります。協議離婚の末離婚することになりましたが子供たち(9歳・6歳)は生活環境を変えたくない・専業主婦だったため仕事をしていない。 という理由から親権は渡せない。そして、1年たったら子供たちと好きな時に会っていいという約束の元家を出ました。 一年半がたちますが子供たちに会わせてくれたのは1度だけ。次の約束はなんだかんだ理由を付けられまだ実現していません。 挙句の果てに”もう、子供たちに会わなくてもいいと思っている。”などと言ってきたので ”子供たちにも私にも会う権利はあるからそんなことを言うようなら面接交渉の申し立てをする。好きな時に会っていいと言っておきながら約束を守ってくれてない”と言ったところ ”好きな時に会っていいと言ったのは男と連絡を取ってるってわかるまででそれ以降は絶対に言っていない。今迄通り会う時の話しはその時に対応する”と言ってきました。が、あまり対応は変わらず。。。 (離婚のことで電話で男友達にも相談をしていました。それを旦那は浮気していたと思っています。) 子供たちと会った時には二人ともスゴクたばこの臭いがして。。。上の子は”僕は家にいる女の人、嫌いなんだよ。なんでパパの友達が僕の家に住んでるの?夜もあまり寝られなくて朝早く起きてるんだよ”と言い、朝早く起きてゲームをしていたらしいのですがそれをやめるように言われ、今では一人で朝早くから1人で自転車に乗っているそうです。(家の周りは大きな道路ばかりで。。。) 旦那のいない時に何回か電話をしましたがそのたびに下の子は”早くママに会いたい”ってさみしそうにしているし。 知人によると私と離婚してちょうど半年くらいから女性と一緒に住み始めたらしく世間体もあり、籍を入れたらしいです。 女性もたばこを吸うらしく、部屋の中はかすんでいて、スゴイにおいがしたと言っていました。 二人とも少年野球に誘われてやりたいといったらしいのですが旦那に反対され。。。 することもなく、家にいてもつまらないみたいです。 旦那は離婚のときには”全部、自分で面倒をみる!”と言っていたのにすぐに女性と住み始めて女性と生活をさせ今では子供のことは祖母(祖母も同居)とその女性にまかせっきりのようです。 子供たちは二の次のような対応をしている旦那に子供たちが肩身を狭くして生活していると思うと。。。 虐待や最低限生活に不自由はないと思いますがさみしい思いをしているようです。(会った時も”パパはお金がないから僕たちには○○も買ってくれないんだって”って言っていました。休みの日もどこかへ連れて行ってくれるような人じゃありません。) 私も就職し、子供たちを受け入れる体制はできています。 彼がおりますが、彼も子供たちがくるなら私と一緒に面倒をみたい!と言ってくれています。 まだ、確認はしていませんが次に会った時に子供たちが私と生活したいと言ってきたとしたら、親権の申し立てをして取ることはできるでしょうか? 旦那は自分の意見が正しいと思っている人です。子供をはじめ、周りの人がいう言葉は聞いてくれません。 (最近はわかりませんが、結婚していた時は子供たちにテレビのリモコンで叩いたり、自分の履いているスリッパを脱いで叩いたりしていました。)なので、子供たちも旦那のことが怖くて本音は言えてないと思います。 それがわかっていたので離婚の話し合いの時にも第三者を入れたい。といいました。 しかし”どうせ、俺が悪者になるんだから第三者を入れるようなら話し合いはしない。俺は仕事もしてるんだから家裁なんか行っている時間はない。”と言われました。(面接交渉の申し立てをするといった時にそういわれました。) 調停の時に出席をしてもらえないんじゃ申し立ててもダメですか? 私へのあてつけのように離婚の際に親権を取ったとしか思えません。 子供たちが今の生活環境のままで、もっとママと会えればいいと言うのならそれはそれで仕方がないことなのかとも思っています。 でも、子供たちを一番に思っての行動じゃない気がしてなりません。 旦那を信用してなんの約束もせずに出てきてしまった私にも悪いところはありますが、離婚に対しての知識がなかったうえでの行動で今、後悔をしています。。。 長くなってしまいましたが。。。 アドバイス、よろしくお願いします。

