隣家の室外機騒音問題!効果的な対策とインテリアとの調和

隣家の室外機の音で困っています。どうかお知恵を下さい。ベランダが板で区切られているマンションに住んでおりますが、隣家の室外機音がうるさくて困っております。あまりにもうるさく、寝室も移動したり、騒音防止になるかと思い衣服などを窓際につるし、並べたりたりしましたが効果なし。あまりにも耐えかねて、友人に騒音dbを測ってもらいました。ベランダの境界部では平均67デシベル、境界部から一番遠い我が家のベランダでも55デシベルでした。暖房は起動時にうるさいのは仕方がないとは思うのですが、10分後くらいにはとても静かに回るという認識です。我家のも10分くらいは60dbくらいの音を出しますが、その後はとても静かに動いています。しかし、隣家のものは24時間止まることなく唸っています。そこで、①暖房の室外機で65dbオーバーでとまらず動き続けるのは普通のことですか?②ベランダの境界部を隙間を減らすべく、石膏ボードで壁を作れば静かになるのでしょうか?(消防法うんぬんは抜きで単純な質問です)隣家は5ヶ月前くらいに越してきて面識はありません。11月くらいからうるさかったのですが、できることはやってみようと試して現在にいたります。夜通し、ベランダで車がアイドリングしているようでたまりません。騒音防止規制なんとかも昼55db夜45dbと友人は言ってましたが、一般家庭に対してはなぁ・・・・?となんとなくすっきりしません。何卒、ご助力お願いいたします。

室外機騒音、その原因と解決策を探る

マンションでの室外機騒音問題は、快適な生活を大きく阻害する深刻な問題です。ご近所とのトラブルにも発展しかねません。まずは、騒音の原因と、効果的な対策を検討していきましょう。

① 65dBオーバーの室外機騒音は普通?

結論から言うと、65dBを超える騒音が24時間継続するのは普通ではありません。 室外機の騒音レベルは機種によって異なりますが、一般的に夜間は40dB程度、昼間でも50dB程度に抑えられているものがほとんどです。65dBは、騒音レベルがかなり高い状態です。まるで車がアイドリングしているような状態とご自身が感じている通り、日常生活に支障をきたすレベルです。

隣家の室外機が異常な騒音を発生させている可能性が高いと考えられます。考えられる原因としては、以下の点が挙げられます。

  • 室外機の故障:室外機のファンやコンプレッサーに異常が発生している可能性があります。異音がしたり、振動が大きくなったりしている場合は、故障の可能性が高いです。
  • 設置不良:室外機が適切に設置されていないと、共振現象などが発生し、騒音が大きくなることがあります。設置場所の地面の振動なども影響する可能性があります。
  • メンテナンス不足:室外機は定期的なメンテナンスが必要です。汚れやほこりが付着すると、騒音の原因となることがあります。
  • 機種の問題:まれに、製造上の問題で騒音の大きい機種が存在する可能性も否定できません。

② 石膏ボードによる遮音効果は?

ベランダの境界部に石膏ボードを設置することで、ある程度の遮音効果は期待できますが、67dBもの騒音を完全に遮断するのは難しいでしょう。石膏ボードは、比較的低周波の音に対しては効果が低い傾向にあります。室外機の音は低周波成分を含むため、石膏ボードだけでは十分な効果が得られない可能性が高いです。

遮音性を高めるためには、石膏ボードに加えて、吸音材や防振材などを併用する必要があります。吸音材は音を吸収し、防振材は振動を軽減する効果があります。専門業者に相談し、適切な材料と施工方法を選ぶことが重要です。

具体的な解決策とインテリアへの影響

騒音問題の解決には、以下のステップで対応することをお勧めします。

1. 隣家への直接的な交渉

まずは、隣家に直接、騒音問題について相談することをお勧めします。穏やかな言葉で、騒音で困っていることを伝え、解決策を一緒に探る姿勢を示すことが大切です。

2. 管理会社への相談

隣家との交渉がうまくいかない場合、または隣家が対応してくれない場合は、マンションの管理会社に相談しましょう。管理会社は、騒音問題の仲介や、隣家への指導を行うことができます。

3. 専門家への相談

管理会社への相談でも解決しない場合は、騒音測定の専門業者に相談し、客観的なデータに基づいて対応を検討しましょう。専門業者は、騒音レベルを正確に測定し、騒音源の特定や対策方法を提案してくれます。

4. 遮音対策の実施

専門家のアドバイスに基づき、ベランダに適切な遮音対策を実施しましょう。石膏ボードだけでは不十分な場合が多いので、吸音材や防振材の併用、場合によっては二重窓の設置なども検討する必要があります。

インテリアとの調和

遮音対策のための壁や吸音材は、インテリアの一部としてデザインに取り入れることも可能です。例えば、グレーの石膏ボードに木製の棚を取り付けたり、吸音効果のあるカーテンやファブリックパネルを使用したりすることで、機能性とデザイン性を両立できます。

インテリアと騒音対策の両立

騒音対策は、快適な生活空間を確保するために不可欠です。しかし、対策のための工事や設置物が、インテリアの雰囲気を損なう可能性もあります。そこで、以下のような工夫で、インテリアとの調和を目指しましょう。

グレーを基調とした空間

グレーは、落ち着きと上品さを与える色です。騒音対策で設置した壁や吸音材の色をグレーに統一することで、インテリアに自然と溶け込む空間を作ることができます。グレーのカーテンやクッションなどを加えることで、より洗練された空間を演出できます。

機能性とデザイン性を兼ね備えたアイテム

遮音カーテンや吸音パネルは、機能性だけでなく、デザイン性も重視して選びましょう。様々なデザインや素材のものが販売されているので、お部屋のインテリアに合うものを選べば、騒音対策とインテリアの両立が可能です。

植物を取り入れて癒やしの空間を

観葉植物は、騒音を吸収する効果があると言われています。また、緑は心を落ち着かせ、リラックス効果も期待できます。ベランダや室内に観葉植物を置くことで、騒音対策と癒やしの空間作りを両立できます。

まとめ

隣家の室外機騒音問題は、放置すると精神的なストレスや健康被害につながる可能性があります。早めに対策を講じることで、快適な生活を取り戻しましょう。専門家への相談を積極的に行い、適切な解決策を見つけることが重要です。インテリアとの調和も意識することで、より快適な空間を実現できるはずです。

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