隣室への音漏れ対策!ふすま2枚の部屋でできる防音対策

部屋の防音対策について。自分の部屋は親の部屋とつながっていて、ふすま2枚で区切られています。そのためふすまを開けると親の部屋って感じです。なので夜中など電話やVCをやるともろ隣の親の部屋に聞こえてしまいます。現在の対策としては、本棚やタンスを置いたりなどしているんですが、それでも少し音がもれてしまいます。音を漏れないようにするにはどうしたらよいでしょうか?工事とかはできません。お金もあまりかけられません。回答お待ちしております。

ふすま2枚の仕切りで悩む、防音対策の現状と課題

ご自宅の状況、よく分かります。ふすま2枚だけの仕切りでは、どうしても音漏れが気になりますよね。特に、電話やVCなど、声のトーンが大きくなりがちな状況では、隣室への音漏れは避けられない問題です。既存の家具による防音対策も試されているとのことですが、それでも音漏れが気になるのは、ふすま自体の遮音性能が低いことが原因です。工事や高額な費用は避けたいとのことですので、費用対効果の高い対策を検討していきましょう。

費用を抑えた効果的な防音対策:3つのステップ

工事不要、低予算で効果的な防音対策は、以下の3つのステップで実現できます。

ステップ1:遮音カーテンや厚手の布でふすまを覆う

まず、最も手軽で効果的な方法として、遮音カーテン厚手の布でふすまを覆うことをおすすめします。遮音カーテンは、専門店で販売されているもので、比較的安価なものから高性能なものまで幅広く選ぶことができます。厚手の布でも、ある程度の遮音効果が期待できます。カーテンや布を選ぶ際には、生地の厚さ密度に注目しましょう。厚く、密度が高い生地ほど遮音効果が高くなります。

具体的には、遮音カーテンをふすま全体に掛けて、さらにその上に厚手のカーテンやブランケットなどを重ねることで、より効果を高めることができます。

ステップ2:吸音材を活用して音を吸収する

遮音カーテンだけでは不十分な場合は、吸音材を活用しましょう。吸音材とは、音を吸収して反射を防ぐ素材のことです。様々な種類がありますが、手軽に手に入りやすいものとしては、以下のものが挙げられます。

  • 防音マット:床に敷くことで、床からの音の反射を抑えます。特に、硬い床材の場合は効果的です。
  • 吸音パネル:壁に貼ることで、壁からの音の反射を抑えます。デザイン性の高いものも販売されているので、インテリアにも馴染ませやすいでしょう。
  • 厚手のカーペットやラグ:床に敷くことで、防音マットと同様の効果が期待できます。デザインや素材も豊富なので、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
  • 卵パック:手軽に入手できる材料として、卵パックを活用する方もいます。ただし、効果は限定的であり、見た目の問題もありますので、あくまで補助的な対策として考えてください。

これらの吸音材を、ふすまの周囲や壁に配置することで、音の反射を減らし、音漏れを抑制することができます。

ステップ3:家具の配置を見直す

既に本棚やタンスを配置されているとのことですが、家具の配置を見直すことで、さらに効果を高めることができます。

  • ふすまの前に家具を配置する:ふすまの前に本棚やタンスなどの家具を配置することで、音の直進を遮断する効果があります。ただし、家具の大きさや配置によっては、かえって音が共鳴することがあるので注意が必要です。
  • 家具の背面に吸音材を貼る:家具の背面に吸音材を貼ることで、家具の裏側から音が漏れるのを防ぎます。特に、背の高い家具の裏側に吸音材を貼ることで効果的です。
  • 間仕切りとして活用する:本棚やパーテーションなどを活用して、ふすまの前に追加の仕切りを作ることで、より効果的な防音対策となります。

家具の配置は、音の伝わり方にも影響するため、様々な配置を試して、最も効果的な配置を見つけることが重要です。

専門家のアドバイス:音響設計の基礎知識

音漏れ対策においては、遮音吸音の両方の対策が重要になります。遮音は音を遮断すること、吸音は音を吸収することです。ふすまは遮音性能が低いので、遮音カーテンなどで遮音性を高め、同時に吸音材で音を吸収することで、効果的な防音対策が実現します。

まとめ:費用を抑えつつ、効果的な防音を実現する

工事不要、低予算でできる防音対策をご紹介しました。これらの方法を組み合わせることで、より効果的な防音対策を実現できます。まずは、手軽にできる遮音カーテンや厚手の布からの導入をおすすめします。それでも効果が不十分な場合は、吸音材の活用や家具の配置を見直すことで、さらに効果を高めることができます。

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