離婚後の親権と面接交渉:現状の整理

まず、現状を整理しましょう。あなたは協議離婚によりお子さんの親権を元夫に委ね、面会交流の約束を交わしましたが、約束はほとんど守られていません。元夫は新しい女性と同居し、お子さんたちはその女性や祖母に養育を委ねられている状況です。お子さんたちは元夫の新しい生活環境に適応できず、寂しさや不安を感じているようです。あなたは再就職し、新しいパートナーもおり、お子さんたちを受け入れる準備ができています。

親権変更の申し立ての可能性

次に、親権変更の申し立てについて検討します。お子さんが「ママと生活したい」と意思表示した場合、親権変更の申し立ては可能です。しかし、裁判所は子どもの最善の利益を最優先して判断します。そのため、単に「子どもが希望している」というだけでは親権変更が認められるとは限りません。

親権変更が認められるための条件

親権変更が認められるためには、以下の点を裁判所に明確に示す必要があります。

  • 現在の養育環境が子どもの発達に悪影響を与えていること:たばこの煙、不眠、危険な環境での自転車走行など、具体的な証拠を提示することが重要です。元夫の暴力的な行為(テレビやスリッパで子どもを叩いていたという過去)も重要な証拠となります。写真や証言などを集めましょう。
  • あなたの新しい環境が子どもにとってより良いものであること:安定した住居、経済的な基盤、愛情あふれる養育環境などを具体的に説明する必要があります。新しいパートナーの協力的姿勢も大きなプラスになります。
  • 子どもの意思:9歳と6歳のお子さんですから、彼らの意思を尊重する必要があります。裁判所は、お子さんの意見を聞き取る可能性が高いです。お子さんたちがあなたとの生活を望んでいることを、客観的な証拠(手紙、録音など)で示すことが効果的です。

面接交渉の申し立て

親権変更とは別に、面接交渉の申し立ては可能です。これは、親権者ではないあなたが、お子さんと定期的に面会できるよう裁判所に申し立てる手続きです。親権者である元夫が面会を拒否している現状では、面接交渉の申し立ては非常に重要です。

面接交渉の申し立てにおける注意点

* 調停への出席を拒否された場合でも、申し立ては可能です。調停はあくまで話し合いの場であり、出席を強制することはできません。調停が不成立に終わったとしても、裁判所に申し立てれば、裁判官が判断を下します。
* 具体的な面会日時や場所を提案する:裁判所は、お子さんの最善の利益を考慮し、具体的な面会計画を立てます。あなたの希望だけでなく、お子さんの年齢や状況を考慮した現実的な提案が必要です。
* 弁護士への相談が不可欠:面接交渉の申し立ては、法律の知識が必要な複雑な手続きです。弁護士に相談し、適切なアドバイスを受けることを強くお勧めします。弁護士は、証拠集めや裁判手続きをサポートし、あなたの権利を守ってくれます。

専門家の意見:弁護士・家庭裁判所調査官

このようなケースでは、弁護士への相談が必須です。弁護士は、あなたの状況を正確に把握し、親権変更や面接交渉の申し立てに必要な手続きや戦略をアドバイスしてくれます。また、必要に応じて、家庭裁判所調査官による調査を依頼することもできます。調査官は、お子さんの生活状況や、あなたと元夫の養育能力を客観的に調査し、裁判所に報告書を提出します。

具体的な行動計画

1. 弁護士に相談する:まずは弁護士に相談し、あなたの状況を説明し、親権変更や面接交渉の申し立てについてアドバイスを受けましょう。
2. 証拠を集める:お子さんの生活環境の写真、お子さんや知人からの証言、元夫の暴力的行為の証拠などを集めましょう。
3. お子さんの意思を確認する:お子さんたちに、あなたと生活したいかどうか、今の生活についてどう感じているかを丁寧に聞き取りましょう。彼らの気持ちを尊重し、記録に残しましょう。
4. 面接交渉の申し立ての準備をする:具体的な面会日時や場所、面会方法などを提案できるよう準備しましょう。
5. 新しい生活環境の準備を整える:お子さんたちが安心して暮らせるよう、住居、経済的な基盤、生活環境を整えましょう。

まとめ

離婚後の親権と面接交渉は、複雑で困難な問題です。しかし、適切な手続きと証拠によって、お子さんの最善の利益を追求することができます。弁護士の力を借りながら、一歩ずつ進んでいきましょう。お子さんの幸せを第一に考え、冷静に、そして積極的に行動することが大切です。

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