隣室からの騒音と薄すぎる壁…賃貸物件での騒音問題と解決策

テレビを見ていると隣の部屋に住む人が何かを壁に投げつけてきます。 これは完全に騒音認定されてますよね? テレビはビエラで音量が10前後なのでそんなにうるさくないはずなのですが、壁が薄すぎるのでしょうか? 隣の人が大声で電話すると内容は完全に捉えられないのですが雰囲気はわかってしまいます(怒っているとか) 正直、こちらは相手が大声で電話しても我慢しているのにテレビを見ているだけで嫌がらせされて精神的に削られています。 4月に引っ越してきたばかりで2年契約なのですが、引っ越したい気分です。 こういう物件は物件として許されるのでしょうか?また引っ越したほうがいいのでしょうか? 学生ですので金銭的には厳しいです。 ちなみに学生だからと言って友達と騒いでいることはありません、友達がいないです! 補足 テレビは20センチくらい離してます。 壁がコンクリートブロックを数十個重ねて、セメントをブロックの接着剤として使ったようなものでクロスをはっていない部分があります、これのせいでしょうか

騒音問題:隣室からの衝撃音と生活音

賃貸住宅で隣室からの騒音に悩まされているとのこと、大変お辛い状況ですね。 テレビの音量10程度では通常、騒音とはみなされません。しかし、壁に物を投げつける行為や、隣室からの生活音が明確に聞こえる状況は、明らかに騒音問題として捉えるべきです。特に、壁に物を投げつける行為は、故意の騒音行為であり、許されるものではありません。 壁の構造(コンクリートブロック積み、クロス未施工部分)も、騒音問題の一因となっている可能性が高いです。コンクリートブロックは、遮音性が高いとは言い切れません。特に、セメント接着のみでクロスが貼られていない部分は、音の伝達経路となりやすいのです。

騒音の種類と法的根拠

騒音には、大きく分けて「空気伝搬音」と「固体伝搬音」があります。

* 空気伝搬音:話し声、テレビの音、音楽など、空気を媒体として伝わる音。
* 固体伝搬音:物体の振動によって伝わる音。今回のケースでは、壁を叩く音や、隣室の足音などが該当します。

今回のケースでは、壁に物を投げつける行為は固体伝搬音、大声での電話は空気伝搬音、そしてテレビの音も状況によっては空気伝搬音として認識される可能性があります。 これらの騒音は、民法上の「迷惑行為」に該当する可能性があり、家主に対して改善を求めることができます。また、状況によっては、騒音規制法にも抵触する可能性があります。

賃貸物件における騒音問題への対処法

まずは、冷静に状況を把握し、段階的に対処していくことが重要です。

1. 証拠の確保

騒音被害を立証するために、以下の証拠を確保しましょう。

  • 日時:騒音が発生した日時を記録
  • 内容:騒音の内容(例:壁を叩く音、大声での電話、物体の落下音)を具体的に記述
  • 状況:騒音発生時の状況(例:時間帯、自分の行動)を記録
  • 録音・録画:可能な範囲で騒音を録音・録画する(ただし、プライバシーに配慮し、相手を特定できるような情報は避ける)。

これらの記録は、後々の交渉や訴訟において重要な証拠となります。

2. 管理会社・家主への連絡

証拠を元に、管理会社または家主に状況を説明し、騒音問題の解決を求めましょう。 具体的な内容は以下の通りです。

  • 発生日時、騒音の内容を具体的に説明する
  • 騒音による精神的な苦痛を訴える
  • 騒音の改善を求める
  • 改善が見られない場合の対応(引っ越し費用負担など)について相談する

この際、感情的にならず、冷静に事実を伝えることが重要です。 メールで連絡を取り、証拠となる記録を添付しておくことも有効です。

3. 隣人との直接交渉(慎重に)

状況によっては、隣人との直接交渉も検討できますが、安全を確保した上で、第三者の立ち会いのもとで行うことをお勧めします。 感情的な対立を避けるため、冷静に事実を伝え、改善を求めるようにしましょう。

4. 専門家への相談

管理会社や家主への連絡、隣人との交渉で解決しない場合は、弁護士や司法書士に相談することを検討しましょう。 専門家のアドバイスを受けることで、適切な対応策を講じることができます。 法律相談は、多くの自治体で無料または低料金で提供されている場合があります。

引っ越しについて

2年契約とはいえ、精神的な健康を損なうような状況では、引っ越しも検討すべきです。 経済的な負担は大きいですが、健康を優先することも重要です。 家主との交渉において、引っ越し費用の一部負担を交渉できる可能性もあります。

インテリアと騒音対策:防音対策

騒音問題を解決するため、インテリアの観点からも防音対策を検討できます。

遮音カーテン

窓からの騒音対策として、遮音カーテンの設置が有効です。厚手の遮音カーテンは、外部からの騒音を軽減する効果があります。

防音マット

床からの騒音対策として、防音マットを敷くことで、足音などの振動を吸収する効果があります。

壁掛け収納

壁に収納棚を取り付けることで、壁の振動を吸収し、騒音を軽減する効果が期待できます。ただし、賃貸物件の場合は、事前に家主の許可を得る必要があります。

まとめ

賃貸住宅での騒音問題は、非常にストレスフルな状況です。しかし、適切な対応を取ることによって、解決への道筋が見えてきます。 まずは証拠を確保し、管理会社や家主への連絡、そして必要に応じて専門家への相談を検討しましょう。 自分の権利を主張し、快適な生活を取り戻すために、諦めずに対応していくことが大切です。

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