隣室からのエアコン室外機振動騒音問題と引越しに関するQ&A

隣人と下階のエアコンの室外機の振動が壁に伝わってくる重低音が酷く眠れません。今月からアパートに引っ越しました。2階の角部屋です。問題は隣人と下階のエアコンの室外機の音です。室外機の振動が壁に伝わってくる重低音(低周波?)が酷く眠れません。「ウォンウォン」と響き頭が痛くなってきます。管理会社に話すも「故障が無いので対応は…」と言われました。生活するにはあまりにも苦痛なので、住み始めて1か月も経っていませんが引越しを検討しています。この際、仲介手数料や敷金、礼金等は返金されないのでしょうか?また市の生活相談等に相談するべきでしょうか?あまり損害を出さずに引越し等をしたいと思っています…皆様のアドバイスをお願い致します。補足エアコンはアパートの付属品です。とりあえず管理会社に現状を報告してオーナーと対策するか否かを相談していただくことになりました。対策されなければ引っ越すつもりです。対策してもらっても変わらなければ引っ越しせざるを得ませんが。

騒音問題:エアコン室外機の低周波振動と対処法

アパートの隣室や下階からのエアコン室外機の低周波振動による騒音で、睡眠障害に悩まされているとのこと、大変お辛い状況ですね。 まず、管理会社に相談されたとのことですが、「故障がない」という理由で対応を拒否されたのは残念です。 しかし、故障がなくても、低周波振動による騒音は、居住環境上の問題として認められる可能性があります。

低周波振動騒音の特徴と影響

低周波音は、人間の耳には聞こえにくい、または聞こえなくても身体に影響を与える振動音です。エアコン室外機の振動は、壁や床を伝わって部屋に響き渡り、特に夜間は不眠や頭痛、吐き気などを引き起こす可能性があります。 「ウォンウォン」という表現からも、低周波振動による騒音である可能性が高いです。

具体的な対策と管理会社への対応

管理会社は、騒音問題に対して責任を負います。現状では、管理会社は対応を拒否していますが、以下の点を踏まえて再度交渉することをお勧めします。

  • 専門業者による騒音測定の実施を要求する:低周波音は測定が難しいですが、専門業者に依頼して騒音レベルを測定してもらうことで、客観的なデータに基づいて交渉できます。測定結果によっては、騒音レベルが許容範囲を超えていると判断され、対策が義務付けられる可能性があります。
  • 具体的な対策案を提示する:騒音測定の結果を元に、具体的な対策案を提示しましょう。例えば、
    • 室外機の防振ゴムの交換
    • 室外機設置場所の変更
    • 防音壁の設置
    • 室外機の稼働時間制限

    などです。 これらの対策は、費用がかかる可能性がありますが、居住者の健康被害を考慮すれば、オーナーが負担すべき費用です。

  • 書面でのやり取りを記録する:管理会社とのやり取りは、すべて書面で残しましょう。メールや手紙で、問題点、要求事項、対応状況などを記録しておけば、後々の証拠となります。
  • 証拠となる資料を集める:騒音発生日時、騒音レベル(可能な範囲で)、身体への影響などを記録した日記や、騒音の録音(可能な範囲で)なども証拠として有効です。騒音計アプリなどを活用するのも良いでしょう。

それでも解決しない場合

管理会社との交渉がうまくいかず、騒音問題が解決しない場合は、以下の方法を検討しましょう。

  • 弁護士への相談:弁護士に相談することで、法的措置を含めた対応策を検討できます。専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な交渉を進めることができます。
  • 自治体への相談:お住まいの自治体の生活環境課や環境保全課などに相談しましょう。自治体によっては、騒音問題に関する相談窓口があり、専門家のアドバイスや仲介を受けることができます。
  • 賃貸借契約の解除:騒音問題が解決しない場合、賃貸借契約を解除し、引っ越しを検討することもできます。この場合、損害賠償請求の可能性も検討しましょう。 契約書をよく確認し、専門家に相談することをお勧めします。

引越しに伴う費用:仲介手数料、敷金、礼金

引っ越しを検討されているとのことですが、仲介手数料、敷金、礼金の返還については、契約内容によって異なります。

仲介手数料

仲介手数料は、通常、返還されません。契約書に特段の条項がない限り、すでに支払済みの仲介手数料は返還請求できません。

敷金・礼金

敷金と礼金の返還についても、契約内容によって異なります。

  • 敷金:敷金は、お部屋の原状回復費用に充当されます。 今回の騒音問題が、アパート側の責任であると認められれば、敷金の返還請求、もしくは騒音対策費用への充当を要求できる可能性があります。 ただし、契約書に明記されている範囲内での原状回復費用が差し引かれます。
  • 礼金:礼金は、通常、返還されません。契約書に特段の条項がない限り、礼金の返還請求は難しいでしょう。

損害を最小限に抑えるために

引っ越しに伴う損害を最小限に抑えるためには、以下の点に注意しましょう。

  • 契約書をよく確認する:契約書に記載されている条項をよく確認し、専門家に相談することで、権利を主張できる可能性を高めることができます。
  • 証拠をしっかり残す:騒音問題に関する証拠(騒音測定結果、管理会社とのやり取りの記録など)は、今後の交渉や裁判において非常に重要です。しっかりと保管しておきましょう。
  • 専門家に相談する:弁護士や不動産会社などに相談することで、適切なアドバイスを受けることができます。

インテリアと騒音対策:快適な空間づくりのためのヒント

騒音問題から解放され、快適な空間を作るために、インテリアにも工夫を取り入れることができます。

遮音性の高いカーテンやラグ

厚手の遮音カーテンや、防音効果のあるラグなどを活用することで、騒音を軽減することができます。 特に、低周波音は、壁や床だけでなく、窓や床からも侵入してきますので、これらの対策は有効です。

家具の配置

家具の配置も、騒音対策に役立ちます。 例えば、壁際に本棚やソファを配置することで、壁からの振動を吸収する効果が期待できます。 また、部屋の形状に合わせて家具を配置することで、音の反響を抑えることも可能です。

色の効果

グレーは、落ち着いた雰囲気を作り出し、リラックス効果も期待できます。 騒音に悩まされている状況では、精神的なストレスを軽減するために、リラックスできる色のインテリアを選ぶことが重要です。 グレーを基調としたインテリアは、静寂で落ち着いた空間を演出するのに最適です。

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