隣人トラブルとアパートの騒音問題:解決策と予防策

近隣トラブルの相談 よくあることだとは思うのですが、怖いので相談です。現在、私は割りと家賃の安いアパートに住んでおります。安いだけあって壁が大変薄く、となりの住民の声なども聞こえてきてしまいます。私のとなりに住んでいるのは、大家さんの弟夫婦だったのですが、ご主人が他界され、現在は要介護の奥様をその息子さんが診てる状況でした。しかし、その息子さんはかんしゃく持ちなことと、介護のストレスからよく怒鳴り声を発していました。あまりにも怒鳴って外や私の部屋にも聞こえるので、弟夫婦の部屋を直接訪問して言いました。実は、これで2回目です。すると、息子がイライラマックスの状況だったので、私に怒鳴ってきました。私も、頭にきたので怒鳴りかえしました。しかし、らちがあかないと思ったことと、今後このような状況がまた起きると思い、いったん部屋に戻り、警察を呼ぶ形となりました。奥様には泣きつかれましたが…。ここで、皆様にご相談なのですが、① 木造アパートだったので、それなりに壁は薄いので生活音などは仕方ないですが、事件でも事故でもないので今後、怒鳴り声が聞こえても私が我慢すれば良いのでしょうか?② 私は過剰に反応しすぎでしょうか?相手が大家さん家族なので苦情は不動産屋さんを通しても意味ないと思い、警察を呼びました。③ 息子には「いちいち人の家のことに首つっこむな!」と怒鳴られました。もし、解決方法で「私が出て行く」という選択肢をせまられた場合、何もお金など入ってきませんかね?本来、私自身他人に全く興味が無く深く関わらない主義ですが、日常茶飯事的に息子が怒鳴って、私が家にいるとき筒抜けです。普通の人だと、怖くて言いには行かないでしょうが、実は私自身、実家の家族にかんしゃくもちがおり、怒鳴られてもあまり怖くなく言い返せます。しかし、今回全く他人なのでもし息子が逆上したらどうしようというカンジで、その部分は怖いです。法的な解決、もしくは息子をストレスから解放する方法はありますか?

隣人トラブル:我慢すべきか、行動すべきか?

ご質問にあるような隣人トラブルは、非常に悩ましい問題です。特に、大家さん家族が関係している場合は、対応に迷うのも当然です。まず、①木造アパートの薄壁による生活音と、隣人の怒鳴り声は別問題です。生活音は、ある程度の範囲で我慢する必要がありますが、隣人の怒鳴り声は、明らかに迷惑行為であり、我慢する必要はありません。 事件や事故に発展する前に、適切な対応をとることが重要です。

あなたの対応は過剰反応ではなかった

②あなたの対応は過剰反応ではありませんでした。 2度も直接注意しているにも関わらず、改善が見られない状況で、警察を呼ぶのは適切な判断です。警察への通報は、状況証拠を残すという意味でも有効です。相手が大家さん家族だからと遠慮する必要はありません。警察は、状況を把握し、適切なアドバイスや対応をしてくれます。

「いちいち人の家のことに首つっこむな!」への反論

③「人の家のことに首つっこむな!」という発言は、問題の所在をすり替えようとする発言です。 騒音は、あなたの家の問題ではなく、隣人の問題です。あなたの対応は、正当な苦情であり、決して「首つっこむ」行為ではありません。

解決策:具体的なステップ

では、具体的な解決策をステップごとに見ていきましょう。

ステップ1:警察への相談を継続する

まずは、警察への相談を継続することが重要です。警察は、騒音問題への対応に慣れています。状況を詳しく説明し、記録を残してもらうことで、今後の対応に役立ちます。警察が介入することで、隣人への抑止力にもなります。

ステップ2:証拠集め

騒音の証拠を集めることも重要です。スマートフォンで録音したり、騒音発生日時を記録したりすることで、客観的な証拠となります。ただし、プライバシーに配慮し、室内での録音は避けるべきです。

ステップ3:賃貸借契約書を確認する

賃貸借契約書を確認し、騒音に関する条項がないか確認しましょう。騒音に関する規定があれば、それを根拠に大家さんや不動産会社に相談できます。

ステップ4:大家さんへの相談(不動産会社経由)

大家さんへの相談は、直接ではなく、不動産会社を通じて行うのが賢明です。不動産会社は、大家さんとあなたの間に入り、交渉を円滑に進める役割を果たしてくれます。大家さん家族とはいえ、賃貸物件における騒音問題は、大家さんの責任でもあります。

ステップ5:専門家への相談

状況が改善しない場合、弁護士や司法書士などの専門家に相談することを検討しましょう。専門家は、法的観点から適切なアドバイスや対応策を提案してくれます。

「私が出て行く」という選択肢と、その際の権利

もし、「出て行く」という選択肢を迫られた場合、必ずしも何もお金が入ってこないわけではありません。 賃貸借契約の内容や、騒音問題が家主の責任であるかどうかによって、損害賠償請求できる可能性があります。具体的には、引っ越し費用、精神的苦痛に対する慰謝料などを請求できる可能性があります。専門家に相談することで、あなたの権利を主張することができます。

息子さんのストレス軽減へのアプローチ

息子さんのストレス軽減については、直接介入することは難しいですが、大家さんや不動産会社を通じて、介護サービスの利用を提案するなど、間接的に支援できる可能性があります。介護の負担軽減は、騒音問題の解決にもつながる可能性があります。

まとめ:積極的な対応で解決を目指しましょう

今回のケースでは、あなたの対応は適切であり、過剰反応ではありませんでした。しかし、今後の対応としては、警察への相談、証拠集め、大家さんへの相談(不動産会社経由)、そして専門家への相談というステップを踏むことで、より効果的に問題解決に臨むことができます。 騒音問題は、放置すると悪化し、精神的な負担も大きくなります。積極的に対応することで、あなた自身の安心と安全を守り、問題解決への道を切り開きましょう。

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