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辛い状況の中、まずは冷静に
妊娠中の浮気、出産直後の夫の対応…想像を絶する辛い状況の中、心身ともに疲れていることと思います。まずは、ご自身の心と体のケアを最優先してください。育児は想像以上に大変です。信頼できる友人や家族、または専門機関(保健師さんや相談窓口など)に相談し、サポートを受けることをお勧めします。
離婚の可能性と親権
ご質問にある「離婚は不可能ですか?」「親権は取れますか?」という点について、結論から言うと、離婚は可能ですし、親権もあなたが取得できる可能性は高いです。
しかし、「可能性が高い」だけで、必ずしも簡単に取得できるわけではありません。裁判になった場合、裁判所は「子の福祉」を最優先して判断します。具体的には、以下の点を考慮します。
- 子供の年齢と状況:2ヶ月半の赤ちゃんは母親の愛情とケアが不可欠です。あなたが安定した生活基盤と十分な育児能力を有していることを示せれば有利になります。
- 親の状況:あなたの生活状況(経済状況、住居、精神状態など)と、夫の生活状況(経済状況、住居、育児への関与など)が比較検討されます。夫が2ヶ月半も連絡を怠り、会おうともしない現状は、裁判において不利に働く可能性が高いです。
- 親子の関係:あなたが赤ちゃんを育てる上で、愛情深く、適切なケアを与えていることを証明することが重要です。写真や動画、周囲の人からの証言などが証拠として役立ちます。
夫が浮気を認めず、連絡も少ない現状は、あなたが親権を得る上で有利な証拠となります。しかし、弁護士に相談し、証拠をしっかり集めておくことが重要です。
弁護士への相談が必須です
現状を踏まえると、弁護士に相談することを強くお勧めします。弁護士は、あなたの状況を詳しく聞き取り、離婚手続き、親権取得、慰謝料請求など、最適な戦略を立ててくれます。一人で抱え込まず、専門家の力を借りることが大切です。
弁護士費用が心配な場合は、法律相談窓口や、地域によっては無料相談会などを利用することも可能です。まずは、相談してみることをお勧めします。
子供の面会交流について
今後、夫が子供に会いたいと言ってきた場合、必ず会わせなければならないわけではありません。 しかし、完全に拒否することは難しいケースもあります。
裁判所は、子供の福祉を最優先するため、面会交流を認める可能性も否定できません。ただし、面会交流の方法や頻度、場所などは、裁判所が状況を考慮して決定します。
夫のこれまでの対応を考えると、いきなり面会を許可するのではなく、弁護士を通じて慎重に検討するべきです。例えば、最初は短時間、公共の場所で、あなたが同席するなど、安全を確保した上で面会を検討することも可能です。
面会交流を認める場合のポイント
面会交流を認める場合、以下の点を考慮する必要があります。
- 安全確保:夫の行動や言動に問題がないか、第三者の立会いが必要な場合もあります。
- 子供の状況:赤ちゃんの年齢や発達段階を考慮し、負担にならないように配慮する必要があります。
- 記録の保持:面会の様子を記録しておくことで、今後の対応に役立ちます。
具体的な行動計画
1. 弁護士への相談:まずは、弁護士に相談し、今後の手続きについてアドバイスを受けましょう。
2. 証拠集め:夫からの連絡履歴、浮気の証拠(写真、メールなど)、あなたの育児の様子を記録した写真や動画などを集めましょう。
3. 生活基盤の安定:経済的な自立を目指し、必要であれば仕事を探したり、生活保護などの制度を利用したりすることを検討しましょう。
4. 心のケア:信頼できる人に相談したり、専門機関のサポートを受けたりして、心のケアを怠らないようにしましょう。
専門家の視点:心理カウンセラーからのアドバイス
心理カウンセラーの視点から見ると、現在の状況は非常にストレスフルで、精神的な負担が大きいと思われます。育児と離婚問題、そして過去の辛い出来事への対処は、専門家のサポートを受けることで、よりスムーズに進められるでしょう。
一人で抱え込まず、信頼できる友人、家族、または専門機関に相談し、心のケアを優先することを強くお勧めします。
まとめ
離婚と親権問題は複雑で、一人で解決するのは困難です。弁護士に相談し、専門家のサポートを受けながら、冷静に、そして着実に進めていきましょう。 あなたの状況は、親権を得られる可能性が高いですが、適切な手続きと証拠集めが重要です。 まずは、一歩踏み出し、弁護士に相談することをお勧めします。