離婚と慰謝料請求:夫のDVとあなたの不倫、複雑なケースの解決策

離婚。不貞行為。慰謝料、について 夫と籍をいれてから今までにあったことを説明します。 夫とはずっと内縁関係にありました。原因は息子が3歳のときにいきなり仕事をやめてきて、そこから3ヶ月ほど無職になり、仕事を見つけたものの、ずっとアルバイト生活だったためです。 あと嫌なことがあるとお酒を飲んで暴れて部屋をめちゃくちゃにする、息子にたししての怒り方があまりにひどい(言うこと聞かないだけで往復ビンタ20発や髪の毛鷲掴みにして投げ飛ばす、仕事前は余裕がないので怒鳴ってグラスを息子に投げるなど)一度別れようと思い、去年の2月に別れるといい、家庭内別居状態だったのですが、息子が別れて欲しくないと行ったので話し合いをし、籍を入れることになり。去年の9月に籍を入れました。 そこからなのですが、夫はもう私のことは信用しない、またいつ別れられるかわからないからお金は俺が管理するといい、生活費の14万だけもらう約束をし、また私も息子への暴力暴言、暴れるなどの行為をやめるなどの条件をつけて籍を入れました。 そこからがまた地獄でした。 生活費は9月から11月は10万、12月は8万、1、2月は12万しか入れてもらえませんでした。 また、クレジットカードもアホみたいにつかい、滞納を繰り返し、止まってしまいました。 息子への暴言も治りませんでした。 私に関してはもうどうでもいいという感じでした。 疲れていました。特に夫の息子への対応に疲れきっていました。 いくら言っても暴言は止まりませんでした。お前らが死ねばいいねんとまで言われた時もありました。 その時に私は不倫をしてしまいました。わたしの不倫開始と同じ頃夫の祖母が亡くなりました。 すると夫は変わりました。執拗に私のことを心配したり、体を求めたりと本当に嫌悪感しかありませんでした。今までこんな仕打ちを受けてきたので気持ちはもう完全にありませんでした。 やがて夫の暴れることが再開し、包丁まで持ち出して自殺するだの喚いたので警察を呼び、そのままお金も残さずに夫は実家に帰りました。そして探偵を雇い、私の不倫の証拠をつかみ、私が不倫してから自分はおかしくなったというふうに話を持っていき、慰謝料を取るきだそうです。 この場合どれくらい請求されますか?不倫期間は3ヶ月です。

ケースの概要:長年のDVと不倫、慰謝料請求の複雑さ

ご相談の内容を整理すると、長年にわたる夫からのDV(ドメスティックバイオレンス)、経済的DV、そしてご自身の不倫という、非常に複雑な状況が絡み合っていることが分かります。夫のDVは、息子さんへの暴力や暴言、経済的な支配、そしてあなたへの無視など、深刻な問題です。このような状況下で、あなたは不倫という選択をしてしまいました。夫は探偵を雇い、慰謝料を請求する意向とのことです。

このケースでは、慰謝料の金額を単純に算出することはできません。なぜなら、夫のDV行為とあなたの不倫行為、両方の責任が複雑に絡み合っているからです。裁判になった場合、裁判所は両者の責任の程度を考慮して、慰謝料の金額を決定します。

夫のDV:慰謝料請求における減額要因

まず、夫の行為は明確なDVに該当します。息子さんへの暴力は、児童虐待にあたり、刑事罰の対象となる可能性もあります。あなたへの経済的支配や暴言も、DVとして認められるでしょう。裁判では、これらの行為が、あなたの不倫という行為に影響を与えた可能性が高いと判断される可能性があります。

具体的には、以下の点が考慮されます。

  • 長期間にわたるDVの継続性:数年にわたるDVは、あなたの精神状態に大きな影響を与え、不倫という行動に繋がった可能性が高いと判断される可能性があります。
  • DVの深刻さ:息子さんへの暴力の程度、あなたへの経済的虐待、暴言の頻度や内容など、DVの深刻さが慰謝料額に大きく影響します。
  • 離婚の原因:裁判所は、離婚の原因が夫のDVにあると判断すれば、あなたの不倫による慰謝料請求額を減額、もしくは請求を棄却する可能性があります。

あなたの不倫:慰謝料請求における増加要因

一方で、あなたの不倫は、夫からの慰謝料請求の根拠となります。不倫期間が3ヶ月であることは、慰謝料額を決定する上で重要な要素です。しかし、前述したように、夫のDVがあなたの不倫に与えた影響も考慮されます。

不倫慰謝料の算定は、ケースバイケースですが、一般的には、不倫期間、関係の程度、相手との関係、社会的立場などが考慮されます。3ヶ月の不倫期間であれば、数万円から数十万円の範囲で請求される可能性があります。

専門家への相談が不可欠

このケースは、非常に複雑で、専門家の助言なしに解決するのは困難です。弁護士に相談し、あなたの状況を詳しく説明することが重要です。弁護士は、あなたのケースにおける夫のDVの責任とあなたの不倫の責任のバランスを検討し、最適な戦略を提案してくれます。

弁護士への相談では、以下の情報を準備しておきましょう。

  • 夫からのDVに関する具体的な証拠(写真、動画、証言など)
  • 夫からの経済的支配に関する証拠(取引明細書など)
  • 不倫相手との関係に関する情報
  • 婚姻関係における経緯

具体的なアドバイス

1. 弁護士への相談:まずは、離婚と慰謝料請求に関する専門的なアドバイスを受けるために、弁護士に相談しましょう。地域の弁護士会や法律相談窓口などを利用できます。
2. 証拠の収集:夫からのDVや経済的支配、不倫に関する証拠を可能な限り集めましょう。これは、弁護士への相談、そして裁判になった場合に非常に重要です。
3. 冷静な対応:夫からの連絡には、弁護士を通じて対応しましょう。感情的な対応は、状況を悪化させる可能性があります。
4. 精神的なケア:長年のDVと不倫による精神的な負担は大きいでしょう。必要であれば、カウンセリングや相談機関を利用しましょう。

事例:類似ケースの判例

過去の判例を参考にすると、夫の重大な責めに帰すべき事情(DVなど)が認められる場合、妻の不貞行為による慰謝料請求は減額または棄却される傾向があります。ただし、それぞれのケースの事情は異なるため、あなたのケースがどのように判断されるかは、弁護士との相談が必要です。

まとめ:冷静な対応と専門家のサポートで解決を

あなたの状況は、非常に複雑で困難なものです。しかし、冷静な対応専門家のサポートを受けることで、解決への道筋が見えてきます。弁護士に相談し、適切なアドバイスを得ながら、今後の対応を進めていきましょう。 DV被害者支援団体なども活用することで、より力強い対応が可能になります。

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