隣室からのベランダ侵入と住居侵入罪:法的責任と解決策

隣の部屋の住人にベランダに侵入されました。住居侵入罪だけでは起訴は不可能でしょうか? 先日の夜寝ている最中に、7階建てアパートの5階の自室ベランダ(隣部屋とは突き破れる壁で区切られています)に隣の住民がベランダから一度外に身を乗り出してからこちら側のベランダに侵入、さらに鍵の開いていたベランダの引き戸をあけ中をライトで照らしのぞかれるということがありました。 最初は隣の人と思わず、すぐに警察に通報、現場検証をし、指紋を採取、被害届を書き、警察とはここで別れましたが 念のために隣の住民にも事情聴取をしていてくださったようで、最初は隣人も知らないと言っていたものの、警察の方が帰ろうとした際に自白したようです。 本人の言い分では洗濯物が飛んでいったので取りにわたしのベランダに侵入したとのことで、もう3月に大学を卒業し、県外に就職するので謝罪だけですませて欲しいとのことで警察も不起訴になる可能性が高いだろうということでした。 やはり警察の方がいう通り不起訴になるのでしょうか? また引っ越しも考えていますがその金額だけでも払ってもらうことは不可能なのでしょうか?補足親御さん、学校側には既にお話は通っているようです。謝罪をしたいという旨は警察の方からお電話で聞きました。

住居侵入罪と不起訴の可能性

ご自宅のベランダへの侵入は、明らかに住居侵入罪に該当する可能性が高い行為です。住居侵入罪とは、人の住居に無断で侵入した際に成立する犯罪です。今回のケースでは、隣室の住民が、あなたの意思に反してベランダから侵入し、室内を照らしたという事実があります。これは、住居の平穏を著しく侵害する行為であり、犯罪として処罰される可能性があります。

しかし、警察が不起訴の可能性が高いと述べているように、必ずしも起訴されるとは限りません。不起訴となる要因としては、以下の点が考えられます。

  • 加害者の年齢と反省の態度:大学卒業間近で就職も決まっている若者であり、事件後、自白し謝罪の意思を示している点。
  • 動機が比較的軽微:洗濯物が飛んだという動機は、悪意のある侵入と比較すると軽微と判断される可能性があります。故意性や悪質性が低いと判断される可能性がある。
  • 初犯であること:過去に同様の犯罪歴がないことも、不起訴判断に影響を与える可能性があります。
  • 被害の程度:物的被害が軽微であることも考慮されます。ただし、精神的なショックは無視できません。

検察官は、これらの点を考慮し、起訴するか否かを判断します。不起訴になる可能性は高いものの、必ずしも保証されているわけではありません。

引っ越し費用請求の可能性

引っ越し費用を請求できるかどうかは、民事上の損害賠償請求となります。刑事事件の不起訴とは別の話です。

  • 損害賠償請求の根拠:不法行為に基づく損害賠償請求が考えられます。隣室の住民の行為によって、あなたが精神的な苦痛を受け、引っ越しを余儀なくされた場合、その費用を請求できる可能性があります。
  • 因果関係の証明:請求するには、隣室の住民の行為とあなたの引っ越しとの間に因果関係があることを証明する必要があります。侵入事件が直接的な原因で引っ越しを決意したことを示す証拠(医師の診断書、引っ越し業者との契約書など)を準備することが重要です。
  • 損害額の算定:引っ越し費用だけでなく、精神的苦痛に対する慰謝料も請求できます。損害額は、引っ越し費用、荷造り費用、新しい住居の敷金礼金、その他引っ越しに伴う費用などを含めて算定します。具体的な金額は、引っ越し先の状況や、精神的苦痛の程度によって異なります。
  • 示談交渉:まずは、隣室の住民とその親御さん、または学校側と示談交渉を行うことをお勧めします。弁護士に相談し、示談交渉をサポートしてもらうのも有効な手段です。示談が成立すれば、裁判を行う必要がなく、迅速に解決できます。
  • 裁判:示談が成立しない場合は、裁判で損害賠償を請求できます。裁判では、証拠を提示し、あなたの主張を裁判官に納得させる必要があります。裁判は時間と費用がかかりますが、正当な権利を主張する有効な手段です。

専門家への相談

今回のケースは、刑事事件と民事事件が絡み合う複雑な問題です。弁護士に相談することで、法的リスクを的確に評価し、最適な解決策を見つけることができます。弁護士は、不起訴の可能性、損害賠償請求の可能性、示談交渉の方法などについて、専門的なアドバイスを提供してくれます。

グレーインテリアを取り入れた安心空間の提案

今回の事件で、ご自宅の安全性が脅かされたと感じていることと思います。インテリアの観点から、安心感を高める空間づくりを提案します。グレーは、落ち着きと安心感を与えてくれる色です。グレーを基調としたインテリアは、精神的な安定をもたらし、リラックスできる空間を演出します。

グレーインテリアで安心感を高めるポイント

* 壁の色:薄いグレーのクロスを使用することで、部屋全体が優しく穏やかな雰囲気になります。
* 家具:グレーのソファやベッド、カーテンなどを配置することで、統一感と落ち着きのある空間を演出できます。
* 照明:間接照明を効果的に使用することで、リラックス効果を高め、防犯面でも安心感が得られます。
* 防犯対策:ベランダの鍵の強化、防犯カメラの設置なども検討しましょう。

グレーのインテリアは、モダンで洗練された雰囲気を演出するだけでなく、精神的な安定をもたらし、安心感を与えてくれる効果があります。今回の事件をきっかけに、より安全で快適な住空間を築き上げてください。

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