隣接マンション建設による日照問題とインテリア対策

となりにでかいマンションが建つのですが(10階)、まだおそらく6階くらいしか出来ていないのに日光が来ません。今は微かに時間帯によっては日向があるのですがおそらく14階になると殆ど日光が来なくなり暗くなります。なんせ一階に住んでいるのに・・・苦情を入れてももう遅い、前々から知る由はあったのでそちらの不手際、こちらも出来る限りは手は尽くすが現状計画変更の予定はない。と言われました。前々からと言っていましたが全く聞いていません。ポストにはそのような知らせは入っていません。知ったのは建設中のマンションの周りを移動していた時に私のアパートの反対側に「マンション建設中、関係者以外立入禁止」と書いてあり最近日光の当たりが悪いので何階くらいのマンションが出来るかと聞いたら14階と聞いて驚きました。具体的にどれくらいの日光が当たるかというと、現状で最大日光が当たる大きさはベランダの大きさが縦1.3m横4mと結構小さめな所に朝と夕方はカーテンを開けても日光は入らず、昼にすこし明るくなる程度で照射日光はわずかです。完成したら更に日光の当たりは悪くなると思います。入所したときは太陽が登っている時ならいつでも日光は入っていましたがもう最近では暗がりの状態です。確かに一階は日当たりが悪いかもしれませんし隣に何か建造物が建つのはしかたのないことかと思いましたがあんまりにも暗すぎます。夜かと思うほど暗いです。事前にそういう投函があれば鵜呑みにでもしようかとおもったのですが・・・・・電話する人の態度もものすごく悪かったので本当に腹が立ちます。これ訴訟できますかね・・・・補足14です!すいません!

日照権侵害の可能性と法的対応

隣接建物の建設によって、著しく日照が阻害されているとのこと、大変お辛い状況ですね。まず、ご自身の状況が「日照権侵害」に該当するかどうかを検討する必要があります。日照権とは、土地の所有者が、その土地に太陽光が当たる権利のことです。完全な遮断ではなく、著しい減損であれば侵害と認められる可能性があります。

日照権侵害の判断基準は、以下の要素を総合的に考慮して判断されます。

  • 日照時間の長さ:建設前と建設後の日照時間の比較。著しく短縮されているか。
  • 日照角度:太陽光線の角度がどの程度遮られているか。
  • 建物の構造:隣接建物の高さや形状、位置関係。
  • 周辺環境:周囲の建物状況や地形など。
  • 生活への影響:日照不足による生活上の支障の程度(カビの発生、精神的なストレスなど)。

ご質問の状況では、建設前の十分な日照時間と比較して、著しく減少している点が重要です。1階であっても、日照権は認められます。建設会社からの対応も不十分であり、訴訟も検討できる可能性があります。ただし、訴訟は時間と費用がかかります。まずは、弁護士に相談し、証拠を収集しながら、法的対応の可能性を検討することをお勧めします。

インテリアによる日照不足対策

訴訟は時間と費用がかかるため、まずはインテリアによる対策を検討してみましょう。日照不足を補うための具体的な方法を以下に示します。

1. 光を反射・拡散させる素材の活用

  • 鏡や金属製のインテリア:光を反射させ、部屋全体を明るくします。壁面に取り付けられる鏡や、金属製の家具などを効果的に配置しましょう。ただし、反射が強すぎると眩しさを感じることがあるので、配置には注意が必要です。
  • 白い壁や天井:光を反射する効果が高いので、壁や天井を白く塗装したり、白い壁紙を貼ったりするのも有効です。グレーの壁面は、光を吸収しやすいので、白や明るいグレーに変えることを検討しましょう。
  • 光沢のある床材:光沢のある床材は、光を反射して部屋を明るく見せます。ただし、汚れが目立ちやすいので、お手入れのしやすさも考慮しましょう。

2. 照明計画の見直し

  • 間接照明の活用:天井や壁に光を反射させる間接照明は、柔らかな光で部屋全体を明るくします。ダウンライトや間接照明器具を取り入れることで、より快適な空間を作ることができます。
  • 複数光源の設置:一つの照明器具に頼らず、複数の照明器具を配置することで、部屋の隅々まで明るく照らすことができます。スポットライトやテーブルランプなどを組み合わせることで、より立体的な空間を演出できます。
  • 高演色性の照明:色の見え方を忠実に再現する高演色性の照明器具を選ぶことで、部屋の雰囲気をより豊かに演出できます。特に、グレーのインテリアは、照明の色温度によって印象が大きく変わるため、注意が必要です。

3. 家具の配置

  • 窓際に家具を置かない:窓際に家具を置くと、窓からの光を遮ってしまうため、なるべく窓際を空けておくことが重要です。どうしても家具を置きたい場合は、背の低い家具を選ぶか、窓から離れた場所に配置しましょう。
  • 明るい色の家具を選ぶ:暗い色の家具は、部屋を暗く見せてしまうため、明るい色の家具を選ぶことが重要です。グレーのインテリアを選ぶ場合でも、明るいグレーや、白やベージュなどの明るい色の家具と組み合わせることで、部屋全体を明るく見せることができます。

4. 窓辺の工夫

  • カーテンやブラインドの見直し:遮光性の高いカーテンやブラインドは、光を遮ってしまうため、透け感のある素材のカーテンやブラインドを選ぶことが重要です。レースカーテンなどを併用することで、プライバシーを守りながら光を取り込むことができます。
  • 窓辺に植物を置く:観葉植物などを置くことで、窓辺を明るく演出できます。ただし、植物の種類によっては、日陰でも育つ種類を選ぶ必要があります。

5. インテリアカラーの選択

グレーのインテリアは、落ち着いた雰囲気で人気がありますが、日照不足の部屋では、より暗く感じてしまう可能性があります。そのため、グレー以外の明るい色を取り入れることで、部屋全体を明るく見せることができます。例えば、白やベージュなどの明るい色をベースに、グレーをアクセントとして取り入れることで、バランスの良い空間を作ることができます。

専門家への相談

インテリアコーディネーターや建築士などの専門家に相談することで、より効果的な対策を立てることができます。専門家は、あなたの部屋の状況を考慮した上で、最適なインテリアプランを提案してくれます。

まとめ

隣接建物の建設による日照問題、大変お辛い状況ですが、法的対応とインテリアによる対策を組み合わせることで、快適な生活空間を取り戻せる可能性があります。まずは、弁護士に相談し、日照権侵害の可能性を検討すること、そして、上記で紹介したインテリア対策を試みることをお勧めします。

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