離婚と財産分与、遠距離出張中の対応策

離婚を考えています。妻もそのつもりで部屋には引越し屋から集めたダンボール箱だらけです。 子供はいませんが財産分与については、まだ、何も話が出来ていません。 というのも、私が出張が多く今も1ヶ月半程の遠距離出張中で、その後も1週間程帰った後、また2ヶ月程の出張に出る予定です。 不在中に勝手に家の荷物やペットを持っていった場合、窃盗で警察に届けることはできるのでしょうか? 離婚調停を早くしたくネットから書類をDLし準備はしているのですが、何せ地元にいないので進行できないでいます。一人親方なので、来た仕事を断ると仕事が無くなるので休暇とかも取れるものではありません。 離婚調停の申請後は電話や手紙で裁判所対応が出来るものではないのでしょうね? 妻はパート勤務で年間120万程の収入がありますが、生活費を一切入れず、何もかも私が負担しているので、こうして不在中もTV見て電気使っていると思うと腹立たしくて仕方ありません 。出張不在が多くても離婚手続きを進める方法はありませんか?補足回答ありがとうございます。重ねてお尋ねしますが、財産分与の協議のないまま私の不在時に荷物を持ち出された場合、 離婚手続き完了前に取り戻したりは出来ない、ということでしょうか? 夫婦間は持ち逃げした方が得?ということでしょうか?

不在中の荷物の持ち出しと窃盗罪

ご自身の不在中に、妻が勝手に家財道具やペットを持ち出した場合、それが窃盗罪に該当するかどうかは、状況によって異なります。夫婦間においても、共有財産以外の私物や、合意なく持ち出されたものは窃盗罪の対象となる可能性があります。 しかし、離婚協議中であり、既に離婚の意思が双方にある状況では、窃盗罪として立件される可能性は低いと言えます。 警察に相談することは可能ですが、すぐに逮捕状が出るようなケースではないことを理解しておきましょう。 大切なのは、証拠をしっかり確保することです。 例えば、持ち出された物の写真や動画、持ち出した日時を記録するなど、証拠となる情報を集めておくことが重要です。 弁護士に相談し、状況を説明することで、適切な対応策を検討することが可能です。

遠距離出張中の離婚調停手続き

一人親方として、出張が多く休暇が取れない状況での離婚調停は確かに困難です。しかし、必ずしも裁判所に直接出頭する必要はありません。 離婚調停は、原則として当事者同士が裁判所に赴いて行われますが、やむを得ない事情がある場合は、代理人(弁護士など)に委任して手続きを進めることができます。 弁護士に依頼することで、書類作成や裁判所への対応を全て任せることが可能です。

弁護士への依頼

弁護士への依頼は、時間と費用の節約に繋がる可能性があります。ご自身で手続きを進めるよりも、専門家の知識と経験を活かすことで、より迅速かつ円滑に離婚調停を進めることができます。弁護士費用は高額に感じるかもしれませんが、時間的なコストや精神的な負担を考えると、費用対効果は高いと言えるでしょう。 初回相談は無料の法律事務所も多いので、まずは相談してみることをお勧めします。

オンラインでの手続き

一部の裁判所では、オンラインによる書類提出やビデオ会議システムを利用した調停手続きが導入されつつあります。居住地を管轄する裁判所に問い合わせて、オンラインでの手続きが可能かどうかを確認してみましょう。

財産分与に関する注意点

ご心配されているように、財産分与の協議が整っていない状況で、妻が勝手に荷物を持ち出した場合、離婚手続き完了前に取り戻すことは困難な場合があります。 これは、夫婦間の共有財産が、離婚成立までは共有状態にあるためです。 しかし、持ち出されたものが明らかにあなたの私物である場合、あるいは、妻が一方的に持ち出したことで、あなたに不利益が生じていると主張できる場合は、裁判を通して取り戻す可能性があります。

夫婦間で「持ち逃げした方が得」という状況は、法的に認められたものではありません。 あくまで、裁判所が公正な判断を行い、財産分与を決定します。 持ち出した財産は、最終的に財産分与の対象として評価される可能性が高いです。

具体的なアドバイス

1. 弁護士に相談する: 離婚調停、財産分与、不在中の荷物の持ち出しなど、複数の問題を抱えているため、弁護士に相談することが最善策です。弁護士は、あなたの状況を正確に把握し、最適な解決策を提案してくれます。
2. 証拠を収集する: 妻が持ち出した物の写真や動画、領収書などの証拠を可能な限り集めておきましょう。これは、後の財産分与や、必要に応じて警察への相談にも役立ちます。
3. 財産リストを作成する: 共有財産と私有財産のリストを作成し、その価値をできるだけ正確に把握しておきましょう。これは、財産分与の際に非常に重要になります。
4. 妻との連絡手段を確保する: 出張中であっても、メールや電話などで妻と連絡を取り、財産分与に関する協議を進める努力をしましょう。
5. 公正証書の作成を検討する: 財産分与の内容について、公正証書を作成することで、法的拘束力のある合意を結ぶことができます。これは、後のトラブルを防ぐ上で非常に有効です。

専門家の視点

弁護士や司法書士などの専門家は、離婚に関する法律や手続きに精通しています。彼らのアドバイスを受けることで、よりスムーズに離婚手続きを進めることができます。特に、遠距離出張中であることや、一人親方であることを考慮すると、専門家のサポートは不可欠と言えるでしょう。

まとめ

離婚手続きは複雑で、時間と労力を要するものです。特に、遠距離出張中や一人親方であるなどの事情を抱えている場合は、専門家のサポートを受けることを強くお勧めします。 焦らず、冷静に、一つずつ問題を解決していくことが大切です。

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