離れの2階を貸す際の防犯対策:補助錠選びと設置方法

離れの2階を半年間知人家族に貸すことになったのですが、1つだけ、入室して欲しくない部屋がある為、補助錠をつけることを考えています。お勧めいただける補助鍵があれば教えてください。 離れの2階を半年間知人家族に貸すことになったのですが、1つだけ、入室して欲しくない部屋がある為、補助錠をつけることを考えています。お勧めいただける補助鍵があれば教えてください。 知人家族を疑うわけではないのですが、1部屋だけ、骨董品のようなものや、昔の通帳、帳簿類を保管している部屋があり、補助鍵でもつけておけば、私だけでなく、知人家族もスッキリ過ごせるのではないかと考えています。 古い建物でもあり、ドアは木製のシンプルな感じのもので、内開き?(廊下側から室内に向けて押して入るタイプ)のものです。 廊下側から鍵をかけて、室内に入ることができないようにしたいと思っています。 簡単なもので良く、また、必要があればネジやビスでとめることも仕方ないと思っています。(私で取り付けることができるようなら) 立派なものでなくとも良いので、手ごろな価格のものでご存知のものがありましたら、教えてください。 よろしくお願い致します。

大切なプライバシーを守る補助錠選び

知人家族に部屋を貸す際、大切な私物がある部屋への入室を避けたいというご希望、よく分かります。信頼関係があっても、念には念を入れておくことは安心につながりますね。古い木製のドアへの補助錠取り付けは、DIYでも十分可能です。ここでは、手軽に設置でき、かつ効果的な補助錠の種類と選び方、そして設置方法についてご説明します。

おすすめ補助錠の種類と選び方

まず、いくつかのおすすめ補助錠をご紹介します。どれも比較的安価で、DIYでも取り付け可能なタイプです。

  • マグネット式補助錠: 賃貸物件などでもよく使われている手軽なタイプです。ドアに磁石でくっつけるだけなので、工具不要で取り付けられます。ただし、強力な磁石ではないため、防犯性能は他のタイプに比べて低いと言えます。プライバシー保護という点では十分ですが、防犯性を重視するなら他のタイプを検討しましょう。
  • サムターンカバー: ドアノブの内側のサムターンを覆い、回せないようにするものです。サムターン回しによる不正侵入を防ぐ効果があります。比較的安価で取り付けも簡単ですが、ドアノブの種類によっては取り付けられない場合があります。事前にサイズを確認しましょう。
  • チェーン式補助錠: ドアチェーンと同様に、ドアを少しだけ開けた状態で固定できるタイプです。完全に施錠するわけではないので、防犯性能は高くありませんが、来訪者の確認などには便利です。手軽で安価なため、補助的な施錠として利用するのも良いでしょう。
  • シリンダー式補助錠: 鍵を差し込んで施錠するタイプで、防犯性能は高いです。様々なデザインや価格帯のものがあり、選ぶ楽しみもあります。取り付けにはドライバーなどの工具が必要ですが、比較的簡単に設置できます。ただし、鍵の管理には注意が必要です。
  • 戸当り補助錠: ドアとドア枠の間に挟み込むタイプの補助錠です。取り付けが簡単で、比較的安価です。防犯性能は高くありませんが、簡易的な施錠には十分です。特に、既に戸当りが設置されている場合は、その上に設置できるタイプもあります。

古い建物のドアへの取り付けポイント

古い建物のドアは、新しいドアに比べて材質が弱っていたり、歪みがあったりする場合があります。そのため、補助錠を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。

  • ドアの厚さ: 補助錠によっては、ドアの厚さに対応していない場合があります。事前にドアの厚さを測り、対応している補助錠を選びましょう。
  • ドアの材質: 木製のドアであれば、多くの補助錠に対応できますが、材質によっては取り付けられない場合があります。特に、ドアが腐っていたり、傷んでいる場合は、修理してから補助錠を取り付けることをおすすめします。
  • ドアの歪み: ドアが歪んでいると、補助錠がうまく取り付けられない場合があります。歪みを修正してから取り付けましょう。必要に応じて、専門業者に相談することも検討しましょう。

具体的な設置方法と注意点

ここでは、シリンダー式補助錠の取り付け例を説明します。他のタイプの補助錠は、製品に付属の説明書をよく読んでから取り付けましょう。

シリンダー式補助錠の取り付け手順

1. 取り付け位置を決める: ドアの高さや位置を確認し、補助錠を取り付ける最適な位置を決めます。
2. 穴あけ(必要に応じて): 補助錠によっては、ドアに穴を開ける必要がある場合があります。電動ドリルを使用する際は、安全に十分注意しましょう。
3. 取り付け金具を取り付ける: ドリルで穴を開けたら、付属のネジやビスを使用して、取り付け金具をドアに取り付けます。
4. 補助錠本体を取り付ける: 取り付け金具に補助錠本体を取り付けます。
5. 鍵の動作確認: 鍵がスムーズに開閉することを確認します。

設置における注意点

  • 工具の準備: ドライバー、ペンチ、電動ドリル(必要に応じて)など、必要な工具を事前に準備しておきましょう。
  • 安全第一: 穴あけ作業など、危険を伴う作業を行う際は、必ず保護メガネや手袋を着用しましょう。
  • 説明書をよく読む: 補助錠の種類によって取り付け方法は異なります。必ず説明書をよく読んでから作業を行いましょう。
  • 専門家への相談: DIYに自信がない場合や、複雑な作業が必要な場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。

インテリアとの調和

補助錠は、防犯対策だけでなく、インテリアの一部でもあります。ドアの色や素材に合わせた補助錠を選ぶことで、より自然な仕上がりになります。例えば、ブラウンのドアには、ブラウン系の金属製の補助錠がおすすめです。

まとめ

知人家族との信頼関係を損なうことなく、大切な私物を守るための補助錠の設置は、双方にとって安心できる環境を作る上で有効です。今回ご紹介した内容を参考に、適切な補助錠を選び、安全に設置してください。

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