雀の雛の自立支援とインテリアとの意外な関係

雀の雛を早く独り立ちさせる方法を教えてください。 雀の雛を保護しました。 6/9(日)の昼ごろ玄関前の階段に雀の雛が落ちていました。玄関前だったので2Fの出窓から1Fの屋根におりて巣を捜しましたが見つからず保護することになりました。まだ羽が少ししか無く肌が見える状態です。 ネットから情報を得て、すり餌(7分)と小松菜(都度すりおろしています)を混ぜて温めて注射器の様な物で(鳥用)で与えています。更にネットで得た情報を元にネットにてボレー粉、栄養剤、カルシウム剤、フォーミュラを購入しました(これはまだ届いていません)。 パートですが日中は働いております。 日中家にいる友達に世話をお願いしてもやんわりと断られ、今は2週間くらい休めそうな理由を考えて休んで世話をしています。 ですが、2週間が限界でそれ以上は家にいられません。会社に雛を連れていきたいけどそれは無理な環境です。 その為、早く成長してほしくて色々購入しました。 独り立ちは一人で餌を食べられるようになることだと思います。まるっきり野生に帰れなくても、せめて家の中にいる状態で餌を一人で食べるようにさせるにはどうしたらいいでしょうか?また水等も2週間で飲めるようになりますか? 余りにも小さい雛なので2週間でどこまで成長できるのか不安です。 虫はなかなか捕まえられそうにないので家の庭でキャベツかブロッコリーの苗を植えることも検討しています。 籠に入れておくのはストレスが溜まる様なので1部屋を雀の部屋にすることも考えています。 雛を育てた経験のある方がいましたらアドバイスをお願いします。

雀の雛の成長と自立支援:専門家のアドバイス

まず、ご尽力されていることに敬意を表します。野鳥の保護は大変な労力と責任を伴います。 残念ながら、2週間で完全に自立させるのは難しいかもしれません。しかし、できる限りのサポートで、雛の生存率を高めることは可能です。

1. 適切な餌と給餌方法

現在、すり餌と小松菜を与えているとのことですが、専門家によると、雛鳥には高タンパク質の餌が不可欠です。市販のフィンチ用の配合飼料をすりつぶして与えるのが理想的です。 ボレー粉、栄養剤、カルシウム剤、フォーミュラが届いたら、指示通りに配合することで、より栄養バランスのとれた食事を提供できます。

  • 給餌頻度: 生後間もない雛は、1時間~2時間おきに給餌が必要です。成長とともに間隔を徐々に延ばしていきましょう。
  • 給餌量: 雛の体重や食欲に合わせて調整します。お腹が膨らみすぎないように注意しましょう。
  • 温度: 餌は人肌程度に温めて与えましょう。冷たい餌は雛の消化器官に負担をかけます。
  • 清潔さ: 給餌器や食器は常に清潔に保ちましょう。衛生状態が悪いと、雛が病気にかかる可能性があります。

2. 水の摂取

生後間もない雛は、親鳥から餌と一緒に水分を摂取します。すり餌に水分を含ませることで、ある程度の水分補給は可能です。しかし、成長とともに、スポイトなどで少量の水を直接与えることも必要になるでしょう。

3. 環境整備:ストレス軽減と安全確保

一部屋を雀の部屋にするというアイデアは良いですが、温度管理が重要です。雛は保温が必要です。ペットヒーターや湯たんぽなどを活用し、適温(28~30℃程度)を保ちましょう。また、直射日光冷気を避ける必要があります。

  • ケージ: 広すぎると雛が不安になり、狭すぎるとストレスになります。適切なサイズのケージを選び、隠れ家となる小枝や布などを設置しましょう。ケージの底には、新聞紙を敷いて清潔に保ちます。
  • 安全性: 雛が逃げ出したり、危険な場所に近づいたりしないよう、十分に注意しましょう。窓やドアは閉めて、隙間がないか確認しましょう。
  • 刺激: 雛は音や光に敏感です。静かで落ち着いた環境を心がけましょう。必要以上に触らないようにしましょう。

4. 自立へのステップ:人工哺育から自然への移行

2週間後、雛は多少成長しているでしょうが、まだ完全に自立するには至らない可能性が高いです。 自立とは、自分で餌を探し、食べ、排泄できるようになることです。

  • 餌台の設置: ケージ内に小さな餌台を設置し、すりつぶした餌を置いてみましょう。最初は注射器で補助しながら、徐々に自分で食べるように誘導します。
  • 自然環境への慣れ: ケージの一部を開放し、徐々に外の世界に慣れさせましょう。最初は短い時間から始め、徐々に時間を延ばしていきます。この際、天敵から保護する必要があります。
  • 自然の餌: キャベツやブロッコリーは補助的な餌として有効ですが、主食としては不十分です。昆虫などを与えることができれば理想的ですが、安全に確保することが難しい場合は、専門店で昆虫ゼリーなどを購入するのも良いでしょう。

インテリアとの関連:快適な空間づくり

雀の部屋を作る際に、インテリアの知識も役立ちます。

自然光と間接照明

雛のケージは、自然光が当たる場所に置きましょう。ただし、直射日光は避けてください。間接照明で、柔らかな光を確保することで、雛のストレスを軽減できます。

色の効果

緑色の壁やカーテンは、自然な雰囲気を作り出し、雛の落ち着きを促す効果が期待できます。ただし、あまりにも鮮やかな色は刺激となる可能性があるので、淡い緑色を選びましょう。

素材選び

ケージの素材や周辺のインテリアには、自然素材を取り入れることで、より自然に近い環境を作ることができます。木製の棚や、麻のマットなどは、雛にとって安心できる空間作りに役立ちます。

専門家への相談

野鳥の保護・飼育は専門知識が必要です。困難な場合は、野鳥保護団体獣医に相談することをお勧めします。

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