離婚後、子供の親権変更は可能?後悔する前に知っておくべきこと

凄く後悔してます。先日、私は離婚しました。離婚原因は元夫の酒癖の悪さ、度重なる競艇やスロットなどのギャンブルにより生活困難、モラハラにより、私自身、耐えれなくなり…。私には2人の娘がいました。離婚話の際、結婚中ずっと専業主婦だった私に対し、『お金なきゃ2人も育てれないだろ。長女は俺が育てる。親権は後でも変更出来るから。』と言い、姑にも『あなたの負担にならないようにと考えてるのよ。長女は私が見ます。』と言われ、周りからも『生活環境整えるのが優先!!親権は、その後でも。(長女は)保育園にも通ってるから編入させるのも可哀想。』と言われ、無収入だった私には調停をするお金もなく、渋々、長女を元夫に託してしまいました。無知すぎた自分が情けないです。親権変更が難しいと知ったのは、つい最近。離婚して数日後、内定が決まり働きだし、次女は未満児保育へ。そして、新しい入居先も見付かました。入居先が決まり、荷物を取りに元夫のアパートへ行きましたが…部屋は掃除されてなく足の踏み場がない状態。光熱費の請求書・ロト6??の紙がテーブルの上に大量。腐敗して原形を無くし溶けた野菜が放置。ごみは捨てておらず、洗濯物も溜まっておりビールの空缶が大量に。長女の世話(保育園の送迎・食事)は姑がやってるらしくアパートへも出入りしてるみたいなのですが…この状況を見て…今すぐにでも長長女を引き取りたい!!と思ってしまいました…。一度、無料相談でも相談するつもりなのですが、離婚後のこういった相談をしても話を聞いて頂けるのでしょうか。

離婚後の親権変更は可能?

まず、ご自身の辛い状況、そして長女への心配、お気持ちお察しいたします。離婚後の親権変更は可能ですが、決して容易ではありません。元夫の生活状況、長女の生活環境、そして何よりお子さんの最善の利益が判断基準となります。

親権変更のハードル

裁判所は、親権変更を認める際に、以下の点を厳しく審査します。

  • 子の福祉:親権変更によって、子の生活、教育、健康などに悪影響がないか。
  • 親の状況:親権者変更を希望する親の経済状況、生活環境、精神状態など。
  • 子の意思:一定の年齢に達した子の意思(特に思春期以降の子)は尊重されます。
  • 親権者間の関係:元夫婦間の関係、協力関係の有無。

ご質問にある元夫の生活状況(不衛生な住環境、ギャンブル依存、アルコール依存など)は、親権変更を認めさせるための重要な証拠となります。写真や動画、証言などを集めておくことが重要です。

親権変更に向けて、今すぐできること

現状を改善し、親権変更の可能性を高めるために、以下のステップを踏んでみましょう。

1. 証拠集め

元夫の生活状況を客観的に示す証拠を集めましょう。

  • 写真・動画:アパートの汚れた状態、ゴミ屋敷の様子などを撮影。
  • 証言:近隣住民や、元夫の行動を目撃した人からの証言を得る。
  • 書類:光熱費の滞納状況を示す書類、ギャンブル関連の領収書など。

これらの証拠は、裁判で重要な役割を果たします。証拠は、日付や撮影場所などが明確にわかるように管理しましょう。

2. 専門家への相談

弁護士や司法書士に相談することを強くお勧めします。

  • 弁護士:裁判手続き全般をサポートし、親権変更の可能性を判断します。費用はかかりますが、成功の可能性を高めるためには不可欠です。
  • 司法書士:弁護士に比べて費用が比較的安価で、書類作成などのサポートを受けられます。弁護士との連携も可能です。

無料相談を実施している事務所も多いので、まずは複数の事務所に相談し、信頼できる専門家を選びましょう。

3. 自分の生活基盤の安定

親権変更を裁判で争うためには、あなたが安定した生活基盤を築いていることを示す必要があります

  • 安定した収入:正社員として雇用されていること、給与明細などを提示。
  • 安全な住居:清潔で安全な住居を確保していること、賃貸契約書などを提示。
  • 子育て環境:子供を安心して育てられる環境であることを示す。

これらの点を明確に示すことで、裁判官にあなたの親としての適性を訴えることができます。

4. 長女の意思確認

長女が十分な年齢であれば、彼女の意思を尊重する必要があります。長女と話し合い、彼女の気持ちを丁寧に聞き取りましょう。

具体的なアドバイス:生活環境の改善と記録

ご自身の生活環境を整えることはもちろん、長女の生活環境の改善も訴える材料となります。

清潔で安全な住環境

現在、あなたは新しい住居を確保されたとのこと。清潔で安全な住環境を維持し、写真や動画で記録しておきましょう。これは、あなたの生活環境が長女にとって安全であることを証明する重要な証拠となります。

長女とのコミュニケーション

長女と定期的に連絡を取り、彼女の状況や気持ちを把握しましょう。長女が元夫の家庭でどのような生活をしているのか、具体的な話を聞き出せるよう努めましょう。

記録の重要性

日々の出来事、長女との会話、元夫との連絡内容などを詳細に記録しましょう。これは、裁判で証拠として提出できる可能性があります。

専門家の視点:弁護士からのアドバイス

弁護士の視点から見ると、今回のケースは親権変更の可能性は十分にあります。元夫の生活状況が著しく不適切であり、それが長女の福祉に悪影響を及ぼす可能性が高いからです。しかし、裁判は必ずしも希望通りになるとは限りません。証拠集め、弁護士との連携、ご自身の生活基盤の安定化など、一つひとつのステップを確実に踏むことが重要です。

まとめ

離婚後の親権変更は難しい道のりですが、諦める必要はありません。まずは専門家への相談、証拠集め、そしてご自身の生活基盤の安定化に注力しましょう。お子さんの最善の利益を第一に考え、一歩ずつ進んでいきましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)