離婚における慰謝料請求と財産分与に関する相談

離婚の慰謝料などについて教えてください。前回、兄の離婚に際しての財産分与について教えて頂き、回答を頂いたお2人にお礼をコメントに入れようと思ったら投票になってしまい失礼しました。この場をお借りしお礼申し上げます。今回、お聞きしたいのは義理姉に対し慰謝料を取れるかなどご相談したく質問をさせて頂きました。今、兄は手術の為入院中で、身動きができないので私が代わりに資料を集めています。この月曜日に手術も無事終わり、来週にも退院できる運びとなりました。義理姉が手術に立ち会ってくれないとのことなので私が仕事を休んで手術に立ち会い術後もお世話をしました。その時、義理姉からきたメールを見せてもらったのですが、そこには離婚の意思は変わらないし手術代、入院費のお金を用意するのは困難です、と書いていました。兄は術後に、家に残している子供達が心配で何回か電話していたそうです。今日、電話したら娘が出て母親はどうしたのか聞くとテニスに出掛けたとと言ったそうです。兄の入院中も見舞いにさえ来ず、小さい子供(8歳、5歳)を残してテニスに出掛ける義理姉の行為も許せないとの事です。こんな義理姉に対し慰謝料を請求する事は可能でしょうか?また、可能なら相場はどのくらいでしょうか?また兄が買った家の一部屋を兄の反対を押し切って義理姉が買った犬に占領されており、その犬が部屋で糞尿を垂れ流し、それが何年にも渡っているのでかなり汚れているそうです。多分、フローリングを剥がしその下も取り替え壁紙も取り替えなければ使い物にならないようです。離婚に際してこの部屋の修繕費を兄は義理姉に請求出来るのでしょうか?もう一つは兄が医者から大きな病院の紹介状を貰い手術する旨を義理姉に伝えたその夜に義理姉から離婚したいと言って来たそうです。離婚の理由は自分が独身時代から経営している会社の資金繰りが上手くいってなく兄に迷惑を掛けるからと言われたそうです。その後から兄を無視したり、口を利かない、必要な事はメモを渡す、お弁当を作らない、お小遣いも3万から2万に減らされたそうです。兄の給料が振り込まれる口座のキャッシュカードは義理姉が握っており自由に引き出せないそうです。もし義理姉が言うように会社の資金切りが悪く借金があるのならそれを兄も支払う義務が有りますか?また本当に資金繰りが悪いのか、2人で稼いでいて家賃もないので預金くらいあると思うのですが、経営状態を見る書類や一ヶ月の2人の給与をどのように使っているか明細を見たいと要求する事はできますか?長文、最後まで読んで頂きありがとうございました。宜しくお願いします。

義理姉に対する慰謝料請求の可能性

ご事情を拝察しますと、ご兄弟の状況は大変お辛いものと思います。まず、義理姉に対する慰謝料請求の可能性についてですが、単なる離婚の意思表示や、手術への非協力、子供を放置しての外出だけでは、慰謝料請求は難しいでしょう。慰謝料請求には、相手方に法的責任を問えるほどの重大な非違行為が必要となります。

具体的には、以下の様なケースが考えられます。

  • 不貞行為:義理姉に不貞行為があった場合、慰謝料請求の根拠となります。
  • 悪意ある遺棄:長期間に渡り、夫であるご兄弟を無視し、生活の支えを放棄したと認められる場合。
  • 精神的苦痛の与える行為:継続的な無視や暴言など、精神的にご兄弟に大きな苦痛を与えたと認められる場合。

ご兄弟の状況から判断すると、義理姉の行為は、離婚原因にはなり得るものの、慰謝料請求できるほどの重大な非違行為に該当するかは、弁護士に相談して判断する必要があります。

犬による部屋の汚損に関する修繕費請求

義理姉が飼っている犬による部屋の汚損については、修繕費用の請求は可能です。これは、故意または過失による損害賠償請求に該当します。義理姉が犬の飼育管理を怠った結果、部屋が汚損した責任を負うことになります。

ただし、請求できる金額は、損害の程度(修復費用)によって決定されます。専門業者に依頼して、修復費用を算出してもらう必要があります。写真や見積書などの証拠をしっかり揃えておくことが重要です。

会社の経営状態と財産分与

義理姉が経営する会社の資金繰りが悪いことを理由に離婚を申し出ているとのことですが、ご兄弟が会社の借金を肩代わりする義務はありません。ただし、夫婦間の共有財産に会社の資産が含まれる場合は、財産分与の際に考慮される可能性があります。

キャッシュカードを義理姉が管理していることや、生活費が減額されていることなどから、ご兄弟の財産管理に問題がある可能性があります。 離婚協議において、会社の経営状態に関する書類や、ご夫婦の収入・支出に関する明細の開示を要求することは可能です。これは、財産分与を公平に行うために必要な情報です。

弁護士への相談が不可欠

現状の情報だけでは、慰謝料請求や財産分与、修繕費用の請求について、明確な回答はできません。弁護士に相談し、具体的な状況を説明してアドバイスを受けることを強くお勧めします。弁護士は、証拠の収集方法や交渉、裁判手続きなど、専門的な知識と経験に基づいてご兄弟をサポートしてくれます。

弁護士相談のメリット

* 専門家の視点から、法的リスクと権利を正確に判断できる。
* 証拠の収集方法や交渉戦略についてアドバイスを受けられる。
* 必要に応じて裁判手続きを代行してくれる。
* 精神的な負担を軽減できる。

弁護士を探す際のポイント

* 離婚問題に特化した弁護士を選ぶ
* 複数の弁護士に相談し、相性の良い弁護士を選ぶ
* 初回相談が無料の弁護士事務所を利用する

具体的なアドバイス

1. 証拠の収集:義理姉からのメール、通話記録、写真、動画など、状況を証明できる証拠を可能な限り収集しましょう。
2. 専門家への相談:弁護士、税理士、不動産鑑定士など、必要に応じて専門家に相談しましょう。
3. 冷静な対応:感情的な対応は避け、冷静に状況を把握し、対応しましょう。
4. 記録の保持:全てのやり取りを記録し、日付、時間、内容を明確に記録しましょう。
5. 離婚協議書の作成:弁護士の協力を得ながら、離婚協議書を作成し、合意事項を明確にしましょう。

ご兄弟の状況は複雑で、解決には時間と労力が必要となるでしょう。しかし、適切な対応をすることで、より良い結果を得られる可能性があります。まずは、弁護士への相談から始めましょう。

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