隣室のピアノの音は聞こえる?鉄筋マンションでの防音対策と家具配置

ご意見をお聞きしたいです。いま引っ越しを考えています。現在1Kのお部屋をミニミニさんで見せて貰い申込書を提出する所までしました。その物件は10帖・鉄筋・女性限定・楽器可(深夜12時まで)の物件で私が入居を申し込みした部屋のお隣りはピアノを持ってるらしいです。私はピアノや楽器類は引かないのですが、今済んでる家が木造で隣人の人が煩いので引っ越しを考えてます。鉄筋だから平気と思って申し込みしたんですが、鉄筋でもピアノの音はやはり煩いのでしょうか?補足ちなみに角部屋でTVのコンセントは隣の部屋側にあるのでソファーやベッドを道路側に置けば解消するのかな?と考えてるのですが、どうでしょうか?

鉄筋マンションでもピアノの音は聞こえる?

鉄筋コンクリート造のマンションは、木造に比べて遮音性が高いとされていますが、ピアノの音、特に低音域はしっかり聞こえてくる可能性があります。完全に防音されているわけではないため、隣室からのピアノの音で気になるレベルになるケースも少なくありません。

特に、深夜12時まで楽器演奏が許可されている物件の場合、演奏時間によっては生活に支障をきたす可能性も十分に考えられます。 「鉄筋だから大丈夫」と安易に考えてしまうと、後々後悔する可能性があるため、十分な注意が必要です。 防音性能は建物の構造だけでなく、壁の厚さや材質、窓の種類などにも影響を受けます。 ミニミニさんを通して物件を選んだとのことですが、物件の防音性能について、不動産会社に改めて確認することを強くお勧めします。

具体的な防音対策

もし、入居後にピアノの音で悩まされることになった場合、いくつかの防音対策を検討できます。

1. カーテンやラグなどの吸音材を活用する

カーテンやラグ、カーペットなどの布製品は、音を吸収する効果があります。厚手の遮音カーテンや、防音効果のあるラグなどを活用することで、音の反響を抑え、騒音を軽減できます。 特に、遮音カーテンは、窓からの音の侵入を防ぐのに効果的です。様々なデザインや素材があるので、インテリアにも合うものを選びましょう。

2. 家具の配置を見直す

家具の配置を変えることで、音の伝わり方を調整できます。例えば、ピアノの音源に近い壁に、本棚やソファなどの大型家具を配置することで、ある程度の遮音効果が期待できます。 質問者様がおっしゃるように、テレビのコンセントの位置を考慮し、ソファやベッドを道路側に配置することで、ピアノの音を軽減できる可能性があります。しかし、完全に防音できるわけではないことを理解しておきましょう。

3. 防音グッズの活用

市販されている防音グッズを活用するのも有効です。防音マット、防音シート、防音パネルなど、様々な製品があります。これらのグッズは、壁や床に設置することで、音の伝達を抑制する効果があります。特に、壁と床の間に隙間がある場合は、防音マットなどを敷くことで効果を発揮します。 ただし、効果は製品によって異なるため、事前に口コミやレビューなどを確認することをおすすめします。

4. 専門業者への相談

上記の方法で改善が見られない場合は、防音工事専門業者に相談しましょう。専門業者は、建物の構造や音の状況を分析し、最適な防音対策を提案してくれます。費用はかかりますが、効果的な対策を講じることができます。

角部屋とTVコンセントの位置

角部屋であることは、ある程度の防音効果が期待できますが、絶対ではありません。 TVコンセントの位置が隣の部屋側にあるため、ソファやベッドを道路側に配置するというアイデアは有効です。 しかし、ピアノの音は壁や床を伝わって広がるため、完全に解消できる保証はありません。 家具の配置は、あくまで補助的な対策として考えてください。

不動産会社への確認事項

物件を決める前に、不動産会社に以下の点を必ず確認しましょう。

  • 建物の防音性能について具体的な数値データ(遮音等級など)の提示を求める。
  • 隣室の居住者の演奏頻度や時間帯について確認する。
  • 騒音トラブル発生時の対応について確認する。
  • 契約書に防音に関する特約事項がないか確認する。

これらの情報を事前に確認することで、入居後のトラブルを最小限に抑えることができます。

専門家の意見

建築音響の専門家によると、「鉄筋コンクリート造であっても、隣室からのピアノの音は完全に遮断することは難しい。特に低音域は伝わりやすい。建物の構造だけでなく、壁や床の材質、窓の種類なども影響する。」とのことです。 「鉄筋だから大丈夫」という考えは危険であり、具体的な防音性能を確認することが重要です。

まとめ

鉄筋マンションであっても、隣室のピアノの音は聞こえる可能性があります。 引っ越しを検討する際には、建物の防音性能をしっかり確認し、必要に応じて防音対策を講じる必要があります。 不動産会社との丁寧なコミュニケーション、そして、様々な防音対策を組み合わせることで、快適な生活空間を確保しましょう。 今回のケースでは、入居前にしっかりと確認することが重要です。 後悔しない選択をしてください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)