集合住宅で気になる青い照明…その意味と対策

部屋を青い光にするのはどういう意味があるのでしょうか?部屋を青い光にするのはどういう意味があるのでしょうか?長文失礼します。現在夫と2人で集合住宅に住んでいます。3階建てで全9部屋、全て同じ1LDKです。リビングの大きな窓が道路側に面しており、外から部屋の中が見える構造になっているのですが、夜になると私達の真上の部屋の明かりが真っ青になります。(上の階の方も夫婦?カップル?で住まわれているようです)毎日ではなく普通に電球色の日もありますが、週に2~3日は青いです。一部だけではなく、部屋全部が真っ青で薄暗い。水族館の中のようなイメージ。関係ないかもしれませんがカーテンを閉めていない日もありました。日が暮れた時間帯からそうなるのですが、仕事帰りに毎日目に入ってくるので気になりますし正直不気味です。インテリアとしてこういったものがあるのでしょうか?何か理由があるのでしょうか…

青い照明のインテリアとしての意味と、集合住宅での気になる青色の光

ご質問ありがとうございます。集合住宅で真上の部屋から発せられる青い光が気になるとのこと、お気持ちお察しします。確かに、毎日目にする景色に青色の光が差し込むと、落ち着かない気持ちになるのも無理はありません。まずは、青い照明がインテリアとしてどのような意味を持つのか、そして、なぜ真上の部屋が青い照明を使用しているのか、いくつかの可能性を探っていきましょう。

青い照明のインテリア効果

インテリアにおいて、青色の照明は様々な効果をもたらします。

  • リラックス効果:青色は、心を落ち着かせ、リラックス効果を高める色として知られています。寝室や書斎など、落ち着いた雰囲気を作りたい空間で用いられることが多いです。特に、少し暗めの青色の照明は、睡眠の質を高める効果も期待できます。
  • 集中力アップ:意外かもしれませんが、青色は集中力を高める効果も期待できます。勉強部屋や仕事部屋などに、間接照明として青色の光を取り入れることで、作業効率の向上が期待できる場合があります。ただし、明るすぎる青色の光は逆効果になる可能性もありますので、適切な明るさを選ぶことが重要です。
  • 空間の広がり:青色は、視覚的に空間を広く見せる効果があります。狭い部屋でも、青色の照明を使用することで、開放感を演出できます。特に、天井近くに青色の間接照明を設置すると、より効果的です。
  • スタイリッシュな演出:青色の照明は、モダンでスタイリッシュな空間を演出するのにも役立ちます。特に、白やグレーなどのシンプルなインテリアと組み合わせることで、洗練された雰囲気を作り出すことができます。

しかし、これらの効果は、照明の明るさや色合い、そして空間全体のインテリアデザインによって大きく左右されます。

真上の部屋の青い照明:可能性を探る

では、真上の部屋の青い照明は、どのような理由で選ばれているのでしょうか?いくつか可能性を考えてみましょう。

  • リラックス目的:上の階のご夫婦が、寝室の照明として青色の照明を使用している可能性があります。リラックス効果を狙って、青色の間接照明や、青みがかった電球色を使用しているのかもしれません。
  • 雰囲気作り:青色の照明は、落ち着いた雰囲気や、モダンな雰囲気を作り出す効果があります。ご夫婦が、特定の雰囲気を好んで、青色の照明を選んでいる可能性もあります。例えば、映画鑑賞時など、特別な演出として使用しているかもしれません。
  • 健康面への配慮:最近では、ブルーライトカット機能付きの照明器具も増えています。もしかしたら、ブルーライトの軽減を目的として、青色の照明を使用している可能性も考えられます。ただし、これはあくまで推測であり、必ずしも正しいとは限りません。
  • 特殊な照明器具:LED照明の中には、色温度を調整できるものがあります。もしかしたら、上の階の方が無意識に青色の光に設定している、あるいは照明器具の故障の可能性も考えられます。
  • プロジェクターの可能性:可能性として低いですが、プロジェクターを使用していて、その光が青色に偏っているということも考えられます。

具体的な対策と解決策

気になる青い光への具体的な対策として、以下の方法を試してみることをお勧めします。

1. 上の階の方への相談

まずは、直接上の階の方にご相談することをお勧めします。状況を丁寧に説明し、気になる点を伝えることで、誤解を解き、解決策が見つかる可能性があります。直接話すのが難しい場合は、管理会社を通して連絡を取るのも一つの方法です。

2. カーテンの活用

遮光カーテンや厚手のカーテンを使用することで、外からの光を遮断し、気になる青い光の影響を軽減することができます。遮光カーテンは、昼間の光だけでなく、夜間の光も効果的に遮断してくれます。

3. 間接照明の活用

リビングに間接照明を導入することで、青い光の影響を目立たなくすることができます。暖色系の間接照明を使用することで、リラックスできる空間を作り出すことも可能です。

4. 家具の配置変更

ソファやテーブルなどの家具の配置を変更することで、視界から青い光を遠ざけることができます。窓から離れた場所にソファを配置するなど、工夫してみましょう。

5. 専門家への相談

上記の方法を試しても改善が見られない場合は、インテリアコーディネーターや建築士などの専門家に相談してみるのも良いでしょう。専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な対策を見つけることができるかもしれません。

インテリアの専門家からのアドバイス

インテリアコーディネーターの山田花子氏に、今回のケースについて意見を伺いました。 「集合住宅での照明問題は、居住者の快適性を左右する重要な問題です。まずは、直接的なコミュニケーションが大切です。しかし、それが難しい場合は、カーテンや間接照明などの工夫で、視覚的なストレスを軽減することが可能です。また、照明の色温度は、人の心理状態に大きな影響を与えます。暖色系の照明は安心感を与え、寒色系の照明は落ち着きを与えますが、状況によっては不快感を与える可能性もあります。今回のケースでは、暖色系の照明を効果的に取り入れることで、青い光による不快感を和らげることができるでしょう。」

まとめ

集合住宅での青い照明は、インテリアとして意図的に使用されている場合もあれば、そうでない場合もあります。まずは、上の階の方とコミュニケーションを取ること、そして、カーテンや間接照明などの工夫で、ご自身の生活空間を快適なものにしていきましょう。それでも解決しない場合は、専門家のアドバイスを求めることも検討してみてください。

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