雑種犬との食後トラブル解決ガイド:彼氏の家での安心な過ごし方

雑種犬との相性?! 私はペットを飼っていません。ですが、彼氏の家は雑種(柴×?)の犬をかっています。室内犬でゲージはありません。 もう家で飼ってから10年になるそうです。 私は彼の家にもう1年半くらい、ほぼ毎日通っていて、その犬の散歩もたまにしています。はじめはすごい勢いで吠えられていましたが、今では遊びに行くとくっついてきたりします。 ここまでは平和な話しなんです。 しかし、彼の家でご飯をご馳走になることがあるのですが、食べ終わった後、いつも食器を台所に運びます。そのときに犬がすごいスピードで後をおいかけてきて、しばらくうなったあと、昔みたいにかなり吠えてきます。彼や彼のお母さんは犬を叱りますがいっこうにやめません。犬を台所の隣の部屋に行かせて戸(ふすまのような)を閉めた所で、勢いよく戸を開けてまた吠えにきます。。 夕食後いがいは(食事中も)くっついてきたりするのですが、いつもいつも食後に吠えられます。数回ではなくてずっとやめないので、こちらも悲しい気持ちになって仕方ありません。 原因がわかる方おられますか? 何かわかる方教えてください。 ちなみに人見知りが激しい犬で、はじめの1ヶ月くらいは玄関でいつも吠えられていました。また、郵便局の人や宅配便の人などの知らない人が、玄関の前に立つだけで気配を感じるのか、いなくなるまで吠えつづけるような犬です。 補足食後は食器の有無にかかわらず吠えまくりです。私にだけ。彼の弟の彼女には家にきたときに吠えますが、食後は吠えません。 犬のご飯は夕方に与えています。しかし半分だけ食べて放置。人がご飯を食べるとクーンとなきます。食べ終わると諦めたかのように自分のご飯の残りを食べています。そのあと、立ち上がった私にワンワン攻撃…。 散歩の時は犬に主導権を与えていました。。今後、どう対策したらよいでしょうか?

問題:食後の執拗な吠えと、その原因

彼氏の家の雑種犬(柴犬ミックス)の食後における執拗な吠え、特にあなたへの吠えに悩まされているとのこと。10年も一緒に暮らしている犬が、あなたに対してのみ食後に強く吠えるという状況は、犬の行動を読み解く上で重要な手がかりとなります。単なる「人見知り」や「嫉妬」だけでは片付けられない複雑な要因が考えられます。

吠える行動の分析

犬の吠えは、様々な感情や欲求の表現です。今回のケースでは、以下の可能性が考えられます。

  • 資源防衛行動:食器や食べ物の存在、そしてあなたという「資源」への接近を許せないという防衛本能が働いている可能性があります。特に、あなたが食器を片付ける行為は、犬にとって「資源の消失」を意味するかもしれません。
  • 要求行動:食後の吠えが、あなたへの「何か」の要求(遊び、おやつ、注意など)を表している可能性もあります。犬は、吠えることで目的を達成してきた経験があるかもしれません。
  • 不安・ストレス:犬は、あなたに対して特別な感情(例えば、少し怖い、または信頼しきれていないなど)を抱いている可能性があります。食後というリラックスした状態から、あなたの行動によってその不安やストレスが引き起こされているのかもしれません。
  • 学習された行動:過去に、食後のあなたの行動に対して吠えることで何かしらの反応(叱責、注意など)を得ていた可能性があります。その結果、吠えることが「効果的なコミュニケーション手段」として学習されている可能性も考えられます。

あなたの行動と犬の反応

あなたは散歩の際に犬に主導権を与えていたとのこと。これは、犬があなたを「リーダー」として認識していない可能性を示唆しています。犬は、群れの中で明確な順位関係を築く生き物です。リーダーが明確でない状況では、不安定になり、自分の行動で状況をコントロールしようとする傾向があります。

解決策:信頼関係構築と行動修正

根本的な解決には、犬との信頼関係構築と、吠えという行動の修正が不可欠です。以下に具体的なステップを示します。

1. リーダーシップの確立

  • 散歩の際のリードの持ち方:犬が引っ張るのではなく、あなたがリードをしっかり持ち、犬の歩調をコントロールします。常にあなたのペースで歩くことを意識しましょう。
  • 指示と褒め方:「座れ」「待て」などの基本的なコマンドを教え、成功したら必ず褒めて強化します。おやつや言葉で褒めるだけでなく、優しく撫でるなど、犬が心地よいと感じる褒め方を工夫しましょう。
  • 資源管理:犬のご飯や寝床など、犬にとって大切な資源をあなた自身が管理します。これによって、犬はあなたが資源の管理者であることを理解し、安心感を覚えます。

2. 食後の行動修正

  • 食器の片付け方:食器を片付ける際に、犬に「待て」を指示し、静かに待っていれば褒めます。吠え始めたら、無視して、静かになるまで待ちます。静かになったら、改めて褒めて、おやつを与えても構いません。
  • 代替行動の提示:犬が吠える代わりにできる行動を教えましょう。「おもちゃで遊ぶ」「自分のベッドで休む」など、代替行動を覚えさせることで、吠える必要性を減らすことができます。
  • 専門家の活用:どうしても改善が見られない場合は、動物行動学の専門家(ドッグトレーナー)に相談することをお勧めします。専門家の指導の下、犬の行動を分析し、適切なトレーニング方法を学ぶことができます。

3. 環境調整

  • 安全な空間の確保:犬が落ち着ける、あなたから離れて安全に過ごせる場所(クレートやベッドなど)を用意しましょう。食後、吠え始めたら、その場所に誘導することで落ち着かせます。
  • 視覚遮断:台所から犬の視界を遮断する工夫(カーテンやパーテーションなど)を検討しましょう。食器を片付ける様子が見えないことで、犬の興奮を抑える効果が期待できます。

4. 彼氏や彼のご家族との連携

家族全員で同じルールを守ることが重要です。犬の行動を改善するためには、家族全員が協力して、一貫したトレーニングを行う必要があります。

専門家の視点:ドッグトレーナーからのアドバイス

ドッグトレーナーの視点から見ると、この犬は資源防衛行動と、あなたへの不安や不信感からくる行動を示している可能性が高いです。 長年一緒に暮らしている家族には問題がないのに、あなたにだけ吠えるという点は、あなたとの信頼関係がまだ十分に築けていないことを示唆しています。 上記で述べたリーダーシップの確立と、ポジティブな強化によるトレーニングが効果的です。 叱責は逆効果になる可能性が高いので、避けましょう。 犬の行動を理解し、正しくコミュニケーションをとることで、犬との良好な関係を築き、安心安全な時間を過ごせるようになるでしょう。

まとめ

犬との関係改善には時間と忍耐が必要です。焦らず、一歩ずつ、信頼関係を築き、適切なトレーニングを行うことで、食後の吠えは必ず改善されると信じています。 専門家の力を借りることも検討し、彼氏や家族と協力して、犬との幸せな時間を過ごしてください。

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