隣家の傾斜による雨漏りトラブル!競売物件購入後の対処法

不動産トラブルについて詳しい方教えてください。昔に競売で購入した建物があります。隣は空き家なのですが古いので傾いてきて寄りかかってきました。そのせいで屋根から雨が流れて部屋に入ってきます。何とかしてもらおうと、持ち主は法務局で調べて、名前と住所はわかりました。住所はその空き家になってるし、これからどうしたらいいか途方にくれています。市役所にも相談しましたが、無駄でした。弁護士とかに頼むとダメですかね?補足:回答ありがとうございます。隣の家が傾いてきているのです。自分が買った家は何も直す所はありません。

隣家からの雨漏り、まずは状況把握と証拠集めから

競売物件を購入後、隣家の傾斜による雨漏りで困っているとのこと、大変お困りのことと思います。まずは冷静に状況を把握し、証拠を集めることから始めましょう。弁護士への相談も視野に入れつつ、段階的に解決策を探っていくことが重要です。

1. 雨漏りの状況を詳細に記録する

* 雨漏りの発生箇所を写真や動画で記録しましょう。複数枚の写真を撮り、雨漏りの状況がわかるように、日付と時刻も記録に残してください。
* 雨漏りの量や、被害の状況(壁のシミ、家具への被害など)も記録しておきましょう。
* 可能であれば、雨漏りの状況を専門業者に見てもらい、報告書を作成してもらいましょう。これは後の交渉や裁判において重要な証拠となります。

2. 隣家の傾斜状況を記録する

* 隣家の傾斜状況を写真や動画で記録しましょう。境界線との位置関係もわかるように撮影することが重要です。
* 傾斜の程度を測るために、レベルなどを使用し、数値データとして記録することも有効です。
* 近隣住民に、隣家の傾斜について証言を得られるか確認してみましょう。証言があれば、証拠として役立ちます。

3. 隣家所有者への連絡と交渉

隣家所有者への連絡は、内容証明郵便で記録を残すことが重要です。

* 内容証明郵便で、雨漏りの状況、損害状況、そして修理・補修を求める内容を丁寧に記述します。
* 写真や動画などの証拠資料も添付しましょう。
* 連絡方法、連絡先、期限などを明確に記載し、返信を求めます。
* 連絡後、相手から連絡がない場合や、連絡があっても解決しない場合は、次のステップに進みましょう。

解決策:弁護士への相談と法的措置

市役所への相談が無駄だったとのことですが、残念ながら行政が直接介入することは難しいケースが多いです。隣家所有者との交渉が難航する場合は、弁護士に相談することをお勧めします。

1. 弁護士への相談

弁護士に相談することで、以下のメリットがあります。

* 法的観点からの適切なアドバイスを受けられます。
* 隣家所有者との交渉を弁護士が代理で行ってくれます。
* 必要であれば、訴訟などの法的措置を検討できます。
* 損害賠償請求の方法についてもアドバイスを受けられます。

弁護士費用は、相談内容や弁護士によって異なりますが、初回相談は無料の弁護士事務所も多いので、まずは相談してみることをお勧めします。

2. 法的措置

交渉が成立しない場合は、以下の法的措置を検討する必要があります。

* 民事訴訟:隣家所有者に対して、修理・補修、損害賠償などを求める訴訟を起こすことができます。
* 仮処分:隣家の危険な状態を改善するために、裁判所に仮処分を申し立てることができます。例えば、傾いた部分の補強などを求めることができます。

法的措置は費用と時間がかかるため、弁護士とよく相談して、最適な方法を選択することが重要です。

予防策と今後の対策

今回のトラブルを踏まえ、今後の対策を検討しましょう。

* 定期的な建物の点検:自身の建物だけでなく、隣家の状態も定期的に確認し、異常を発見したらすぐに対応しましょう。
* 近隣住民との良好な関係:近隣住民との良好な関係を築くことで、トラブル発生時の対応がスムーズになる場合があります。
* 建物保険への加入:建物保険に加入していれば、今回の雨漏り被害に対する補償を受けられる可能性があります。

専門家の視点:不動産鑑定士の意見

不動産鑑定士の視点から見ると、隣家の傾斜は、境界確定の問題にも関わる可能性があります。境界線が曖昧な場合、隣家の傾斜があなたの土地に侵害している可能性も考えられます。そのため、境界確定のための測量を行うことも検討すべきです。

まとめ:段階的な対応で解決を目指しましょう

隣家の傾斜による雨漏りトラブルは、解決に時間がかかる可能性があります。しかし、段階的に対応することで、解決に近づけることができます。まずは状況を把握し、証拠を集め、隣家所有者と交渉を行い、それでも解決しない場合は弁護士に相談することをお勧めします。 諦めずに、一つずつ解決策を探っていきましょう。

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